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季節が巡り、花が散り
踏まれたアリは雨に流された
僕ら無限を彷徨って
次の瞬間に芽吹いてる
高き空は青く
地平線に近付くにつれ乳白色に
そして我が周りでは何故か透明

自由に 何も無く
僅かな影だけを引き連れて

今この時間
肉体を失った 魂だけで
人工物に憑依して
家を ....
秘密にしておいたほうが 良い
だれにも明らかな回答は 無い

アーガイルチェックに 奇跡の鍵があるのだ
世界の全てが斜めになる角度に 虹が現れるように

千羽鶴を折るなら 
菱 ....
          
順調に河をくだっていたはずだが
気がつけばこの船は
豪華絢爛な泥船で
狸顔したチワワ数匹
キャンキャン喚きながら
不安定な船の中で走り回り
客の老若男女たち
口々 ....
ふかく沈み込んでゆくものひとつ
こころにあった
過不足のない生き方がしたかっただけなのだが
きもち押さえこまれてしまう

沈殿するものは多々あるがちょっぴり異議をとなえてみる
朝の空気にそ ....
つばめの親は
とぼうとする子供を助けない

少し離れた場所で
おとうさん
おかあさんはとまっている

何事か話しながら
たまに外へいく

こどもはうんしょとのりだして
どたばたと ....
電線には 雀

絶対に 会話している風な笑顔で
闇をも すり抜けた

鴉は 怖くない

そもそも 黒い存在を 忌み嫌う理由が 
分からないのです、と

溜息を 吐きながら
嘘の  ....
見失った目的を嘆いても始まらないのに笑えない茜色の雲ってさみしいし
見誤った人生を後悔すればまた諦めきれない陽が昇るってつらいけど
そんなことはないと慰めてくれるひとも必ず居ることを忘れない ....
信号を渡る時
音楽もなく思いついた言葉
色彩の間をはね回る人間たちのシルエット
恋愛は駆け引きなのか
しかし誰もが心の底では純粋でありたいから
一夜限りの朝を過ごすのだろう
僕も衝動に ....
熱がない。
みぞおちのうえ辺りを、すぅすぅと風が通り
だいじな「おくそこ」が冷えきってる。

熱がなく
あまりに冷えているので
ぼくは永久凍土で冬眠にはいってしまう。

一千万年あとに ....
  {引用=―M・T君に―}

「てんぎゅうをとりにいこう」
きみがそう言った夏休みに
ぼくらは残忍なハンターになる

もくもくと青空に湧く入道雲
稚魚の群れが回遊する島の海を
ぼくら ....
「目の前は、海。」

青の端で青を聴く
潮だまり おどる魚影 水をよぶ銀鱗

目をとじて
うまれたばかりの水をくぐる
五月のさきにある
海の縁で





「あおあらし ....
征服欲だろうね

従順を好むのだろうね

常に尻尾を振るわけじゃ無いね

群れるを本分するけどね


一匹狼が狼と呼ばれるね

イヌ科だよね

こいつも好きかい?


 ....
幼い日 砂の上で感じた
うろおぼえの 愛の記憶が
繰り返される

青い青い
水平線の上

どこまで行ったら 追いつくの
あの日見た まぶしい
光の海の果てに
裏のほうの園庭は
どくだみまみれでだれも近づかなかった
しめったようなぶあつい葉と
こなこなした細ながいおしべ
どくだみはえらい植物なんだよと
先生は教えたけどもだれも近づかなかった
 ....
ちょき ちょき ちょっきん

ハサミはただ一生懸命 紙を切っていた
紙を切ることが 目的なのだ

ハサミは紙を切りやすい形につくられていた
紙を切ってさえいれば ご主人は大切にしてくれた
 ....
 苦しかったら
 ここにおいでと
 空が囁いてくれた

 でも私には
 翼がなかった

 辛くなったら
 ここにおいでと
 海が囁いてくれた

 でも私には
 鰓がなかった
 ....
【カロート】

骨を収めるところだ

簡単じゃないよ

市民の骨を有料で収めるうつわだからね

俺はそんな仕事は嫌だったが

青焼きを渡されちゃ嫌とも言えず

自ら重機の操りも ....
1.虹

紐といた

気の遠くなるひだまりの路線で
彼のもつれた襟足に
昼の星は木漏れて消えた



2.スターバックスラテの矛盾

おびただしい反則が
やがてあらしを連 ....
 「明日」

ATMから引き出そうとしたら
お客様の明日は残高不足です とアナウンス
借金ばかりの恋で底を着いたのか
利子もあの子ももう赤字になって去っていく
振り返るのは嫌いだが
この ....
生きる意味をもうこれ以上考えずに 生きていたい

