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今日の空は青く
日は明るく
春の一日は輝く
それぞれの営みはつつがなく
三年目の今日を過ごすだろう
毎日の記憶は更新され
消えるものもあれば
....
働きたくはない。当たり前の素直な心情だ。しかし、働かない訳にはいかないのが現実だ。
金なんざ別に欲しくはないが、ナシで済ませられる社会には生きていない。
人と物に蝕まれ「飯喰らう石ころ」に ....
今日の浅草は何時にも増しての人だかり
四万六千日の法要が執り行われる
コジキもカッペもガイジンも
皆ひとえにに観音様の功徳にあやかろうとやって来る
篤い信仰ある人も
観光のつい ....
オオルリが鳴く
川のほとりに立つ
高い高い木の頂きで
空よりも
水よりも
深く青く清澄なる色から出る音色に
森が統一されてゆく
アホの子のカーコは
ほじくった鼻クソを食いながら
「オレ、雪好きや」と言った
なぜ好きなんだと聞いたら
人を小馬鹿にするような顔をして
「お前、みんなカキ氷だら ....
陽が落ちた後
安堵感を湛える
紫色の時が好きだ
その中を君と二人で歩く
永遠なんざ
詰まんねェもんだ
そんなもんクソ喰らえ
そう思いながら
....
何処までも遠く青い青い空
樹々の緑は深く濃く憩いの影を落とす
白き雲が流れ行く
太陽の輝きは計り知れぬ
私は滋味多き土の上に立ち
涙を落とす
涙はあまり ....
たかだか2m足らずの器の中から覗いているもんだから
何時まで経っても小せェまんまだ
手前ェの心に託したものを仕上げれば
空間も
時間も
飛び越えることが出来る ....
五月五日、銭湯は菖蒲湯になる
端午の節句ではあっても
ガキより年寄りの方がずっと多い
それでも今日に限っては
子供のような顔つきに見えるから気持ちの問題か
彼ら ....
開けるんだ
閉じてはいけない
次も開けるんだ
その次も開けるんだ
閉じてしまっては
我々は何かの為を捜さなくては生きていけない
さぁ、その閉じられようと ....
国境には
別に線など引かれてはいない
インドとネパールには
ただ歓迎のゲートがあった
トルコとギリシャには
白くほこり立つ
コンクリートの橋があった
....
戸惑いや不安が無くなるに従い
この体もそれ程必要とはしなくなる
歩み行くにつれ
私は森となる
風の声
川の声
鳥の声
途絶える事なく
一 ....
何ものにならんかな
月にならんかな
地より仰ぎ見る
黄色い待宵草々
天を照らさんかな
人を喜ばさんかな
地より請い願う
夜の明るさ待宵草々
....
朝。
起きる。
支度する。
出掛ける。
だらしのない電車に揺られる。
現場に着く。
働く、働く、働く。
帰る。
じめついた温もりある電車 ....
青空だ
さぁ、でかい大口を開き かぶり付け
どれだけでも喰え
全部あるだけ喰いまくれ
己の内臓に納まり満たされる
喜び沸き立つ季節は
それでこそお前のも ....
salcoさんの蒲生万寿さんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三年目
-
蒲生万寿
自由詩
2*
14-3-8
声
-
蒲生万寿
自由詩
1*
11-10-20
四万六千日
-
蒲生万寿
自由詩
2*
11-7-10
オオルリ
-
蒲生万寿
自由詩
5*
11-5-4
雪
-
蒲生万寿
自由詩
2*
11-2-12
好き
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-5-28
内省
-
蒲生万寿
自由詩
1*
10-5-26
GO_OUT
-
蒲生万寿
自由詩
1*
10-5-13
銭湯
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-5-10
開けろ
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-4-18
国境
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-4-11
上高地にて
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-4-9
待宵草
-
蒲生万寿
自由詩
1*
10-3-10
生涯
-
蒲生万寿
自由詩
2*
10-3-4
青空
-
蒲生万寿
自由詩
1
10-2-26
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