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秋を着飾った紅葉が
全ての葉を落とした

裸になって
冬の薄い日差しを
目一杯受けたいのだろう

やがて来る
春のために
君は最近歌を口ずさむ
歩いてきた距離は途方もなく長く、
希望を持って歩いてきたけれど
どうにもうまく行かないことが多くて
それでも前だけ向いて歩いてきた

君の歩いている道は
君が望んだ ....
中一の長女の
突然の登校拒否

いてもたってもいられない

家に着くと
テーブルの上に破壊されたスマホ

LINE外しだか
何だか知らないけれど

俺の娘に何しやがる


 ....
  同刻、家の裏では百合の花の一群が燃やされていた
  大幅に腐食の進行した数々の欺瞞に関しては、
  某町の空き地を使用して年末迄には燃やされる手筈になっている
  水槽……
  そ ....
穴のあいていない人間はいません 新年を迎えようと 時がさする 背中を
手を合わせたくなる
いつの新年も色褪せない新年界に居るはずだ
そのように 新年を春の意味を迎えたい

手を合わせ
合わせたくなる

合掌の外れに咲 ....
冬の初め、リンゴの収穫の合間に、友人の車に乗って文化センターの展示を見に行こうとした。時候の挨拶のような何気ない会話をしているうちに、車が急に左に寄って、コンクリートの壁に斜めにぶつかっていっ .... たぶんに、自分のせいだ。たぶん、自身が悪いのだ。
敵は 見えない敵じゃない、見えていることが敵なんだ。
聞えないことが敵じゃない、聞えていることが辛いんだ。
見えているのに 伝え方が解らな ....
華奢な小枝が
今は居ない
おばあちゃんの
背中に見える

身を反らす
一張の弓に似せて

しなやかであるが
少し触れれば
脆く砕けてしまいそうだ

それなのに
見目良く
誰 ....
暗がりのなかの水
灯の無い窓に
階段は増えてゆく
樹に埋もれた塔の上部が
少しずつ空になってゆく


花を見つめすぎて
花になるもの
双つの入口
冷えた川を着て融け ....
限りなく美しい荒野に立ち
私はただ貴方を待っている
南から流れる風の知らせは
温かく私の身体に溶け込み
もうじき逢える希望に満ち
耐えがたき苦難も消え去る

果てしない荒野に煌く太陽 ....
  伴奏のない音楽をきいていた
  たぶん
  心のなかで
  夕暮れの時間が
  まぢかにせまっていたあのとき
  ひとりでブランコに座っているきみをみつけた



  し ....
笑い声に聞こえるように泣いた 生まれた時代が悪いのか
育った世界が悪いのか
なぜ私はゴミなのだろうかと考えると
いつも決まって
そんなことが浮かんでは消え
浮かんでは消え

結局のところ
自分が悪いんだとあきらめる ....
秋の陽を受けて
河原に転がっている小石
何百年も かかって
水に運ばれ
磨かれ
なめらかに 
平たくなって

足もとの一つ
掌にのせ
眺めていると
水切りをしたくなり

幾つ ....
 愛を映す鏡に
 己を見た者はいない

 けれど、
 もし、いたとしたら

 その人は
 どんな姿を
 していたろう?

