すべてのおすすめ
何もない 
そう思っているのか
何もない 箱の中身は 言い繕った言葉で光る
ありえない おとの波は
耳に揺られて なにもない

すみません
もうしわけない
ごめんなさい
お腹のなかで ....
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている ひとは
あるものにも
ないものにも
こだわってしまうね

しぬためにいきるのか
なんて
考えそうになる夜 うっかりと

一番上の層を
ながれながら
探している半身


ほか ....
朗らかに歌う若者よ
老獪な政治家に林檎をあげて

私は泣き続け
ここまで至り
そして気づいた事といえば
人生とは全く遊びであるという事だった
私の苦しみも誰かの喜び
私の ....
高校の学食で出ていた安上がり
めんつゆとたまねぎ
しょうがやにんにくをひとかけら
煮たせて
コロッケぐつぐつ
たまごをとじてできあがり
コロッケ丼

幸せを感じる
最後の一口まで夢中 ....
みつめる
みつめる
じっとみつめる
そうすると
何かが
語りかけてくる

種を手放したあとの
たんぽぽが
茎に残された
小さな瞳で
私をじっとみつめる

世界には
なんと
 ....
三十を越えて旅するものは詩人
寒気に絶望を見出すもの
寂しさに震えているのだと
自分を騙して
三十を越えてまだ望んで愚かでいるものは詩人

雪降れば頭振り
雨落ちれば睫毛濡らし
人 ....
海岸には 誰もいません
本が落ちていました
文字も絵も無く
ただ幾重にも
波のかたちに濡れていました


銀河は
人々のなかに散ってしまいました
姉は最初からいません ....
   湿った手のぬくもりや
   かかを探して泣きだす姿
   そんな幼子の始まりが
   泣きたくなるほどいとしくて
   この腕に抱きしめる
杉の木から 吹き降ろされた雪が
荒れる風に乗り 空気になだれる

開けた戸から数歩
白く 冷たく
散らされる雪と
ふらり 共に立つ

お迎えに参ります 春

背中にかぶさる重さも
 ....
弟が、壁に短い線を引いている。
それをくりかえしている。
何を書いているの、と訊ねる。
雨、と答える。
わたしは傘をさす。

テレビは激しい雨音。
大雨、洪水、注意報。
誰かが言った。 ....
あぜ道の草刈機の音

遠くに聞こえ 想像する

労働する人の尊い汗のしたたり

うなられた田んぼ そしてその へり

へりの必要美に心奪われる

水がはられた田んぼに思いをはせる
 ....
温泉のもとを御飯にかけたところで試合終了のホイッスルです さくらなんて嫌いだ

あんな群れてるやつら嫌いだ

たとえ一人になったって

さくらみたいなことはしない


一人のさみしさを

狼みたいに乗り越えてやる

つぎはぎだらけの ....
別に愛してなんかないけれど
 いつも近くにあったの

  セブンアンドアイ

季節を先取る 冷やし素麺のCM 戦略かしら
戦が好みなのかしら 経済も大事よね

バイパス沿いに またセブ ....
本当に言いたいことはペライチなのに
本当の気持ちはペライチなのに

好きと言えない

理由をつけて逃げるたび
僕の中に
説明文が積みあがってく

本当に言いたいことは
本当の気持ち ....
あああああー

 喉の奥が開く世界から腹の綿が重く

 上がってくる形而下へ あああああ〜

聴く耳を心に浸し 魂の熱を解毒させながら さすらう

放ち言葉の責任放棄 あああああ=意味 ....
うっすら目が開く
窓の外は光で満ちている
部屋の中で春の匂いでいっぱい
蛹が孵化するように起きて
あんまり心地良いので二度寝

