すべてのおすすめ
空想と物質の描写を迷いながら進む コンセプトプラグ ブレーカー叩く

蝋燭のピラミッドが透明な団扇の凪と戯れる

部屋は暗く テレビの受け付けない障りの触覚が伸びる

気取りに傾く45度  ....
鮮明な足跡ばかりでは
海岸の砂に
鮮やかさは埋もれてしまうから

懐かしい写真の
色褪せた部分が
きみの記憶にしか
残っていないことは

きみにはもちろん
やがて消えてしまう
僕 ....
基本 気の利かない 女のパラレルな空にどうか

振り回されないで 困った顔で金縛りの細い男

基本 気の利かない 男

種は持っていてもその種は持ってないのだから いじけないで

逞し ....
雷が落ちそうな棒を持っている 男は照れの天才
幼児すら男なのね 微笑むと照れる くすぐるのよ母性本能を

女が好きみたい男って 可愛く思ってごめんなさい
美人には目を伏せる そのどうしようもない 照れの天才
男心をかすっ ....
興津駅の手前 山側
人家が不意に途切れて
現れる
庭みたいに小さな畑
柿や夏蜜柑の樹
小さなブランコ
うつくしい朝
空は西から吹き払われ

(生き延びてここに戻るとは
 思っていな ....
たまにあるんです

自分でかいた詩が

よくわからない時が
物事が順調な時は

現代詩が

不調だったりします


風の強い日 姉さんは洗濯物になる
海からの風は 姉さんを裏返したり表にしたりする
はたはたと身体の鳴る音にいちいち反応しては
子供みたいにはしゃいでいる
時折 砂混じりの風が当たると ....
エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女 隣同士でゆれる花のように
なにも言わずに
なにもきかずにゆれていたい

わけはあるのだろう
君のしぐさに
添えたい手とことばを
空にあずけて
知らないことの方が 圧倒的に多い 全ての風のように

 ハスカップを知覚しその加工された飲み物を味わった日
 手がかりが足りない 紫の乳白色をイメージしている
 雨に濡れれば 雫を弾く皮がある ....
高血圧者の朝が
薬なしには始まらないのと
同じように

降りしきる雨は
見飽きた景色を
消すこともなく
ただザアザアと
音を立て
瞬間には
線が重なって見える

濡れることを
 ....
窓辺のカーテンをすり抜けて、部屋中に漂う貧弱な香り。
太陽も顔を見せず、私の戸惑う心を反映した薄い雲が
空という画布いっぱいに塗りたくられている。
外を歩く人は思想の往来をただ足早に通り過ぎ ....
流しにうず高く洗われぬまま放置された食器
とりあえず洗濯はするのだが部屋干しのまま畳まれることはない
読まない新聞が玄関に散乱している

居間の一角は得体の知れない整理しかけの古本がうず高い
 ....
秋の中国地方を巡るツアーバスが
平和公園に着いたとき 記念館から 
修学旅行生の一団が出てきた
入れ替わりにはいった私たちが
今日最後の客になった

平和記念館を出ると
秋の陽はすでに落 ....
渓流で渓魚と遊ぶ美しい装いはどんなおんなも敵わない

簡単には釣れないまるで釣り針が己の様に想像出来なければ

下流から釣り登るまるでけだものの様に

ふと気が付けば源流であるガレ場に至っ ....
ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
詩を読んでいる

文字を眺めては書いている

言葉は巧みに扱えるが詩は巧みには扱えない

それは人を育て上げる教育にも似ている

鏤骨

生まれる 。



 ....
 例えば 一本の線があったとして
 横なのか 縦なのか 斜めなのか 影があるのか
 その一本の線はなだらかな波打つ曲線に
 恋しているのか そうなりたいのか 空腹なのか

 ....
壊れ 乞われて 雨水 休む
歩道に映る目 とんじぇだなあ

傘さし濡れずに 草 飛ぶ蛙
追ってたたずむ とんじぇだなあ

黒雲 ちぎる手 強い風 往く
片手 ぶらぶら とんじぇだなあ
 ....
あの眠れなかった夜が嘘のように

六畳の王国へ

怪獣も後悔も連れて行っておくれ
残念な日々はやがてぼくの骨になっていく

木漏れ日はおおきなあくびをさそって
点々と地図を成していく
 ....
しろく しかくい たてものの中から かわいた無数の命の声がするのを
しずめるかのような噴水

しろさ きわだつ 広島平和記念資料館を想いながら
床についてみた夢は
しろい塩で できた ....
濁音だけでも、半濁音だけでも、
ポイズンにはなりませんでした。

ポイときて、ズンと効くから、
ズイポンではいけませんでした。

空気に混じってたくさん殺す。
紫色の飛沫。
よい毒製薬 ....
県民歴3年

まだ「知心剣」を使いこなせない

大分川沿いを毎日 散歩していた 普通の大きな川
私にとっては新天地の特別な川

川沿いの舞鶴高校生がカヌーの練習をしていた土曜の午前
先 ....
夜というものがやってきて
わたしからほとんどの言葉を奪いました
傘のないわたしは
鉛色の丘へゆき
現代詩をつくりました
誰にも響かない詩
それでも
それは、
ばらまいたら星になりました ....
道端にタバコの吸殻が点々と

公園のゴミ箱に空き缶がなみなみと

今日の汚れが明日には雨に流されて

またいつも通りの表情を浮かべる街

漂うカレーの匂い

独りでに揺れるブランコ ....
二次元に見放される 策士策に溺れて藁を掴んでいる 切り株は年輪をあらわにごろりと傾く。
森は風の音もなく 葉が降り続く。
朽ちることを拒むものはここにはいらない。
いつまでもあり続けようとすれば
真っ逆さまに高い梢から堕ちるだろう。
ありと ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14166)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
映像との夜- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-8-8
写真- 花形新次自由詩5+13-8-8
男_基本と本来- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-8
雷が落ちそうな棒を持っている- 北大路京 ...自由詩413-8-8
男_繊細な照れ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-7
興津の庭- 大村 浩 ...自由詩713-8-7
青りんご- 左屋百色自由詩4+*13-8-7
赤りんご- 左屋百色自由詩2*13-8-7
岬の家- 佐東自由詩10*13-8-7
エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女- 北大路京 ...自由詩613-8-7
花のように- 朧月自由詩413-8-7
ハスカップジュースとの奇妙な出会い- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-8-6
高血圧者- 花形新次自由詩613-8-6
悲しき野心- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-6
やもめの星- 梅昆布茶自由詩1613-8-6
八月六日の影- イナエ自由詩16*13-8-6
そこで風に撫でられた- ドクダミ ...自由詩313-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
- アラガイ ...自由詩7*13-8-6
夢中になったのは三十分、(それが何日何十日何ヶ月何年何十年も ...- ヨルノテ ...自由詩6*13-8-6
とんじぇ雨- 砂木自由詩10*13-8-5
星降る布団にオーロラかけて- カマキリ自由詩413-8-5
- るるりら自由詩26*13-8-5
よい毒製薬- 小猫峰  ...自由詩4*13-8-5
大分川- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-8-5
現代詩vs現代詩- 左屋百色自由詩6*13-8-5
夕影の先- 中村 く ...自由詩1*13-8-5
二次元に見放される- 北大路京 ...自由詩313-8-5
策士策に溺れて藁を掴んでいる- 北大路京 ...自由詩313-8-5
さとき森_- 非在の虹自由詩213-8-5

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