すべてのおすすめ
真緑の水に素足を浸けているみたいだ


それは遠い日の御伽話


純粋だけで生きていけると思っていた頃


何にも縛られず


何からも独占されず


自由に ....
ちょうどそばにいたネコを引き寄せた

ひっかかれて少し泣いた

ネコの体に顔をうずめて匂いを嗅ぐ

ねこくさい

ネコは諦めたように
うにゃうにゃ言ったので

遠慮なく会社の愚痴 ....
  影と
  影とが出会い、
  つめたい脚を絡ませる



  太陽は
  西に佇み
  濁ったガソリンが
  そっと背中を流れてゆく
「囁いて 灰にして
 探索機って ネガティブか聴き込んで
 水着の上から流行るトリックで 七夕
 罰せられた二人を潮風に裁かせて」
  月の
  優しい輝きは



  きみの流す
  涙の熱い一滴を
  掬いとってしまう
  僕がここに居ることの
  ささやかな歓びの一つを



  奪いとって ....
セイタカアワダチソウは
アレロパシーによって
攻撃物質を出して
他の植物を全て枯らしてしまう。

しかし、そのうち、その毒で
自分自身も枯れてしまう。
自分の事ばかり考えていると
自滅 ....
改札に入り
人ごみの中
前列に移動する
皆スマホを持っている

女子高生は
皆ミニスカで
目のやり場に
困る

知的障害児が
さわいでいる。
おしくら饅頭
足が痛くなる。
 ....
夏の始まり
山へ向かって
坂を駆け上がり
坂の上の神社から
振りかえった僕の目の前には
静かな港の防波堤の内側
鏡のような水面が見え
防波堤の外側には大きな青い海が広がる
水平線に見え ....
鏡に映った
昨日より
一日分白さの増した生え際を見て
思い出す
巧妙に細工された嘘が
ゆっくりと正体を現すように
染めた髪がもとの白い色に戻る

白髪は中学生の時から
生えていたよう ....
道路を歩いていると
クワガタが一匹転がっていた
手のひらに乗せて眺めると
綺麗な姿は無駄がなく音もなく
生きているのか死んでいるのかわからないので
こつこつ指先で叩いてみると

