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死にたいけどジェットコースターは嫌 それは

朝日の中からオレンジ色の光を選び出し
白いフロントガラスに投影する技を持つ

火傷した現実も
湿布のように冷やしてくれる

道を見失うことがないように
巷の腐臭を凍らせ ....
林檎の花は雪色 蕾は朝焼け
雪に枝を折られながら
木を裂かれても 根は雪を吸う

発芽し実になる芽の成る術を
同じく過ごし 来年の芽は待つ

芽が実になるのは二年越し
熟成は枝から始ま ....
いくら分析しても分裂する
卓の花は5つの花びらから成る

新宿のビルは2千個の灯りをともして
マンハッタンに古い影を投げかける

いつまで数を数えても
人間がぐんぐん追い抜いてゆく
哀 ....
      薄黄色に染まっている
落日直前の千切れ雲をかいくぐって
     どこで生まれ育ったのか
 どうしてここまで飛んできたのか
  ひたすら北風のなか生き生きと
     庭の柿の裸 ....
たどり着かない道を
ゆく足並み
きこえないほど遠くから
きこえないほど遠くへ
確率が宙返りしながら
期待値を歩き
僕たちは
生まれることと
生むことと
死ぬことだけを
しようとして ....
みなさんどうかよいお年を
今年一年数々のご無礼を働いたことも
どうか水に流してください

わたしとしては
それなりに
誠意を尽くしたつもりです

努力が足りない事も
わかっています ....
生きて夢の反対 新しい時が迫って来る
寝ても覚めても どんな所にいても
必ずやって来る 小さな頃早く大人になりたくて
時が早く経つ事を祈った
今ではそれが恐い

時が経つほど形を変えて
時が ....
亡き霊とはなんだ!

かつてお前はそこにいた

愛らしい瞳を輝かせ

手を差し出せば

過去と現在の区切りを越えて

まざまざと感知出来うる

「そうだよな、俺もお前も生きてい ....
  ところで、
  思い出のなかのあなたは春先のキャベツのように
  何よりも甘く、温かく、笑い転げている
  意識のあやうい外縁を一匹の野良犬が走る
  窓の外で雨が降っているのかど ....
だれにも打ち明けず
唯一の理解者たる
机上のかえる達は片付けられ

何に
苦しみ
何に
絶望し
何に
寄り添い
何を
恐れ
何を
求め

旅立つのか


されど
 ....
消灯した部屋の
シャンデリアの
何と死に絶えた欲望か
  ストライクが入らない
  言葉の投げ方を、忘れたから

  キャッチャーを
  キリキリ舞いさせながら
  交代を告げる声を、待ち望む

  変化球に入れ込みすぎて
  指の関節が ....
年末の休暇で一人部屋で読書をしていると、あっという間に雪に降り込められていた。雪は私の窓から見える都会の一断面を静かに滑っていき、地面を飾っていった。この都会は今や雪という膨大な電飾できらめい .... 多湿な天井から
何度でも繰り返す声
A A A
その質量が天井を弛ませて
僕の耳元へ信号する
A A A
箱型の鼠色の機械の
艶やかな肌が
僕の超音波の恋愛とおなじだ
何度でも言 ....
赤子胸いっぱいに燃えている            131227
今朝も断続的に雪が降る
大動脈を絶たれない訓練が
湿り気を帯びた雪を降らすんだ
知ったかぶりを披露する乗客たちを
スコップでいっぺんに運んでゆく
線路脇 ....
いのちある
きのうは

醜く
苦しく
さびしく
うれしく
輝いて


いのちある
言葉は

清く
汚く
痛く
美しく
生きる


いのちある
今日は

泥 ....
思想と無縁に庭の茂り

知識は及ばずの緑みどり

なにか悲しい主無しの蜘蛛の巣

なにも冬に咲くことなかろう薔薇

及ぼせはしない

そこに膝ついて

深く覆えよ雪と

枯 ....
今年も届いた母からの小包

まずは
?AKB48みたいな洋服がほしい?
という娘達のリクエストに応え
母が見つくろってくれた 
チェックのワンピースやミニスカート

その下には
ハロ ....
讃岐うどんを
食べ歩きすると言ったまま消えた
ペンシルベニア州出身
角田勲(48)が
セルフの店を出し
味の良さから
うどんの神様と呼ばれているとの
情報を入手した
妻ジャクリーン角田 ....
空は言う
イタイ イタイ イタイ
土は言う
オモイ オモイ オモイ
水は言う
クルシイ クルシイ クルシイ