お昼過ぎ
町は活気で満ちている
生活の音が聴こえてくる
 ....
春のみちしるべが
ぼんやりと
さくらいろにほどけて
くるり

かすかに温む指さきを
ひきしおの隙間に
おきわすれ
どこへゆくのか
しおさい

水平線の午睡
波の ....
風は確かに冷たいのに
午後の陽のぬくもりが
耳に触れた

除雪作業が終わった後の雪道は
目を開けていられないほど
強い白さだ
瞼の隙間で青空も霞む

静けさをカラスが横切っていく
 ....
僕たちは公平に接しているか

子供だというだけであるいはステイタスであなどったりはしていないか

フェアには美しいという意味もある

美しいものはおそらく作為もなく公平なのだ

ともす ....
水たまり跳ね 三日月揺らす
汗ばむシャツと 雨上がり道

待ち人探し 浮き立つこころ
僕はふわふわ わたあめのよう

君は真っ赤な りんご飴舐め
それによく似た ほっぺで笑う

並ん ....
桜に出迎えられると
晴れがましい気持ちになる

今日の新入生という
気持ちになる

薄い白は
希望の色か

あおいそらにすけて
今日もわたしはがんばろうとおもう
月が蒼白く空を照らすころ
誰かの遠吠えが街にこだまする

悲しみのかけらを風に乗せて、
残響をひびわれた壁にぶつけながら
届く当てのない空気の振動となって
コンクリートに吸い込まれていく
 ....
  井の頭の夜に
  ラブホテルがひかっている
  いのちのかなでるはかないワルツ
  塵が山になり
  山はまた塵になる
  井の頭の夜
  黄色くかがやくラブホテル
  木の ....
どんなにみじめになろうとも

ぼくは貴方にしがみついてしまう

嫉妬であたまが痛かった

ぼくは貴方に依存していた


こころを注がせておくれ

浅い息しかできなくなるから

 ....
扉を
叩いてしまうと
もうあとへはひけない

扉を
ゆっくり
開いてみるのみ

光がこぼれて
身を刺して
喜びの痛みを抱かせる

ここから続く
道はどこへ
行くのだ ....
今日の頭の中のカオス(混乱)   群青課題詩「準」



わたしたちは
準備万端整えて
すべてはその刻へ

父や弟や息子が
先に行った道
その入り口を

何とかうまく通り過ぎ ....
 みずのうえを あるかないか

 あるかないか さくらのはなびら

 あるかないか おがわに あめんぼ

 あるかないか かわぞこに 波紋をゆらす


 ゆらさないか あかん ....
凍土の独白 そのあとさき
訪れる安寧の息づかいは
無色 無音の
不可視の原野に
手放しで放り出された
あっけない夕暮れなのかも知れません

色の無い花びらの
おどる薄暮の
ながれ ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- 十二支蝶自由詩213-4-6
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている- 北大路京 ...自由詩1813-4-6
探索- 朧月自由詩513-4-5
生死とて- 田園自由詩3*13-4-5
B級しあわせ- 灰泥軽茶自由詩10*13-4-5
みつめる- そらの珊 ...自由詩1913-4-5
罰かこれ(深海の太陽)- 竜門勇気自由詩4*13-4-5
Echo_Wreck- 木立 悟自由詩713-4-5
ちいさな始まり- 石田とわ自由詩6*13-4-5
ここへ- 砂木自由詩14*13-4-4
泥濘- sample自由詩713-4-4
新緑の予感- 小川麻由 ...自由詩5*13-4-4
温泉のもとを御飯にかけたところで試合終了のホイッスルです- 北大路京 ...自由詩413-4-4
ぶっ倒れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-4
セブンアンドアイ御中- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-4-4
ペライチ- うみこ自由詩4*13-4-4
放ち言葉のどこかのページ- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-4-4
どねどね- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-4
海の四月- 佐東自由詩8*13-4-4
待っていると- Lucy自由詩17*13-4-4
フェアネス- 梅昆布茶自由詩1213-4-4
あめとまつり- 中村 く ...自由詩7*13-4-4
桜並木- 朧月自由詩713-4-4
遠吠え- Yuuki自由詩213-4-4
ラブホテル- 草野春心自由詩413-4-4
- 吉岡ペペ ...自由詩413-4-3
扉の向こう- シホ.N自由詩213-4-3
今日の頭の中のカオス(混乱)- 木原東子自由詩10*13-4-3
あるかないか- るるりら自由詩21*13-4-3
風を編む。- 佐東自由詩3*13-4-3

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