すべてのおすすめ
私という生命が
物事に感応した時
私の心は何故って
私自身に問いかける

私はさまざまな言葉の森を彷徨い
その意味する言葉を探す

簡潔に 適切に見いだした時
その言葉の群れは
ド ....
目をつむろうか
草花が閉じるように
ゆっくりと心にぶらさがって


切り取り線に沿って歩く
内側よ 自分のものになれと思って


誰かに火を
ともしおえたなら
安 ....
詩が生まれないこと
満腹な証し
なにもいらない
なにももとめない
言葉は
ことばであればいい
深みもなく
潤いもなく
その場限りの
ものでいい

詩はないほうがいい
幸せなもの ....
西へと
みじかい眠りを繋ぎながら
渦潮の海をわたって
風のくにへ

海の向こうで
山はいつも寝そべっている
近づくと
つぎつぎに隠れてしまう

活火山は豊かな鋭角で
休火山はやさ ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる

空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ....
わたし、さかな

あなたの前では息もできない
それは言いすぎかもしれない

だけど夜になると
淋しさを呼吸するわたしは
誰でもない一匹のさかなになって

どこまでも
きっと、どこま ....
どんな味がするんだろ
塩焼きにしたら美味しいのかな
唐揚げにしたら胸がやけそう
なんだかそんな気がするよ

どんな形をしてるんだろ
ストラップにしたらカッコイイのかな
リングにしたら ....
{引用=シャボン玉消えた}

ねぇ、何処に行くの・・・?

{引用=飛ばずに消えた}

何で連れて行けないの・・・?

{引用=生まれてすぐに}

母さん 父さん 姉ちゃん 兄ちゃ ....
力強い波の音

体の芯まで響かせて

荒々しく波

水面は留まらない



動き続ける

常に新しい顔見せて



洗い流せ

洗い流せ

蹲るこころ

 ....
今日も妻と


市場でリンゴが安かったのよ
という妻の言葉を
忘れえない
揺れる電車でそっと
僕につかまってた妻
一緒にいつもいつも
続けた伝道ボランティア
今日も妻の三枚目の ....
プリンのカラメル魔法の口紅
甘い恋にはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
甘いキスにはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
濡れない時もかかせない

プリンのカラメル魔法の ....
ちょうちょ食べるならしじみちょう
しじみちょうならおみそしる
お味噌入れたら火を止めて
ちょうちょひとふり鍋の中

しじみの滋味はなつの滋味
ちょうちょも豆もオリゼーも
みんなそろって鍋 ....
世界平和を願っていた、あの頃の貴方から、

世界平和を知らずにいる、現在の私へ。


伝書鳩の言伝


私の曾祖母は、私が生まれる前に、戦争で亡くなったと、
祖父から聞いたことがある ....
小さな塵が蒸気を集めて
やがて雨になっておちてくるように

僕の小さな悲しみを
あなたが優しくくるんでくれるから

ほら

こんな簡単に泣けるのを
僕は雨のせいにしている
                  080805



生えるためには水が要ると
ステンレスのボールが喚く
サルビアの花の写真は
今からでも間に合いそうに
麗しく艶やかで瑞々しくて ....
 