風は無言で、木々はうつむく

人は言う
すごい すごい すごい
人は ....
寝室の窓の外で
また今夜も
切れかかった街灯が
青白い点滅を繰り返す

この世に未練があるのか
ただ惚けてしまったのか
それとも
死二ユク前のあがきなのだろうか
今夜も
わたしの静 ....
どんなに騒いでいても
静かに眠っていても
来るものはくるのだ

 小川一本の県境
 だからといって
 
 天候が
 変わるわけでもないのに
 天気予報は変わる

 水の性質が ....
コロコロ ゴトゴト
コロコロ ゴトゴト

車のドアポケットの小石が
今日も小言を言う

夏休み
娘が海岸で拾った
薄緑色の小石が
車のドアポケットで
今日も小言を言う

アクセ ....
いつか煙突みたいだと言われたような

紫煙に囲まれた部屋で
背中にくっついたソファの表面を剥がしながら起きる

いらいらしたりそわそわしたり

なぜこのようないったりきたりを繰り返さねば ....
ドミノ倒しのように難しい言葉から滅び始める。
ひび割れた空から失われた声が漏れ、
抱えた純粋が白い息となって冬に紛れる。
花は色を失い、太陽は光を失った。

ああ

おなかはすく

 ....
空気のかけらが
蜘蛛と遊ぶ
羽根のむこうの星
巨きな双つの白い影
空から地を見つめつづける


花がひたいに触れ
夜と話す
窓と壁は消え
ひたいだけが熱い


遠 ....
漠然とした倦怠感。
終わりゆく夕陽を見つめ
今日を悔いながら
眩しかった昨日を懐かしむ。

少し深い方をみれば
生き生きと今日を抱きしめている人々がいる。
絶望を噛んでいる場合じゃ ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
死にたいけどジェットコースターは嫌- 北大路京 ...自由詩913-12-29
氷点下- ichirou自由詩5*13-12-29
ゆ木- 砂木自由詩15*13-12-29
20世紀- 白雨自由詩113-12-29
そらの先っちょ_七- 信天翁自由詩213-12-29
眠る愛犬にえさをやる- めー自由詩3*13-12-29
今年はこれでお終いです__(詩人サークル「群青」今月のお題「 ...- Lucy自由詩15*13-12-28
生きて夢の反対- 北大路京 ...自由詩213-12-28
迫る- リィ自由詩413-12-28
亡霊と遊ぶ- ドクダミ ...自由詩313-12-28
エーテル_5- 草野春心自由詩313-12-28
鎮魂歌- ichirou自由詩5*13-12-28
深夜- 白雨自由詩213-12-28
マウンドにて- まーつん自由詩19*13-12-28
- 葉leaf自由詩313-12-28
鼠色のA- 白雨自由詩113-12-28
赤子胸いっぱいに燃えている- 北大路京 ...自由詩313-12-27
断続的- あおば自由詩13*13-12-27
いのちある- ichirou自由詩12*13-12-27
思想と知識とその他- ドクダミ ...自由詩213-12-27
味噌漬けと詩集- 夏美かを ...自由詩31*13-12-27
四国の黙示録- 花形新次自由詩213-12-27
高層マンション- uri_kappa自由詩213-12-27
死二ゾコナイ- そらの珊 ...自由詩17*13-12-27
越年- イナエ自由詩17*13-12-27
小石の小言- ichirou自由詩11*13-12-27
眠魚より- カマキリ自由詩213-12-26
(明日世界が終わっても)_#pw冬組- 北大路京 ...自由詩613-12-26
ひとつ_ひとり- 木立 悟自由詩213-12-26
黒い_黒い_果てしなさ- komasen333自由詩4*13-12-26

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