すべてのおすすめ
あちらこちらから出ている
無色透明の湧き水

遠くから汲にくる人々
料理に使ったり風呂に入れたり
使い方は色々あるらしい

土日は行列が出来ている
人気が高い湧き水
肌が綺麗な人が多 ....
君だけ流星を見て大人になってしまった 明日流れる涙となる梨を喰う 細々と清らかな
自我を削ぎ落したような声の集合

僕らはみんな生きている
生きているから歌うんだ・・

なにかもっと
違う歌を歌えばいいのに
コミュニティセンターの廊下に
西日はさし ....
古ぼけたルノー
牛久のロングブラック
夢乗せたバンの500%の駆動は
5年経ち
とうとう銀河鉄道の軌道に乗った

遠く手を振る私に
ホゼさんはピンクの宇宙ステーションで
星屑を煎ってい ....
傾いた地軸
偏った陸地
青い皮膜の
かなしい星

辿りついた{ルビ宇宙=そら}の墓場で
焦げ付いた岩山
焼け落ちたジャングル
壊れた玩具のような都市の欠片
積み荷を降ろし
今はすっ ....
目立たぬようにまとわりついてきたあなたたち
こんばんは
眠れないので話そうか

寝返りを打つたびに首の汗を拭う
空腹
泳ぎくたびれた金魚
月の無い窓際
控えめな秋の羽
消えゆく蝉 ....
セロリくん
臭いから苦手だっていう人
あんがい多いんじゃないかな

触感はシャリとして蕗みたい
いたって淡泊な味なのに
強烈な野菜臭で
やたらと自己主張している

漢方薬みたいなあの ....
 数え切れない
 手に負えないくらいの
 幾千枚の白いはなびらが
 ほとんどいっせいに
 枝という枝を離れて
 舞い踊る
 まるで蝶のように
 儚げであるのだけれど
 或る意志を持って ....
息ができるはずもないのに
水に飛び込み 泡を纏って
そのまま底に沈んでしまった

かえりみられない寂しさよ
裏付けのない悲しさよ
私の身体よ

波の少ない底の 底の色
そんなにも ....
合コンに白装束で行くのか      
       あの日の空は青かった
       夏が終わろうとするほんの手前
       夕暮れ迫る束の間の時刻
       受話器の声が世界の音を奪い去る
      ....
  あおい瓶が 枯葉の水を噛んで
  斜めにさしていく光が さがしている
  あなたの瞳は 樅木の陰にいて
  微笑っている 葡萄のように
  ああ もっと遠くへいきたかった わたした ....
大王の庭の千年実のカカオを使って、美ら海の風薫るサトウキビの黒糖を溶かして、天使の涙を一雫。ペンギンが滑り台した氷山から作ったパウダーシュガーをかけたマウント・ショコラ

(大口を開けて
 歯を ....
小野道風は 
柳に何度も飛びつく蛙を見て
一念発起したという
  そのとき 蛙が 
  あの虫はまだ不味い
  と負け惜しみ言って諦めたら
道風はただの人になって
歴史に埋もれていっただ ....
何かかもしれない
時間が此処に来た
初めてのことかもしれない
こんなこと何度もあったかもしれない
何かが今笑いながら
僕を試すんだろ 試して去っていくだろう

逃げてきた過去の
亡 ....
覆面してても君だとわかった 小学生になって集団登校
その中に喋らない女の子
うちでは喋るらしいから
帽子を引っぱたり
ランドセルを押したり
ちょっかいをだすと
すごく眉をへの字にして
嫌な顔するけれど何も喋らない
 ....
壊れてしまった南京錠と
僕は向き合っていました
狭い煉瓦造りのアトリエで

