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ねえプーチン
プーチンったらあ
何考えてるのお?
恐い顔してえ
どうしちゃったのよう?
隠してもむううだっ
あたし分かってるもん
ヤヌコのことでしょ
あの人のことで頭一杯なのよ
何故 ....
今でも憎しみの気持ちを持っている。
8年前おれたちの生活を破壊した医者に。
奴は、手術が失敗する確率は1%
はっきりそう言い切った.
だからおれたちは手術を決めた。
おまえの右前頭葉にできた ....
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って

一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる

瞬く間に置いてゆかれない生 ....
ここでは白が
もっとも偉いのです
声は聞こえても
結局は沈黙で
銀色の道具たちが
活躍します

わたしについて
ほんとうに想ってくれているのか
これっぽっちも想ってくれていないのか
 ....
頭が拒否する
この世界で「幸せ」などについて
考えることを

身体が拒否する
この世界に「希望」などを探しに
出掛けていくことを

拒否とは何だ
何に対する拒否だ

頭はそうか
 ....
  たましいだけに
  なったものたちが
  幾千もの
  透明な指になって
  舟に乗り
  たどりついた
  砂丘の上に
  さざなみのような
  じゅもんを描いてゆく

祈り ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り

誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ

更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ

突然
マグカップの持ち手が&#25445 ....
逃げ出す夜に手錠をかける デルフィニウムの花に一枚不具あり、咲く 同じ様な微生物の働きでも
分解された有機物が
人間に有益であれば醗酵で
有益でなければ腐敗だなんて
いいかげんなもんだ

森の倒木は腐敗して土になる
これは人間にとって有益でないのか
 ....
雨を轢く車の音が
電話の呼び出し音の行間に
打ち寄せてくる

湿り気を帯びたルーチンワークは
未だ真綿に包まれた意識の中

縋りつくように盗み見る
スマホには温度の無い文字列と
 ....
晴れでも
雨でも
ころころころがす

かど取れて
かなは
ようよう丸くなる

わずらうことなく
かなは
ふくふく育つ

カナころがし
という
虫がいる
抽象的であればある程
現実に在る真実を
言い当てようとすればする程
日常の当り前の暮らしを

問う

特別な感性を口にすることが理解できない者を
排除する傲慢で哲学的な趣をこらした風体 ....
真実を叫ぶ口に口内炎 首の短いキリンに傘をさす アンネの日記がやぶられる

それを世間は心配している

死んだらどうなるのだろう

それをぼくは心配している


日記を勝手に読まれても

平気になってしまうのだろうか

日 ....
灰になって
二酸化炭素になって
NOxになって
SOxになって
PM2.5や
温暖化や
酸性雨に
荷担するくらいなら
土の中でミミズの餌になりたい
命の糧としてこの土に戻りたい
土 ....
シロクマの
故郷と隔たるところに
わたしは住んで
いて

シロクマの故郷と
隔たらぬところに
わたしは住んで
いる



ニホンオオカミが
絶えてしまった時代に
わ ....
     しっとりと触れた手が濡れるのは初めてではないと思い、
     しっとりと崩れた顔中は歌を唄い始めるのだと唄歌い。

                 僕は僕たちは人形なので、
   ....
手近な男とくっついちゃって
あたしもヤキがまわったかなあと
それが照れ隠しなのは
彼女の顔を見たらわかる

手近な言葉
ありふれた言葉
黒板消しで拭くたびに
私の屋根に白いチョークの粉 ....
三月になったらアイツが帰ってきた
どんなにこっそりと帰ってきても
私の鼻はおまえを嗅ぎつける

ハークション!

