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灰と水と 光と音が
道の行方を消してゆく
午後のむこうには何もない
午後のむこうには何もない


蜘蛛の巣をたばねた
冬の雨の日
むらさきと黒の目の
水たまりを見 ....
海辺から光を見つめていた
存在していればいい 見ているものが いつも
ぼんやりと そして
時間をどこまでも流れていくのだろう
道の暗がりに棄てられた 
凹んだ空缶を拾い、日溜りに置いた。 
遠ざかり、振り返った僕を呼んで 
透きとほる手をふっている 
好奇心

意味不明

好きだよ

愛してる

ねぇねぇ

しにたい


ぐーるぐーる

回るまわる思考回路ショートしちゃう?

ほらでもね、自分でもわ ....
命の最期を見とどける
あの人の笑顔
あの人の声
あの人の怒り

聞き辛い声を
聞こえるようになり
心が読めるようになる
大切に思う気持ち

故郷に帰りたい
それがあの人の
最後 ....
きみは一昨日 何を見た
きみは昨日 何を見た
きみは今日 何を見る
きみは明日 何を見たい
きみは明後日 何を見たい

でも何も見ないし
何も見えないよ
きみの瞼はもう閉じたままだから ....
アナタとアタシが交差する
言葉が感情がいりまじる
すきとかきらいとかがまじわる
あいたいとかあいしたいとかが
まじわる
ドキドキと鼓動がなる
あなたが横をとうりすぎたときに
あなたをみつ ....
前世はおむつでした
その前は
朝顔を咲かせた藍染の浴衣でした

かすかに覚えているのです
あなたと
一緒に
縁側で線香花火をしましたね
華々しく燃えたあと
ぽたりと火種は落ちて
こ ....
ありがとうも
ごめんなさいも
また今度も
いらない

生きている
私たちに
また夜が
祝福する

エレベータ
昇って 
降りて

繰り返す
夜の波だ

打ち寄せる
 ....
十六時になったので
この川沿いのベンチから立ち去ろう
綺麗な夕日を
今日は見たくない
宮島行きの遊覧船が
けたたましく船着き場を離れてゆく

週末は車が通れない元安橋
センターラインを ....
さしすせそ

歯に沁みる朝

凍ったままの思考を
ポケットに突っ込んで
背中を丸めて歩き出す

たちつてと

舌で弾けない昼

すっからかんの頭に
ラーメンをすすり込 ....
帰る故郷を持たない
それは誰からも同情されないひとつの不幸

行き場を失った男は
街を彷徨い帰る場所を捜す

しかし もともとなかったものを
どうやって見つけるのか
それは判っているの ....
いま

きみが

欲しいものは

なぁに?

ペンかな?
本かな?
お金かな?

教えて

ぼくに
ぼくだけに


こっそり
教えてほしいな



 ....
「Somewhere Over The Rainbow」

あの
七色の橋が 
青空に溶け消える前に

そっと
踏み出して行こう 
子供の頃見た夢の国

もう
幾年月 はや流れ  ....
朝、キミはボクの布団の中にすべり込んで来た。
そっと、腕を伸ばすと
キミが頭をのせた。

キミの鼓動が伝わってくる。
ボクの生を感じる。
キミが目をつむる。
世界は止まってしまったのだ。 ....
熱帯雨林の奥深くで
一本の樹が音もなく倒れる
遠い北の冬の海で
雨は海面を音もなく叩きつづける

彼が深夜 唐突に眼を開けるのは
そのどちらかの音を聴いた時だ
その瞬間 眼は闇の漆黒しか ....
むやみやたらに
不安になった

刑務所から脱走した
殺人未遂の犯罪者
まだ捕まっていないらしい

今にも そいつが
玄関のチャイムを鳴らしそうで

いやいや
災厄はチャイムなんか ....
本当の自分が見えている
ハンドルを握るとき、世界はいつもそう問いかける
山越えに近道を抜けよう
必ず刺激的なトンネルがある
べつにトンネルが決めてになるわけじゃない
入り口と出 ....
たぶん、枯葉を踏んで
(小気味良いステップで)
たぶん、あなたの森を歩く


