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掃除をしたはずの離れは
埃臭くて何処と無く汚い。

段ボール箱を破いて
いくつかのゴミ袋に詰め込んでは見てみたが
こまめに捨てなさい。と呆れる
父のお叱りが聞こえた気がして
久しぶりに開 ....
このメールを打ちながら
ほんの少しあなたは微笑んだのだろう
ありふれたジョークのような
たった二行から
一滴零れた微笑みが
ザクザクの雪解け道をよろけながら歩いていた私の
胸の底にぽたりと ....
今日はぴかぴかに舗装されているから、うつぶせのままで背中の上をどんどん歩いていっていいから。夏になればまた雲が次々とやってきて積み重なるから、ふわふわと背中のほうからすこしあたたかくなる。街路樹の根っ .... こんばんは。
私です。
今は真夜中、あしたは仕事。

例えば10年だけど
涙で海が出来ちゃったり
小学生になっちゃったり
低血糖に苦しんだり
なんだかとってもファンタジー

悲しい ....
わたしの理想は・・

たとえば・・
あの白いばらの花弁かもしれない
はかなく淡く美しい・・・
いや、

そう・・
あの紺碧の海だろう
やわらかく包みこみ癒してくれる
聖母のふところ ....
遠くにある町を眺めている

海の向こう

タバコはもう吸っていない

クジラが見えた気がした

工場からでる黒煙

憧れの場所は蜃気楼

町は僕を忘れた

スーツで泳げたら ....
白い光が辺りを照らし
気分は少し救われている
明日の仕事をやり残したまま
うたた寝をする
こころは底の底に落ちてゆく

無理やりに身を起こし
コーヒーをすすり目を覚ます
静まり返った闇 ....
無惨

落花生

今日は。
昨日の。
明日ではない。
明日は。
永遠に。
やってこない。
時の果て。

まあるい。
星の。
いのちは。
今日を生きる。
だけ。
あの日を。
越えて。


 ....
ドキドキしてしまいます

待ちどおしい感触

温かさが胸まで伝わる時

今日一日の無事を感謝します

何事もい

チョット寂しいことですが

実は 素晴らしいこと ありがた ....
何もかも忘れて
ひとりになってみる

ひとりになって
自分を見つめて
奥の奥にあるものを見て

本当の自分を知る
作った自分を剥がして
純粋になっていく

全身全霊で今を感じ取る ....
こわいね
津波もこわいけど
ひとが

こわいね
一定量の空気を
うばいあうような
日々が

去年
母が逝った
でもまだ
郵便がくるんだ
転送されて

デパートの
スプリ ....
公営住宅の三階の角から二番目の部屋
のいつかぴかぴかだった扉
おんなのこは台所で目玉焼き
格子の向こう側に空を見て
歌詞の意味なんてわからない
あいらびゅうの鼻歌
らびゅう
を繰り返す薬 ....
夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く

ベッドを囲むカーテンから
白の色 剥がれ漂い出し

微かに振動する
静まり返った
四方空間に

彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在 ....
車と人々の行き交う大都会の交差点
彼は信号の支柱にもたれかかっている

その脇を通り過ぎていく
ふざけながら笑い合う女子高生たち
お互いに寄り添うかのような老父婦
路上キスするために足を止 ....
大震災と原発事故で被害を受けた土地に赴任して、日々復興の仕事をしながらもう一年になる。右も左もわからないうちから多くの仕事を任されてなかなか苦労した。今では大抵の仕事に慣れてきて、来年度に向け .... 赤ちゃんが
あはあはあはと笑うだけで
みんながあたたかくなる

赤ちゃんは
らしいことは言っていないのに
みなぎっている
光をはなっているそこだけが

みな触れて
ほほが緩む
言うは易く
行うは難し
美しい言葉を
隠れ蓑にして
悪事を働くやつがいる
だまされてはいけない
あかいあまいつぶつぶを
丸のまま吞み下したみたい
骨と皮だけの人たちが
剥き出す前歯と目玉
何かを食べているらしいのに
ぜんぜん美味しそうじゃない

