すべてのおすすめ
子供があるひ
自分と世界がわかってしまって
踊りだすように

わからないのだ
死が
ひとしくわたしたちを
迎えて

こころではなく
むきだしの神経が
都市の隙間を覆う

いっ ....
拡散する
薄く透明に広がって止まない 大地は世界は 逗留するには狭すぎるから

陽光は優しく乾いた匂い 風の中に見えるもの それを慈しんで生きてゆきたい

心は風 すべての物の中に 僕は生き ....
私のいないパーティーが盛り上がっている 捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている 夜明け前に
降り始めた激しい雨が
いつのまにか
霧のような雨に変わり
家々の屋根も
高速道路も 田んぼも
木々も 町がみな
おしろいを
すべらせたように
薄化粧をしていた
 
外 ....
羽を
水とともに飲み
水とともに飲み
暮れは破け
むらさきを飲み


光をくぐるもの
目をそらす埃
自分の髪を自分で編む冬
ぬかるみの故郷に降りそそぐ朝

 ....
遠足だろうか。
赤白帽を被った小さな子供たちが公園ではしゃいでいる。
日曜日の山下公園は多くの人達で賑わっている。
一つだけ空いていたベンチに腰掛けて私は一人それを見ている。

私はどん ....
不思議な朝

その日君は小鳥となって僕の庭から飛び去った

もぬけの殻の僕は夜通し泣いていたのだ

君と暮らした日々が心地よい音楽のように蘇る

僕達はアダムとイヴのように睦まじく ....
【鏡像段階】


生後6ヶ月から18ヶ月の時期に
生きる
鏡に映った自己とまとまりを欠いた身体感覚の
緊張関係を
わたしは生きただろうか


鏡に映る外側のわたしと
ひとつとぜん ....
東には青色の竜
南には赤色の鳥
西には白色の虎
北には黒色の亀

そして
中央には黄色の麒麟

日本橋の
中央には翼を持った麒麟が
鎮座している

かつては
五街道の起点 ....
み●●●
●ず●●
●●か●
●●●ら

    うまれた
    るふらん
    みずから
    浮上する

         レ●●●            ....
ひかり

ワイシャツが透き通る

暑い夏

湿気が熱を孕んでいる

だから

日向も日影も暑いのだ


でも未来がくれば

ひかりに熱がなくなって

湿気もなくなって ....
ようやくおまえはやってきた

ゆきよ ゆきよ

おまえは くろく しかし やわらかなははの からだから

のぞまれたときにやってきた

じゅうにがつのくれたそらに おまえは たくさんの ....
ショートホームルームが俺のせいで長くなる 真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
色褪せたカーテンを捲ると ベランダに小粒な

カーネーション一鉢

猛暑の今も咲かせてしまって申し訳なさに少し喉が渇く

三ヶ月前 ノルマで給料引きされた縁の一鉢

カーネーション
 ....
昼すぎ、
私の2メートル先
短歌と俳句と川柳が
歩いている
散文は空中を漂い
どこかとリンクする
一枚の写真が削除され
殺風景が投稿される
誰が言ったか知らないが
海は広いな大きいな ....
私は何も書く事はできない

・・・おそらく書くべき真理も事実も教説も

全てこの二千年ほどの間に書かれてしまったのだ

・・・なのに、私は何故、書くのだろう

どんなポエジ ....
星もない空に
月だけが
のうのうと居座っている

暗い空をより暗くする街の光を見下ろしながら
私はおまえと窓際にいる
くすんだ窓は靄のように月光を宿している

私たちは酒を飲んでいるの ....
風売りが辻々に立ち
夏商い
キンギョソウ浴衣娘
花穂揺らし
神楽坂は汗ぬぐう貌
険もなし

逃げ水の小路の先
だんまり暖簾の昼寝蕎麦
白の碁石の艶
黒の碁石の涼
盤に零れてぱち、 ....
首のない雛人形飾っている もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....
仕事から帰宅したら タイマーでひんやりしているリビングに赴く
猫たちが 御主人様おかえりなさいなどと云わず
御飯くれ御飯!御飯!と絶対に云っている

暑くて疲れています

UVのパーカーを ....
人類は忘れるという本能を繰り返し成長する。
成長とは常に新しさを追求するものだ。
新しさを求める芸術家の本能とは
、なんと浮気な性質だろう。
詩を書く行為とは常に新鮮なセックスを求める本能 ....
「雲は水蒸気からできている」

学校の授業ではそう教わったように思いますが

小さな 小さな 水の粒や

小さな 小さな 氷の粒で

本当は出来ているのだそうです



私 ....
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....
私に語る言葉はなく

だから、世界は私には不透明だ

どんな、言葉も何がしかの意味を持つので

私は私の言葉を沈黙させたい

そして、それはピアノのキーのように

誰かが叩 ....
私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 眠り続けた
3日間 起き続けた

私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 凝視した
3日間 無視した

押しても 引いても
見えて来ない
私 ....
風の強い日に
海辺に立って
白い波を見ている
自信に満ちた背中を
女は頼もしく思い
額を押し当てた

その温もりを
今日は受け入れてやろう

振り向いて
女の肩を抱き寄せた時
 ....
わたしたち本当に
三十五年も会ってなかったのかしら

ベルギービールの酔いはまわる

芳醇な香り

懐かしいというより
現在形の友情

ゆうじょう?
友情ってなに?
暫く使った ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神経の子- 佐藤伊織自由詩613-8-25
拡散する- 梅昆布茶自由詩1813-8-25
私のいないパーティーが盛り上がっている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
薄化粧をして- 佐倉 潮自由詩213-8-24
色と羽_Ⅱ- 木立 悟自由詩1013-8-24
ささやかな想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-8-24
不思議な朝- 梅昆布茶自由詩513-8-24
鏡像段階- はなもと ...自由詩413-8-24
麒麟- nonya自由詩23*13-8-24
浮くと思っていた- るるりら自由詩13*13-8-24
暑い夏- 吉岡ペペ ...自由詩1513-8-24
対話篇_(雪)- マチネ自由詩213-8-24
ショートホームルームが俺のせいで長くなる- 北大路京 ...自由詩613-8-23
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
一鉢のカーネーション- 朝焼彩茜 ...自由詩613-8-23
短歌と俳句と川柳と散文と現代詩- 左屋百色自由詩10*13-8-23
『私』の存在不証明としての詩- yamadahifumi自由詩413-8-23
対話篇_(月)- マチネ自由詩213-8-22
夏の商売- salco自由詩8*13-8-22
首のない雛人形飾っている- 北大路京 ...自由詩613-8-22
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
素朴の素描- 朝焼彩茜 ...自由詩19*13-8-22
HONNOU- アラガイ ...自由詩8*13-8-22
いやらしく馬鹿な女の子- 時子自由詩813-8-22
- るるりら自由詩17*13-8-22
言葉- yamadahifumi自由詩313-8-22
言葉の滝つぼ- 小川麻由 ...自由詩7*13-8-22
風の強い日に- 花形新次自由詩413-8-21
ピンクの象- Lucy自由詩11*13-8-21

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