ギザギザ ....
文字が空から降ってくる
あられみたいに降ってくる
だけど地面は乾いたままで
溶けることなく積み重なる
文字、文字、文字、文字…

文字が空から降ってくる
僕らの周りに降ってくる
それは ....
この世に天国なんてない
この世に地獄なんてない
あるものは現実だ
夢でもない

誰でも辛い時は死にたい
誰でも楽しい時は少ない
旅に出たい
毎日新しいものを見たい

でも同じことの ....
朝 今日こそは詩を書こうと思い

一時間寝てみるが 何も浮かばず


窓から春らしい光が射しているので

散歩でもすれば きっと詩が見つかるはずだと外に出れば

緑の何やらのつぼみが ....
わたしは
時々
星になる
星になって
{ルビ盲=めしい}の
黒蜥蜴の歩む道を
照らしたいと思う

わたしは
時々
風になる
風になって
見えないけれど
触れることを
証明し ....
海岸沿いをレンタカーで走った

波しぶきが空にあがってゆくのが見える

それが雲になって風を待ちかまえている


すべての雲が

そんなメカニズムでできている訳ではない

でも二 ....
{画像=120705001029.jpg}



小さい頃の僕は
捜している物はいつも
手の届くところにあって
幸せだった


それが一段背が伸びた頃から
少しづつ遠くなった で ....
向こうの空で飛翔している

麦わら帽子

風に飛ばされているのか

生き物のようだ

溢れ出てくる感情

幼い頃の私は

その優しさは自分を守り

相手を守っているつもりだ ....
春が来るたびに
色が褪せて行った
女はテーブルに きいちのぬりえ を開き
サクラクレパスで塗って行く

夏が来るたびに
心が剥がれて行った
何ひとつ帰り来ぬ家の 何ひとつ得られぬ部屋で
 ....
君の笑顔
柔らかな手
涙に濡れた頬を
君のハンカチが拭う

もう会えなくても
いい
震えている声が
君の胸をえぐる

君は僕の友達
君は詩人
想いのたぎりを
言葉に現そう。
 ....
お得意のハサミで
夜を招きよせる
美容師の笑い声

あはは
あははと
距離を縮めていく

やがて彼は
潮目に沿って
金色の糸を流す

彼女達は
心からは笑わない
ただ彼に
 ....
 遠くのまちまで ゆくの

 家で じっとしてらんなくて

 しらないまちまで ゆくの



 きたないことばを あびながら

 けいさつかんたちの列を抜けて

 海沿いの ....
知らないところで
知らないうちに
知られてゆくのは
狂気の虚構

飛べない羽で
飛べない空を
飛んでゆくのは
強固な郷愁

血の雨
地の底
散りゆく精神

日の影
悲 ....
花の器、言葉の境界をーー
引く一本の線
そこを越えて君は扉へ
扉の中は花畑でーー
君の瞳は色彩に包まれる
包まれたものが開くように
君の言葉は音を立てる
「ようこそ」・・・そう言って
 ....
空想妄想現実逃避。


分かってるんだ。


あの人が私を好きになるなんて


1%の可能性もない事。


でもやめられない。


夜毎あの人を想って泣くんだ。
 ....
バスで海沿いを旅していたら

財布をどこかになくしてしまった

海に財布を探していたら

ひととはぐれてしまった

海の底にはレールが見えた

おおきな白鳥が海面から飛びあがって
 ....
いつも隣には君がいる。
笑顔の君がいる。
悲しい。

僕は泣いた
いつも一人で歩いていた。
優しいのは寂しい。

うなずく君は可愛い。
階段を登ると
太陽が沈んでいた。
向き合った途端、一瞬たじろいでしまった
あまりにも真っ直ぐに見つめられて
ファインダー越しに覗いた
淡いピンクの大輪


千重咲きの奥に守られている花芯は
何か語りた気に
唇をうすくほ ....
盗まれた
海の藍一色
ペン先に浸し
描かれた
白磁に咲く
蘭の花

開き行く茶葉の
馥郁たる芳香が
矢車草摘む
少女の面影を
うつし世に誘う

リフレイン
君にまた会えた
 ....
小川のような楽譜を背泳ぎして
フルートを手にする君
瞳を閉じた音色は
君の夢をまさぐって青い湖に案内する
歌詞はそこで一隻のボート
僕は向かう方向に背を向けて
ひたすら歌いながら漕ぐ
 ....
雨の糸
紡いで布を織る

星の子
風邪を引かぬように

七夕
願い事を書いた短冊

白紙の未来
ペン先がじっとみつめている

願い事
人の数だけあるのだろうけど
根っこのと ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14121)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真緑の水- 永乃ゆち自由詩8*12-7-6
ネコ- 暗闇れも ...自由詩912-7-6
ガソリン- 草野春心自由詩6*12-7-5
After_June- 吉岡孝次自由詩1*12-7-5
輝き- 草野春心自由詩312-7-5
アレロパシー- ペポパン ...自由詩9*12-7-5
- ペポパン ...自由詩3*12-7-5
港の絵日記- ……とあ ...自由詩13*12-7-5
真白髪- そらの珊 ...自由詩13*12-7-5
雨の跡- 灰泥軽茶自由詩11*12-7-5
文字が空から降ってくる- まーつん自由詩13*12-7-4
ワイン- ペポパン ...自由詩5*12-7-4
浮かばずの朝- 八男(は ...自由詩312-7-4
7月のNobody/Something- そらの珊 ...自由詩19*12-7-4
海からの雲- 吉岡ペペ ...自由詩1212-7-4
想像の手を伸ばして_/_ _それは繋がって行く- beebee自由詩29*12-7-4
麦わら帽子- 灰泥軽茶自由詩5*12-7-4
ぬり絵する女- salco自由詩12*12-7-3
悲しみ- ペポパン ...自由詩5*12-7-3
アドリアネのブロー- 和田カマ ...自由詩2*12-7-3
かわいいくつが_ほしくって- 鈴木陽一 ...自由詩212-7-3
知らず飛ばず- シホ.N自由詩112-7-3
「ようこそ」- yamadahifumi自由詩212-7-3
空想妄想現実逃避。- 永乃ゆち自由詩4*12-7-3
波しぶき- 吉岡ペペ ...自由詩912-7-2
君は僕の友達- ペポパン ...自由詩5*12-7-2
乙女椿- 渡 ひろ ...自由詩24*12-7-2
アールグレイの邂逅- 和田カマ ...自由詩3*12-7-2
- 乱太郎自由詩24*12-7-2
ささやさや- そらの珊 ...自由詩24*12-7-2

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