それは遠くにあったもので
時が近づけました

掌には
トンカチとドライバと

これはこれは大 ....
よろこび
いつくしみ
むさぼり

穢土はひとのこころにすむものか
浄土もまたひとのこころにあるものか

コーヒーに
砂糖とクリームをゆっくり溶かしながら
そんなことをおもう

そ ....
南国から来たコーヒー豆を焙煎して窓辺に並べる
そのうち一つがぱちぱち歩き始めて
豆の割れ目にしまわれた羽を広げて飛び立った
それは焙煎が成功した証なのだ
窓に透明のしわが波打っているのをか ....
目を閉じると
緋色珊瑚色菜の花色
まぶたの裏に
現れては消える明るい斑

風の無い中庭は
緩やかな分子で満たされて
枯れ枝から枯れ枝へ
見知らぬ鳥が声を探している

鎖骨のあた ....
小さい海

匂いだけの海

二分咲きの海

小さい海


雑な草むらで殺されたって

毎日三食うどんかカップ麺だって

町の嫌われ者であったって


小さい海

匂 ....
森の中で 本を読むなら ハンモック 
ロッジみたいな 丸太小屋を 立てて

枝垂れ柳みたいな 
かりそめの幽霊に おびえる夜、

暖炉で 温まり 
全てを 忘れながら

名も知ら ....
僕らの言葉はいつもすれ違い
間違い
時に伏せられて
それでも繋がりがあった

まあるいもの
尖ったもの
取り留めのないもの
それぞれが何処かを侵し
引き合い
奇妙なこの街を支えてい ....
みずのね
さらさらとね
ながされる
ひとのシやセイが
たいがになって
いつかのよるの
うみみたいなばしょへ


みずのね
ちゃぷんとね
りゅっくのなかの
つつのなか
ゆれるた ....
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか 泳げない魚だじっとしている 何も考えられなくて
何も考えたくなくて

調子が悪いのに
調子が良いことばかり言って
疲れてしまう

梅酒と炭酸水
コンビニのおでんだけが
あればそれで今日はおしまい

炭酸水の ....
ここから先は立ち入り禁止
ガードもなくエリアラインがなくても
分かっているさ そんなことは

向こうのエリアの熟れたリンゴが
極彩色の芳香を漂わせてくる
閉ざされた花園には
咲き乱れる虹 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
湧き水- 夏川ゆう自由詩215-2-14
君だけ流星を見て大人になってしまった- 北大路京 ...自由詩515-2-14
明日流れる涙となる梨を喰う- 北大路京 ...自由詩215-2-14
コーラスサークル- Lucy自由詩11*15-2-13
流星5光年- とよよん自由詩5*15-2-13
- Lucy自由詩7*15-2-13
残暑- たちばな ...自由詩615-2-13
【_セロリくん_】- 泡沫恋歌自由詩9*15-2-13
墓所にて- そらの珊 ...自由詩2315-2-13
溺れの海- 這 いず ...自由詩415-2-13
合コンに白装束で行くのか- 北大路京 ...自由詩115-2-13
青い夕暮れ- 石田とわ自由詩12*15-2-13
葡萄- 草野春心自由詩515-2-12
バレンタインpoem- とよよん自由詩7*15-2-12
なんだか…- イナエ自由詩6*15-2-12
実験1- 竜門勇気自由詩215-2-12
覆面してても君だとわかった- 北大路京 ...自由詩415-2-12
風変わりな女の子- 灰泥軽茶自由詩615-2-11
三角- 瑞海自由詩3*15-2-11
朝のユーモレスク- 梅昆布茶自由詩1715-2-11
珈琲- 木屋 亞 ...自由詩4*15-2-11
ひなた- nonya自由詩11*15-2-11
小さい海- 吉岡ペペ ...自由詩315-2-11
ロッジ妄想- 藤鈴呼自由詩2*15-2-11
ことば- たけしい ...自由詩215-2-11
水の音- 村上 和自由詩915-2-11
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか- 北大路京 ...自由詩115-2-11
泳げない魚だじっとしている- 北大路京 ...自由詩615-2-11
そんな夜もある- 灰泥軽茶自由詩815-2-10
ささやかな冒険心- イナエ自由詩8*15-2-10

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