 イエスや、仏陀の姿を
 多くの人々が、想像しては
  ....
もうもくどもよ、

ベッドのあさいところで
指をかぞえる
放射状にならべたままで
つかみあうことができないままで

どの地点にも等しく降る雨のようになれないものごと
すなわち、わた ....
七年の呪縛
三年後の危機

胸のタイマーが
カウントダウンを始める

それは
鼓動と同調して

来るべきときを
予期さえする

なにしても
どうしても

なにもな ....
七里御浜の白砂の端の
岩場から顔を上げ
碧い海の彼方の故郷に
吠え続けたいく春秋
下半身は岩に同化した


桜吹雪に包まれて 
華やぐ心に
霞みに消える空を
呼び止め 呼び戻し
 ....
取り出したばかりの粘土は
幾通りもの生を含んで
ぐにゃり
柔らかく在る

指で押せば
くぼみが現れ
手のひらで転がせば
丸を成す
いびつな複雑さは
魅力的である代わりにとてももろい ....
おかあさんにだって
醜いこころあるよね

乱暴に掃除機かける母
その方がましだね
なんておもう私

無言の父

それぞれに通り過ぎる
まるで街の交差点のように

ちょっと寒い朝 ....
リザの朱い唇が震えて 
ガラスの森ができた 
雪の降る音がするんだと言っていた
それはしゃぼん玉が割れるような音で 
十字架にキスをする温度のようだとも言っていた  
アフタヌーンティー ....
野を駆ける風をその髪に
茜色の夕焼けをその頬に
天の川を両の手に
卯月の雨を一粒残らず集めたら
桜吹雪に変えて見せましょう

知りえる限りの美しさを散りばめて
逆さまに 微笑む兎が 見えたかい
月明かりの下で 朝露を待つ夜は 程遠く

太陽の訪れを 待ち侘びる事も 忘れたみたい
海岸で咲く 緑の花びらを 見付けたかい

違うよ 其れは 蛇紋岩だ
 ....
黙っておこう 余計な事は
黙っておこう 隠し事は

黙っておこう 世を渡るには
黙っておこう 面倒な事は

大事な鍵は手の届かぬ土の中
根に絡まる土の中

正直者は苦労する
取って ....
女装して女子会にきている 別れ際
もう一度
君の
爪先を愛撫した


 君は
 恥じらいながら
 美しく変形した爪先で
 二人の接線を示す
 弧を描く


曲が

 月の光から
 パスピエにかわ ....
それでは先日公開処刑された
張成沢氏の側近の霊を
呼び出して頂きましょう!

チ、チャン、ソン・・・テク?の、そっきん?

ハイ、張成沢氏の側近です。
どうぞ!

フーッ・・・
オ ....
若葉が砂になるまで待つ季語
矢印と地雷ばかりの地図
365日うねり続ける言葉と髪
ケーブルに絡まり千切れた運命の糸
私のレントゲンに写る現代詩の影
精神が崩壊して的中させる針の先
カテーテ ....
固いつぼみを こじ開けようとも
春を待たねば 時期早々
滲み出た 乳白色の液体が
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の
器に混ざり込み 静謐な
長方形の世界に留まってしまう


暖かさを待 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14133)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裸木- イナエ自由詩15*13-12-12
君の歌- ……とあ ...自由詩21*13-12-12
深夜の東名高速で出会った鬼たちに憑いていく- ichirou自由詩8*13-12-12
言葉たちの去就- 草野春心自由詩213-12-11
穴のあいていない人間はいません- 北大路京 ...自由詩913-12-11
新春へ「二」- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-12-11
被害- 葉leaf自由詩1113-12-11
そらの最上階- るるりら自由詩12*13-12-11
小枝- subaru★自由詩18*13-12-11
ひとつ_うつわ- 木立 悟自由詩613-12-11
風になろう・・・- tamami自由詩17+13-12-10
少し早い月のように- 草野春心自由詩313-12-10
笑い声に聞こえるように泣いた- 北大路京 ...自由詩813-12-10
なぜ私はゴミなのか- 花形新次自由詩813-12-10
- イナエ自由詩17*13-12-10
鏡の世界で- まーつん自由詩913-12-10
_- 平井容子自由詩813-12-10
とぶ歳- シホ.N自由詩313-12-10
獅子岩- イナエ自由詩7*13-12-10
【終わりと始まりと】詩サークル「群青」12月の課題「終」への ...- そらの珊 ...自由詩2013-12-10
朝の交差点- 朧月自由詩613-12-10
リザ- マーブル自由詩813-12-10
野を駆ける。- 駒沢優希自由詩213-12-10
彼女の土産- 藤鈴呼自由詩4*13-12-10
黙っておこう- subaru★自由詩11*13-12-10
女装して女子会にきている- 北大路京 ...自由詩513-12-9
トゥシューズ- ichirou自由詩5*13-12-9
恐山2- 花形新次自由詩213-12-9
鮫のための狂想曲- 左屋百色自由詩10*13-12-9
花となって競い合う- 小川麻由 ...自由詩9*13-12-9

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