うわっ 花粉が飛んでる
しかもPM2.5と黄砂という
チャイナの友 ....
地中深く眠る鉱石を
掘り出して
パカッと割ったら
紫色の透明な石が詰まっていた

その美しい紫の石は
小さく小さく刻まれて
首飾りや指輪に加工されて
世界中の女性たちを飾っている

 ....
海の水をふるい落として
陸にかたむいた者たちが

熱にかわいて
石くれにうずもれていく

やがて誰かに掘り出されるまで
かれらは 海の夢を見ている

かれらの
海の後遺症は消えない ....
夕陽へ向かう電車の中、女の手を見ていた。

窓際に座る、若い女の手だった。

「今さっき月を砕いてきたの」と手は語った。

それほど、白く、強く、内側から光っていた。

青い血管は、空 ....
 
空をいくど見上げてきたことか

お天道さまが恋しくて

春まできっと見上げる、恋しくて


 
輝く星に深酒させられる ひとつ、仮面の男は追いはぎだ
あなたが逃げれば追いかける
果てまで追いきりゃ皮をはぐ顔をはぐ
耐えぬいたなら次は蒼

ふたつ、片手の女は招き屋だ
あなたと話せばまた一人
骨まで愛でらりゃ ....
女の幸せ
玉の輿
祖母から母へと受け継がれ
夢に描くは昔も今も
宮廷貴族のおこしいれ

こしもと 従者も引き連れて
合奏酒肴の花の饗宴
長持ち牛車
嫁入り道具も豪華絢爛

十二単 ....
雛人形は海を渡らない

「今日は雛祭りよ」
「雛祭りってなあに?」

童話を聞かせるように
雛祭りの話を聞かせる

「ふ〜ん」
それはまるで 
おとぎ話よりも遠い世界のお祭りごと
 ....
多次元の宇宙と添い寝すると
私の足先は冷たくなるので
光の届かない宇宙の底に
いつも逃げ込んでしまう

そして誕生と死の間にある
あいまいさの霧の中に
まぎれて
満たされない欲望は
 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ウクライナ情勢2- 花形新次自由詩114-3-6
- 草野大悟 ...自由詩4*14-3-6
一人÷二人駆ける三人=一人の人間- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-3-6
入院- 弓夜自由詩4*14-3-6
闘い- 森川美咲自由詩2*14-3-6
ゴーストライト- そらの珊 ...自由詩9*14-3-6
自覚- Lucy自由詩14*14-3-6
逃げ出す夜に手錠をかける- 北大路京 ...自由詩214-3-5
白斑- フユナ自由詩4*14-3-5
醗酵と腐敗- ichirou自由詩7*14-3-5
冷たい雨- nonya自由詩20*14-3-5
かなころがし- そらの珊 ...自由詩11*14-3-5
詩人の言葉- 板谷みき ...自由詩6*14-3-4
真実を叫ぶ口に口内炎- 北大路京 ...自由詩1014-3-4
首の短いキリンに傘をさす- 北大路京 ...自由詩514-3-4
アンネの日記- 吉岡ペペ ...自由詩214-3-4
土葬志願- ichirou自由詩8*14-3-4
さまよう息吹- 千波 一 ...自由詩514-3-4
人形劇を見たいと痛みを着、行ょ銀に- なけま、 ...自由詩3*14-3-4
春という字【詩人サークル群青三月の課題「春」への提出作品】- そらの珊 ...自由詩17+*14-3-4
【_帰ってきたアイツ_】- 泡沫恋歌自由詩8*14-3-4
【_アメジスト_】- 泡沫恋歌自由詩8+*14-3-4
海のイメージ_I(2014.3)- 新嶋樹自由詩214-3-4
- ストーリ ...自由詩2+14-3-3
恋しくて- 殿上 童自由詩14+*14-3-3
輝く星に深酒させられる- 北大路京 ...自由詩3+14-3-3
<信号出来正解>- なけま、 ...自由詩1+*14-3-3
アンチ雛祭り- Lucy自由詩9+*14-3-3
雛人形は海を渡らない- 夏美かを ...自由詩18+*14-3-3
文字の向こう側- within自由詩2*14-3-2

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