荒野に佇む私でいたい 大自然の一部を身に染み込ませたい

文明の方向を確かめたのか 進化を時間任せにしていないか
電波たちが各々の魂を操ろう ....
放浪

電車賃

五百円

それを残して


あてどなく


恨み辛みは

背中に


とぼとぼと

まちを彷徨う

銭を奴にと

思った事もある

 ....
 駅裏路地の喫茶店 
 奥の席でわたしが
 そっと開く小さなノート

 八月昼下り
 お店の外、炎天下
 陽炎がゆら、ゆらり
 でもここは
 寒すぎない冷房
 照明は月明かりの夜みた ....
重苦しさは蒸発しない空気のせいだろう
冷めた首筋の脈を促す気配に、昼と夜の違いなんて在りもしない
「凶器を手にしたまま祈る人間は信じない」
彼は地と空へ向けて強く言い放った
引力から ....
 毛が濃い

け‐がこい[怪囲い] 北陸地方に伝わる、悪霊や妖怪のたぐいを封じるまじない。{ルビ紙垂=しで}を連ねたものや消石灰、小麦粉、片栗粉、米粉または春雨、
ビーフンなど、とにかく白っぽい ....
本日をもって閉店させていただきます

うちから徒歩一分の
スーパーマーケットが何十年かの幕を閉じた

棚はがらがら
生鮮食品とお惣菜ぐらいがあるだけなのに
人が溢れてうねりうねって彷徨っ ....
 
知らん間にこわがりになってもうてたわ


しゃぁないやんって、言うてぇや

なぁ、なぁ、言うてぇや



 
担がれる縁起の身にもなってみろ

夏のはじまりの声に
奪われた鼓膜は
透明の
セロファンに覆われた
巻貝の中で浮遊する



白い花びらの波に
さらわれた遠い渚で
掠めとられたくるぶし は
薄暑の縁ど ....
ほとり 泉に 群れ 飛ぶ月の 彼方
行方 揺れる しぶき ふける 風に

釣り込まれる 草葉 影音 臥せ 夜
咲いて 咲いて 残す ひき むろ

小石に かせ 花に かせぬ 夢土


 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メビウスの輪-B_side-- 秋助自由詩113-5-9
静かに燃え尽きる場所- 狩心自由詩2*13-5-9
符号階段の謎- るるりら自由詩7*13-5-9
酔い泥船- ……とあ ...自由詩8*13-5-9
おとしもの- 梅昆布茶自由詩513-5-9
春の儀式- 朧月自由詩613-5-9
ちゅんちゅく- 藤鈴呼自由詩5*13-5-9
月と哭け- アラガイ ...自由詩7*13-5-9
生き逃げる- 番田 自由詩413-5-9
ここはカフェのソファ。ミルクティーを飲みながら- 凍湖(と ...自由詩213-5-9
天牛と島の少年- 壮佑自由詩28*13-5-8
五月/短詩群- 佐東自由詩2*13-5-8
犬が好きだと言う人は- ドクダミ ...自由詩2*13-5-8
- 莉音自由詩2*13-5-8
どくだみ- はるな自由詩713-5-7
ちょっきん- 佑木自由詩1*13-5-7
たったひとり- まーつん自由詩19*13-5-7
墓を作る- ドクダミ ...自由詩5*13-5-7
ピア- 平井容子自由詩613-5-7
「明日」ほか二篇- 乱太郎自由詩19*13-5-7
患う電波- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-7
放浪- ドクダミ ...自由詩113-5-7
殺意の夏- 平瀬たか ...自由詩4*13-5-7
- アラガイ ...自由詩2*13-5-7
毛が濃い・村上春樹- salco自由詩7*13-5-6
さよならスーパーマーケットさん- 灰泥軽茶自由詩10*13-5-6
言うてぇや- 殿上 童自由詩20*13-5-6
担がれる縁起の身にもなってみろ- 北大路京 ...自由詩713-5-6
潮音、遥か- 佐東自由詩6*13-5-6
古土- 砂木自由詩14*13-5-6

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