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まだイントロだったのか 生前葬に誰も来ない 誤字脱字の多い脅迫文が届く 時々
じょうごがあったらなぁとおもう
たとえば
砂の粒を透明なびんにあつめる時
たとえば
湖水を小分けして胸にしのばせる時

{引用=いちみりも
こぼさずに
うつくしく
やりとげな ....
深夜、ある着想をその手に掴んだ者はそっと詩を描くだろう。
詩神にその身を委ねる者がきっと在るだろう。
何の為に、などと野暮な事は聞かないでほしい。
心に溢れて仕方のないものを書き留める者こそ詩人 ....
 
目がさめると

しぼんだ わたあめ

しぼんだ ふたり




 
十日後の蛹は還った、土に
それはどこかの子供に
踏まれてしまったから


大地を踏みしめることを
生きている事だと教わった

羽ばたくことを
人間たちは許さない


 ....
山の中で

あっを聴いたらだめだ

それは何かの始まりであるかもしれないが

私自身の終わりを意味する予感が

鳥肌ともに飛来する

その人工湖のほとりでは

山奥なのに車の発 ....
そこは巨大ホームセンターだった。
「わたしは・シュレッダーを・さがしている」
近くにいた店員を必死の思いで捕まえそれから彼の耳元で三回も叫ばなくてはならなかった。
周りの喧騒は思った以上に激しく ....
錆びた炎 軋む月
夜の裂け目で澱んだ花が踊る
誰も居ない丘に枯れた時計が降りつもる

砕けた虹が撒き散らす痛みの音符は
捩れた星座と狂おしく共振する

仮面の支配者は巨大に聳え
その影 ....
白いコーヒーカップが
モジモジしている様子なので
どこか痒いのかと思い
指先でひとしきり掻いてやった
すると紫色の煙が立ち昇り
ケータイの着信音みたいな
安っぽいファンファーレと共に
 ....
恐竜のいそうな島に着くと

そのままゴルフ場に向かった

ロッカーに着替えを突っ込んで

朝の涼しい湿りに芝を踏んでゆく


日本でしようが

海外でしようが関係のないはずなのに ....
   あなたのお花は なんですか
    あたしはランタナです

   あなたの動物は なんですか
    あたしはネコです

   あなたのけつえき型は 英型ですか
    あ ....
通っている喫茶室の中に
硝子張りの電話ボックスがある

おそらく四年ほど
通ってはいるのだが

まだ其れを利用している人は
見たことがない

また自分も
まだ利用したことがない ....
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド おばけ仮装大会で本物が2位 花形さんって
詩を書かれるんですってね
ど、どうしてそれを?
私興味あるなあ
な、何故?
花形さん、普段は明るくって
みんなを笑わせてるじゃないですかあ
そ、そうかな
だけど本当はさみ ....
南半球

夜の港で船を待つ

いつもの星空とちがう

散らばり方がちがう

強くひかる星の位置もちがう

流れ星ひとつ消えるまに

お願いごと

三回唱えることに成功した
 ....
(夢をみて 過ごす)
(夢だけをみて 過ごそうとおもった)


7月10日

よしくんが 蝉の抜け殻の中に
ねり消しを詰めて
ブロック塀の上に置いていた
きっと
中身がある
て  ....
とうめいの
とじひもが
ゆるむ
午睡から目覚めきれない
漠とした意識のなかで
たとえば
カムチャツカ半島からの
かえりみち

{引用=わたしはだれであったのでしょう}
とうめいの
 ....
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている 窮屈そうに
眉を寄せて
酸っぱそうに
唇をとんがらして
真剣に考えを巡らせている

そんな横顔を
眺めていたら
不謹慎にも
笑いがこみ上げてきて
君に怒られた

取り繕うこ ....
もぎたてのトマトに
齧りついたこと思い出す

子供の頃に感じた
感動的なあの美味しさに
今なかなか出逢えなくなった

スーパーに並んでいるトマト
美味しさにばらつきがある気がする

 ....
行合いの空を浴びる その季節同士の引継ぎを

私はとりとめのない姿で さらわれるように晒す

なんて放てばよい!さまざまの斑の美しさ連なる

 果ての永遠の息継ぎの出来そうのない 生み続け ....
      きまじめなエアコンの
息づかいがただよう居間の大窓から
     貧弱な裏庭の一角をみる
  猛暑に耐えている一本のむくげ
        ものさびしげだが
    願いごとひと ....
何もない
何も残っていない

窓を閉めて
消えてなくなるなら
今かも知れない

そう思ったとき必ず
故郷からの葉書が届く

しっとりとした
文面の葉書が
届く
華やいだ季節が過ぎて 気がつけばまた一人

一番確かなことは 誰も僕の内面を知らないってことさ
まあお互い様だけどね

君は僕と違う橋をわたる それぞれ別の国を夢見ている
行きずりに眼 ....
中身が好きなのについでに美人で困る プラヌラスキフラストロビラエフィラ
呪文のように覚えているのは
予備校の先生が絶対にこれだけは
おぼえておいて損はないぞと言った
生物の秘密兵器

必ず出題されると信じて
歩きながら
 ....
かつて夏の日に幾千万の蝉たちが空へかえった 
その日の灼熱はすべてを焼き尽くした 八月の焦土

大きな鳥の影が空を覆いポトリと卵を落とした
破壊と悲惨の卵 子供たちを奪い去った卵

何の大 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まだイントロだったのか- 北大路京 ...自由詩713-8-13
生前葬に誰も来ない- 北大路京 ...自由詩6+13-8-12
誤字脱字の多い脅迫文が届く- 北大路京 ...自由詩613-8-12
遠い日_おもちゃのラッパでした- そらの珊 ...自由詩22*13-8-12
詩人- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-12
わたあめ- 殿上 童自由詩25*13-8-11
十日後の蛹- ニワコ自由詩3*13-8-11
歪み- 灰泥軽茶自由詩813-8-11
シュレッダー- マクベス自由詩113-8-11
Beautiful_Dreamer- 塔野夏子自由詩3*13-8-11
The_Wind_Began_To_Howl- 壮佑自由詩17*13-8-11
恐竜のいそうな島- 吉岡ペペ ...自由詩413-8-11
「Thou」- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-11
お気に入りの席で- ニワコ自由詩2*13-8-11
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド- 北大路京 ...自由詩313-8-11
おばけ仮装大会で本物が2位- 北大路京 ...自由詩813-8-11
殺意- 花形新次自由詩813-8-10
夜の港で船を待つ- 吉岡ペペ ...自由詩613-8-10
いつかの夏の日記_みたいなものあれこれ- 佐東自由詩1113-8-10
【とじひも】詩サークル「群青」八月のお題「漠」から- そらの珊 ...自由詩11*13-8-10
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている- 北大路京 ...自由詩613-8-10
かわいい- nonya自由詩24*13-8-10
トマト- 夏川ゆう自由詩313-8-10
行合いの空へ- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-8-9
木琴を叩く男- 信天翁自由詩313-8-9
尿切れが悪い- 花形新次自由詩413-8-9
遠く雑踏を離れて- 梅昆布茶自由詩1313-8-9
中身が好きなのについでに美人で困る- 北大路京 ...自由詩713-8-9
ミズクラゲの一生- Lucy自由詩26*13-8-8
八月の子供たち- 梅昆布茶自由詩1813-8-8

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