すべてのおすすめ
自分についた嘘が真実になる 半月の軋み 暗がりの音
光の塵をついばむふるえ
むらさきの羽 むらさきの尾
飛び去る心をからめとる
夜が夜に咲く夜に
夜が夜に咲く夜に









 ....
この夜
この場所で
眠ろうと試みているのは
この俺によく似た
なにかであり
見たところ
そいつは
試みに
成功していない


外は小雨が降っていて  ....
五月の晴れ間

万緑にむかう木々

風にひょいひょいと揺れ

白くきらめいている

胸でそれを見つめている


ゴルフにゆくたび

山の雲雀や鶯の歌声がふくよかになっている
 ....
あわてたきのうを

やんわり

あわだてる

うらうちスカのリズムでね

ちいさな木のきりかぶらに行ってごらん

こねこのケーキ屋があるから

茶いろのマントをぬがしてくれる
ちょっと暑いので

ちょっとだけ窓を開ける

そよそよ風が入ってくる

肌を撫でなんとも心地良く

ひんやり身体と

心を落ち着かせてくれる

そうちょっとだけでもいいんだから ....
なんだか知らないけど子供四人と嫁さんがくるみたいだ
自分の子供ほどの歳だがまあいいか
なんとなくずるずると付き合っていた
あんまり恋愛感情も無かったしただ子供達が懐いてくれただけさ

まあい ....
あおい穂がよそぐ水の表を
        (それは音楽)
ちいさな円が浮いては消える
        (それは音楽)
見えない命がそこにある
        (それは音楽)
おたまじゃくし ....
全部シモネタに聞こえている いつもの道が
工場中の看板で通せんぼ

回り道は渋滞で
兎に角
太陽光を浴びている

今日は土曜日

私は私


回り道の見慣れぬ景色
眼下に広げた
沢山の屋根
 ....
  道ぞいの用水路に
  浮かぶ月影のうえ、
  きみの冷えた笑いがはじける
  おざなりな微熱もいま
  ぼくの胸から消えてうせる
  おわかれだね
  おわかれだ
  まるで ....
子に差しのべた腕からは
女の斬られた両腕からは
水が滴った
血でなく間断なく水が
滴り落ちた

空に差しのべた腕からは
男の斬られた両腕からは
樹が生えた
蛆でなく際限なく枝葉が
 ....
太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
穏やかな
朝の何処かで
キジバトが鳴いているけれど
耳で
探しかけてすぐやめる

どうでもいいじゃないか
そんなこと

美味しい
朝の何かが
芳ばしい匂いをたてているけれど
 ....
腕が切断されていく
苦痛にゆがむ口元
ぎりぎりと捻じ曲がる針金
漏れる息に混じりこむ声
椅子に座ったまま
ぐるぐると包帯が巻かれていく
皮膚が枯葉のようにがさがさになって
白い布の上に浮 ....
誰も知らないひと。

誰かが傍に居ることを知らないひと。

隣で話しているひとが誰なのか知らないひと。

周りのことを知りたくもないから、知らないひと。

自分が誰なのか知らないひと。 ....
アトムの水とか
いって
健康志向の
ジジイ、ババアに
売りつける
アイデアを
実現するために
電通の協力を
仰ぎたい
「疲れた」と吐き捨てる言葉に僕は取り残される

言葉はゆっくりと空気に混ざり合い溶けて
また僕に「疲れた」と言わせようとする

カーテン越しに入る太陽の光に鬱陶しさを感じながら
テレビから ....
水の上で鴨が死んでいた
鴨が死んでいた所に今日は
ラップで包まれた焼きそばパンが三つ
誰かが冬の川に
凍えたモノクロに着彩をする。

水鳥が笑う
夜のまぶしさに鳥が笑う
いや、命を考え ....
死刑だ
間違いない死刑だ
彼は死刑だ
人殺し
危ない奴
情状酌量の余地なし
何人殺した
ふてぶてしい
生きるな
お前は許さない
死刑
死刑
死刑
しゃべるな
しゃべれ
反 ....
僕は軽くなりたいんだこれまでより軽くね
重すぎる心と身体はもう要らないさ小鳥になって遊ぶ
僕は何者だったというのだろうかそんなのかんけーねーってか
乗り過ぎはいけないがぶっとしていてもダメだ
 ....
あざみの花が咲いた
あざやかに 色づいた
笑い草が生い茂る藪の中に 野薊
たおやかな仕草で天につきさす刃の薊
白い卯の花の薫りの路に まごうことなく薊
どこまでも続く道のところどころに 負け ....
幼稚園のそばを通ると
叫ぶような声で子供たちが歌っている