あなたの匂いがする森は
いつかどこかで歩いた道
頬を寄せると風が囁く


おはなしをしよう
ブランケ ....
サラダの水は純粋だ
野菜の涙かもしれない

湧き出たばかりの水は
すべてが純粋に見える

この心は
どこからきているのだろう
今日という船が
昨日という川を流れていく

川の水源には産声があり
川の果てには海がある

だから海は
あんなにも大きくて
少し悲しい

わたしのオールは細すぎて
川の流れは遅す ....
去ってゆく
風は肺に染み渡り
)おちていた
いまは隠れて
みなし児を見つめた満月がね
冷たいから
(すやすや)と、思い詰めれば眠れないだろう
)静かな夜
ぬくもりを知らずに ....
シンダラソウ シンダラソウ
しんだら草が生えて来て
静かに冷たくなるばかり
こわばりそこに在るばかり
まだらに染み出で色変わり
シンダラソウ シンダラソウ
しんだら草が生えたらば
焼き場 ....
こころのなかに
海が浮かぶ
深く蒼い紺碧の海

ひとつの闇から
光を見出だそうとするとき
かならず海が浮 ....
あたしは何番目なんでしょう
この国で
不出来か出来がいいのか
セイノウがいいのか
人的にそこそこなんでしょうか
誰にきけばいいのか
多勢にきけばいいのか
人の良し悪しは人の多数決できまっ ....
うすっぺらな
アスファルトを剥したら
今も蘇る
ブリキの街
白く錆びた娼婦の肌が
うすい庇の影に
やさしく溶けて
ぼくを呼ぶ


はだか電球ひとつ
布巻き電線が這う天井
タイル ....
? 

玄関扉を開け左壁面 家で一番大きな鏡がある。
その鏡は 不可能な空間ではないが、出入りする者の体全体を映すだけでなく、家全体を裏返す。

鏡の中に空間があるのだが、その空間に誰かが住 ....
誰かだった人々が集まり
仲間入りを果たす
誰かが口にしている
今日はめでたい日だと


この町で一番偉い男が
毎年同じBGMを話す
何かを祝っている
群集もそれにならう


 ....
             

             魂の在りかをやっと
             さがしあて
             もう少し生きてみたいと
              ....
言葉を遮って雨は流れていく。

虫の声は届かない。

紅いカプセルを飲みこんだら喉が渇く。
平熱を知らないから微熱も分からない。

畳の染みは何が原因だった?

消印のないまま隠した ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
煌徨- 木立 悟自由詩712-1-19
堤防の見えないものに- 番田 自由詩312-1-19
空缶ノ声_- 服部 剛自由詩5*12-1-19
きみがすき- 自由詩512-1-18
life- ペポパン ...自由詩10*12-1-17
祝辞- HAL自由詩212-1-16
まじわる- じじ自由詩7*12-1-15
布讃歌- そらの珊 ...自由詩14+*12-1-15
いらない- umineko自由詩12*12-1-15
十六時になったので- たりぽん ...自由詩9*12-1-14
寒波- nonya自由詩33*12-1-14
_Deracine- HAL自由詩5+*12-1-14
誕生日- ジュリエ ...自由詩312-1-13
二度童子の魂を運ぶ白鳥の歌- 板谷みき ...自由詩4*12-1-13
覚醒する時間- くさいき ...自由詩212-1-13
寝息- HAL自由詩11*12-1-13
災厄はチャイムなんか鳴らしはしない- そらの珊 ...自由詩7*12-1-13
unchanged- アラガイ ...自由詩6*12-1-13
おはなし、森の- 石瀬琳々自由詩12*12-1-12
サラダ- 小原あき自由詩9*12-1-12
- 小原あき自由詩10*12-1-12
こもりうた- アラガイ ...自由詩6*12-1-12
しんだら草- salco自由詩7*12-1-11
『ひとつの、孤独のために』- あおい満 ...自由詩9*12-1-11
番号- じじ自由詩7*12-1-11
ブリキの金魚_2012- たま自由詩29+*12-1-11
- ……とあ ...自由詩18*12-1-11
形骸の式典- 村正自由詩3*12-1-11
ここに在る- 石田とわ自由詩3*12-1-11
つま先の方向- 永乃ゆち自由詩2*12-1-11

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