地獄絵図の真ん中では
「こわくない ....
 春とは名のみの夢見み月が
 発育不良な日差しを漏らし
       涸れた裏庭を
     舐めはじめるとき
      何もしないのに
    ほころぴてゆくのは
   腕時計の不要に ....
その魂の美しさは通貨になる
ふかい森の奥でみどりいろに光る怪獣の眼と
契約して明るい場所まで走っていける
花嫁よ
ウェディングドレスが泥を食っても
きみはずっときれいだ
肉のわたしは獲 ....
わたしが家事をしながら
ことばをちょこちょこ書いてるあいだ

きみは
外でるんるんはたらいて
手作りべんとうがつがつ食べる
うちに帰ればむしゃむしゃゴハン
つーんと薄荷のお風呂に入り
 ....
たまにやめないとヤバいかもな。

母さんにもらった保存液



浸る豆腐ガシャガシャなる。

再構築。トウフのハンバーグとかあるよね。






ドラム式せんたくき ....
人はそれぞれ、地上と永遠が触れる場所を持っている

それが天国への搭乗ゲートになる人生もあれば、

憧れの地で終わる人生もあるだろう

実際にそこに身を置けなくとも

心には想像力の翼 ....
まるで世界の中心だ、
と言わんばかりに虚勢を張っては
わたしを試そうとする

そんなところも
実にあなたらしく
ただ微笑ましく見つめるだけで十分だった

久しぶりに感じたあなたの空 ....




自由
本能が全ての物事の骨格を作る
そして理性が暴走にブレーキをかける
仕事はビジョンと目的というゴールに向けた疾走である

思考は積み重ねた習慣の土台である
停滞は停滞を生む
上昇は上昇を生む ....
あなたのせいという
急速な風に吹かれて
青葉がつぎつぎと落ちるように
暦が落ちてゆきました


あなたのせいという
見えない伝書鳩が
ひと息いれる暇もなく
夏の星座の下を行き交いまし ....
海を渡ってどこかへゆこう
暖かな陽光がキラキラと輝く輻射光が
無数の細かな鏡の欠片のように
ゆったりとしたリズムで繰り返す波をリフレインする。
ー雪はその形のまま 凍って 堅い 堅い 石の板に ....
心を疑うと実母に電話で言われ、
ああこの人は、還暦を過ぎて尚、心が純粋であったのだなぁと眩しく思った
肉親に傷つけられすぎて傷つくことに慣れた私の心は
年を重ねるごとに、まるくまるく丸みを帯びて ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お片付け- 梓ゆい自由詩217-3-17
微笑み- Lucy自由詩15*17-3-16
雑草嵐- 片野晃司自由詩1117-3-16
本日、三十一丁目- オオカミ自由詩517-3-16
わたしの理想- 星丘涙自由詩4*17-3-15
岸辺- それにも ...自由詩417-3-14
うたた寝- 星丘涙自由詩10*17-3-13
平成29年3月13日(月)- みじんこ自由詩117-3-13
あの日を越えて。- たま自由詩817-3-12
浴槽への第一歩- 佐白光自由詩217-3-11
ひとりになって- 夏川ゆう自由詩317-3-11
スプリング・ハズ・カム- umineko自由詩13*17-3-11
かいじゅうのなみだとあいだ- にしなま ...自由詩617-3-10
白のイマージュ- ひだかた ...自由詩15*17-3-10
- HAL自由詩4*17-3-10
土地- 葉leaf自由詩417-3-10
光のひと- 朧月自由詩217-3-9
教育勅語- ホカチャ ...自由詩217-3-9
Strawberries- こうだた ...自由詩7*17-3-8
染色月(一_)- 信天翁自由詩417-3-8
祝福の呪文- しもつき ...自由詩1017-3-7
くりかえしくりかえそ- 田中修子自由詩11*17-3-7
ポルターガイスト・ハンガー勝手に脱ぐな。- 幽霊自由詩217-3-7
永遠に触れる場所- Show自由詩117-3-6
答えを出すのが正しいわけではないということ- AquArium自由詩417-3-3
平成29年3月3日(金)- みじんこ自由詩217-3-3
本能- 鷲田自由詩317-3-3
あなたのせいという- 本田憲嵩自由詩18+*17-3-2
見上げれば雲の峰- ゆびのお ...自由詩117-3-2
- 水菜自由詩617-3-2

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