歌っているというよりは
ぼくのわたしの声が一番大きいんだぞと
叫んでいるようで
うるさくてしょうがないんだけれど
楽しくなって ....
どうしようもない
雨が降ったら外に出よう
あなたの影
探さなくてすむだろう

めざめれば
ひとりぼっち
暑さのあまり肌よりも
わたしにこころよいシーツ

からだを起こす気力を
か ....
満六年から十日が経った
書き始めた頃あなたはまだいた
くれた言葉を覚えてる
詩は説明してはいけない

書き始めてから満六年過ぎ
ほどほどからは遠のいて
手足をすっかり突っ込みすぎて
も ....
最後ですから百本を
断られて三十本
あなたを送る白薔薇たちは
一週間後に燃えました

木箱のなかのあなたには
みえましたか
ちゃんと香りましたか
それとも

壺の入ったさらにまた木 ....
極端に厳しいものに対し「鬼の様だ」という言い方をよくするね。
ならば、人間社会はまさに鬼の様だ。
社会は、鬼ごっこやかくれんぼの鬼のように
おもに若い者を毎年大量に捕えようと動く。
捕まった者 ....
僕はたぶん君の代わりに生きているんだ
体や心が多少違ったってかつて君は僕で僕は君だったんだもの
僕は君のすべては知らなかった君も僕のすべては知らないだろう
でもいいんだそういう緩い連関でみんな生 ....
「ママ、なんでみどりなのに、あおっていうの?」
信号を指さして
そう問う
まだ乳くさい我が子を
天才だ! と思った遠い日

わたしは
なんと答えたのだろう

仮に
みどり、と名づけ ....
吐き出したんじゃない

じぶんの声が聞きたかった

誰にもあやまらなくていい

じぶんの声を取り戻したかった

あなたで
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14141)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自分についた嘘が真実になる- 北大路京 ...自由詩613-5-28
ノート(半月)- 木立 悟自由詩213-5-28
いらない夜に- ホロウ・ ...自由詩5*13-5-28
五月の晴れ間- 吉岡ペペ ...自由詩413-5-28
ル・シャトンのこと_ - 阿ト理恵自由詩5*13-5-27
窓をちょっとだけ開ける- 灰泥軽茶自由詩713-5-27
嫁取り- 梅昆布茶自由詩713-5-27
それは音楽- そらの珊 ...自由詩1013-5-27
全部シモネタに聞こえている- 北大路京 ...自由詩413-5-27
土曜日- もずず自由詩113-5-27
月影- 草野春心自由詩313-5-26
再世記- salco自由詩6*13-5-26
太陽と星- 多紀自由詩16*13-5-26
小満_(しょうまん)- nonya自由詩14*13-5-26
まぼろし- 木屋 亞 ...自由詩2*13-5-26
知らないひと。- 瑠依自由詩313-5-26
汚染水- 花形新次自由詩313-5-26
ダイアリー- 中村 な ...自由詩3*13-5-26
命というカテゴリ- プル式自由詩313-5-26
死刑決定- 秋也自由詩3*13-5-26
風に乗る- 梅昆布茶自由詩1213-5-26
のあざみ- るるりら自由詩13*13-5-25
叫ぶ子供たち- 灰泥軽茶自由詩1013-5-25
寝惚けまなこの冷静- 茜井こと ...自由詩2*13-5-25
2013.05.25.- もっぷ自由詩413-5-25
三十本- もっぷ自由詩413-5-25
渡る世間は…- Neutral自由詩2*13-5-25
僕をいかしてきたものたちへ- 梅昆布茶自由詩413-5-25
【仮にみどりと名づけてみる】群青五月のお題、緑から- そらの珊 ...自由詩20*13-5-25
あなたで- 吉岡ペペ ...自由詩213-5-25

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