 
水を降りていく
やましいことなど
何ひとつない

深夜、もういない父の
容態が急変した気がして
親戚を探しに出かける

栞のように
水槽が鳴ってる
 
 
躍り狂う奇跡を 言葉じゃなく
こんな風に 歌いたい

ミシミシと振れる痴癖を
崩れるまで 感じたい

心に綺麗な闇の手を
心に綺麗な淡色を

まわり 君と夢の次の世界へ誓う
その針 ....
街路樹の葉群から 
蝉達の合唱の降り注ぐ 
夏の散歩道を歩く 

額の汗を拭うと 
数日前傷ついた右手の{ルビ瘡蓋=かさぶた}が 
いつのまに剥がれていた 

唇をぐっと噛み締める時を ....
最近妻がビヨンドになってきている

40過ぎだというのに
髪をピンピカリンの金髪にして
耳は穴だらけ
いくつもピアスをつけて
じゃらじゃらと音をたてている

夏だというのに
わざわざ ....
耳を立てて
とおくの雷鳴を聞いている
虹の匂いを嗅いでいる
夏はどこからか
ぼく等の原始人が現われる

川は流れつづけているので
終日ぼく等は瀬にさからって泳いだ
唇まで冷えきったら岸 ....
扇風機が
静かに首を振っている
かきまぜている

ソファに座って本をひらいている
あなた
この作家は、
攪拌という言葉が好きみたい
と、本をパタンととじながら

あなたが
静かに ....
吾子

あなたは ひのひかりを 
いっぱいにうけた ほうせきを
おおきな はっぱのうえに みつけましたね
あなたのめは ほうせきよりも 
きらきらと かがやいていました
あなたの ....
もうだいぶ短くなった青鉛筆を
今日も必死に削っている
先を細く細く尖らせなければ
気がすまないんだ
そのくせ
極度の尖端恐怖症なものだから
どれほど尖っているのか
目で見て確かめることも ....
雨はいつだって突然に
感覚を刺激する

懐かしい音に
身動きが
――…取れなくなる
夕方の雨は
だめだ

カーテンレースを握りしめた
手の
震えが治まるまで
アスファルトを叩く ....
乱れたシーツに
打ち上げられたのは
僕だけだった

散らばった鱗を
キレイに片付けた君は
もうコーヒーを香らせている

カーテンから漏れてくる
光の海蛇を蹴飛ばしながら ....
小銭をじゃらじゃらさせてる
オジサンは
時代は買えないが
切符は買える

路線図に目を凝らしてる
オジサンは
時代には乗れないが
電車には乗れる

ホームの端で背中を丸める
 ....
雲があざやかだ 
ほらそんな風に後ずさりする
風が糸をひいている

風が糸をひいている
ほらそんな風にあざやかだ
乳胸 見下ろす している

ビルの屋上はよくビルの屋上はいいというけれ ....
ああ 悲しくも
プラスドライバーで マイナスネジは回らない


どんなに冷たくされたとしても
きっと何時かは回ってくれる

どんなに首をかしげていても
きっと笑って回ってくれる

 ....
空になった米びつを
流し台下の収納から取り出すと 初夏
扉裏から日陰がやって来て
「今日は暑いですね」と作業を急かされる


10キロ袋の角を少し切り
よいこら 持ち上げてから
う ....
だれも

誰もあなたを奪えないよ
だれにも

盲導犬を連れた
女性の方の講演を聞く
視力を
やまいで奪われた

  階段があります
  ではなくて
  のぼりの階段がありますよ ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩作- 青い風自由詩6*08-9-4
fellowships- あすくれ ...自由詩11+*08-9-4
詩はいらない- 乱太郎自由詩23*08-8-29
風のことば- yo-yo自由詩20*08-8-26
サーカス- タマムシ自由詩5*08-8-24
わたし、さかな- タマムシ自由詩27*08-8-22
うんめい- nonya自由詩5*08-8-21
シャボン玉の行方- セルフレ ...自由詩1*08-8-19
「_海辺にて_」- 椎名自由詩208-8-15
今日も妻と- 生田 稔自由詩308-8-11
プリン- くしゃみ自由詩3*08-8-10
しじみの味噌汁、蝶の味- 海里自由詩208-8-10
伝書鳩の言伝- セルフレ ...自由詩108-8-9
「優しい雨」- ベンジャ ...自由詩18*08-8-7
水のための夜- あおば自由詩24*08-8-5
水のための夜- たもつ自由詩15*08-8-5
淡色- 十二支蝶自由詩108-8-4
蝉の抜け殻_- 服部 剛自由詩108-8-3
ビヨンド- そらの  ...自由詩16*08-8-3
原始人の夏- yo-yo自由詩9*08-7-31
生平- FUBAR自由詩8+*08-7-30
吾子- 蜜 花自由詩5*08-7-28
「削る」- ルナク自由詩43*08-7-28
約束- 士狼(銀)自由詩8*08-7-26
人魚- nonya自由詩8*08-7-26
時代- nonya自由詩8*08-7-25
黄色い国- 十二支蝶自由詩208-7-24
【ねじまわしの恋】- つむじま ...自由詩3*08-7-23
お米をこぼした日- 千月 話 ...自由詩12*08-7-21
最後の細胞- umineko自由詩8*08-7-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197