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シッポを切って逃げる
簡単…でも必死

自発的な変化
エントロピーは常に増大する
生き延びるのだから場合の数は増える…
当たり前のこと

こわい夢/現実から
すんでのところで逃げ出せ ....
 親戚の家に行く時は蒸気機関車に乗り、二つ目の駅で下車した。ひたすら砂利道を歩き、途中で山道に分け入った。薄暗い山道を息を切らして登っていくと、大きな杉林のある地獄坂と呼ばれる場所があり、そこ .... どうしたら高く上がるかですか

風を読むことです
どんな風が 
どのようにふいているか
知ることです

人の顔色をうかがう風には
誠意がありません
風に乗って
高く上持ち上げら ....
言葉が実らないまま葉を落とした樹を
じっと立ち尽くして眺めていた
夕日が心を刺すかのように沈んでゆく

会いたい
、出かかったため息すら失い気味に
ひたすらに泣いている自分に気がついていた ....
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った 草木萌動
そうもくめばえいずる


厳しい季節を越えて
蓄えられてきた力が
和らぎ始めた光と風の中へ
堪え切れずにはみ出す

樹皮を突き破って
凍土を持ち上げて
命のベクトル ....
   気象予報士は淡々と予報する
    北風は円舞曲を奏でるのか
千切れ雲は遁走曲を追いかけるのか

    亀背の心細いかげを作って
   サンルームは舐められている
    おとなし ....
 1

目を瞑って
灰の砂漠を
食べていると 
こころは徐々に
ひからびて 
ちっぽけな
雲塊になって 
コトコト笑う
鳥の頭蓋に
埋め込まれる 

鳥のくさめ
いや、くし ....
鳥の姿の失せた空には
鳥のかたちの欠落がある

影が消え
言葉は失われても
羽ばたいてゆく記憶が
風車をまわす

失われた鳥の形の
風が舞う


私は
声を出せるだろうか
 ....
ちょうど自分の脳を握りつぶせないような
小ささと か弱さ

まるで自分の心臓には届かないような
もどかしさと 無情さ

おそらく
そう簡単に自分ひとりでは
終われないように
造られて ....
十一月の鐘が実を落とし
朱色の音符を齧る
冬になる前の夕焼けの子守歌

もういいかい
紅潮した頬がさらに赤みを増したのは
母に贈る感謝への気恥ずかしさ

渋くはないよね
不安げが ....
中二階の六畳間で
タンスの上の黒猫が奇妙なことをする。
長い舌を出しながら
タンスの上を転げ回るのだ。
そして突然畳の上に下りてきて
俺の目の前で長い舌を出し入れする
じっと俺の目を見つめ ....
 ああ、
 いまいましい

 言葉を捨てようとして
 夕暮れ時の河原に立って
 何度も、何度も投げつけた

 波打つ水面に
 沈みゆく太陽に

 それでも、
 掌を広げてみると
 ....
春色のセーターをほどく
うねに添って並ぶ
小さな毛糸の環が
現れては消え
現れては消え
優しく解体されながら
終点に向かう

逆回転を奏でる音楽のように
くぐっては消え
くぐっては ....
実家では死んだことになっている   晴れた日も、雨の日も、花束は
  年式の古い、ベージュのビートルの
  黴臭いトランクに入れられていた
  (どこがどうとは言わないが)蝸牛に似た平べったい影が
  後部座席にいつ ....
  日がないちにち、きみは
  ふたの閉じたオルガンにむかっていた
  やりばのないかなしみはもう、
  とうの昔に過ぎさったはずなのに
  雨をうけた一頭のサフォークが
  抱いて ....
ねえプーチン
プーチンったらあ
何考えてるのお?
恐い顔してえ
どうしちゃったのよう?
隠してもむううだっ
あたし分かってるもん
ヤヌコのことでしょ
あの人のことで頭一杯なのよ
何故 ....
今でも憎しみの気持ちを持っている。
8年前おれたちの生活を破壊した医者に。
奴は、手術が失敗する確率は1%
はっきりそう言い切った.
だからおれたちは手術を決めた。
おまえの右前頭葉にできた ....
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って

一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる

瞬く間に置いてゆかれない生 ....
ここでは白が
もっとも偉いのです
声は聞こえても
結局は沈黙で
銀色の道具たちが
活躍します

わたしについて
ほんとうに想ってくれているのか
これっぽっちも想ってくれていないのか
 ....
頭が拒否する
この世界で「幸せ」などについて
考えることを

身体が拒否する
この世界に「希望」などを探しに
出掛けていくことを

拒否とは何だ
何に対する拒否だ

頭はそうか
 ....
  たましいだけに
  なったものたちが
  幾千もの
  透明な指になって
  舟に乗り
  たどりついた
  砂丘の上に
  さざなみのような
  じゅもんを描いてゆく

祈り ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り

誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ

更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ

突然
マグカップの持ち手が&#25445 ....
逃げ出す夜に手錠をかける デルフィニウムの花に一枚不具あり、咲く 同じ様な微生物の働きでも
分解された有機物が
人間に有益であれば醗酵で
有益でなければ腐敗だなんて
いいかげんなもんだ

森の倒木は腐敗して土になる
これは人間にとって有益でないのか
 ....
雨を轢く車の音が
電話の呼び出し音の行間に
打ち寄せてくる

湿り気を帯びたルーチンワークは
未だ真綿に包まれた意識の中

縋りつくように盗み見る
スマホには温度の無い文字列と
 ....
晴れでも
雨でも
ころころころがす

かど取れて
かなは
ようよう丸くなる

わずらうことなく
かなは
ふくふく育つ

カナころがし
という
虫がいる
抽象的であればある程
現実に在る真実を
言い当てようとすればする程
日常の当り前の暮らしを

問う

特別な感性を口にすることが理解できない者を
排除する傲慢で哲学的な趣をこらした風体 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トカゲ- 藤原絵理 ...自由詩6*14-3-8
親戚のひと- 山人自由詩3*14-3-8
凧2- イナエ自由詩10*14-3-8
夕日は- もっぷ自由詩10*14-3-8
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った- 北大路京 ...自由詩914-3-8
草木萌動- nonya自由詩20*14-3-7
白いロウカス③- 信天翁自由詩214-3-7
遠く暗い街- 壮佑自由詩20*14-3-7
鳥の影- Lucy自由詩26*14-3-7
手のひらの設計- クナリ自由詩8*14-3-7
- 乱太郎自由詩20*14-3-7
中二階の黒猫- ……とあ ...自由詩18*14-3-7
光と、沈黙- まーつん自由詩8*14-3-7
再び生きる- そらの珊 ...自由詩16*14-3-7
実家では死んだことになっている- 北大路京 ...自由詩514-3-7
年式の古いベージュのビートル- 草野春心自由詩414-3-6
サフォークのオルガン- 草野春心自由詩5*14-3-6
ウクライナ情勢2- 花形新次自由詩114-3-6
- 草野大悟 ...自由詩4*14-3-6
一人÷二人駆ける三人=一人の人間- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-3-6
入院- 弓夜自由詩4*14-3-6
闘い- 森川美咲自由詩2*14-3-6
ゴーストライト- そらの珊 ...自由詩9*14-3-6
自覚- Lucy自由詩14*14-3-6
逃げ出す夜に手錠をかける- 北大路京 ...自由詩214-3-5
白斑- フユナ自由詩4*14-3-5
醗酵と腐敗- ichirou自由詩7*14-3-5
冷たい雨- nonya自由詩20*14-3-5
かなころがし- そらの珊 ...自由詩11*14-3-5
詩人の言葉- 板谷みき ...自由詩6*14-3-4

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