すべてのおすすめ
ものごころがつく前は
うおごころも
みずごころも
何も分かっていなかった

世界よりも広かった
はだかんぼうの意識

ものごころがついた後は
おんなごころも
したごころも
少 ....
「人口は不明です」

 様々な色の傷痕や
 様々な味の妄想が
 都市を形成しているようです


「面積も不明です」

 小豆粒大〜ピンポン玉大
 三流私大〜夜郎自大
 等身大 ....
疲れ果てた身体で恋しがった光を

自分の手で消す

暗闇

一寸先もみれなくて

心許なし

身体儚し

締め付けられるような
何度も言い聞かせて

強くあれ

強さ ....
きみは君という病気なんだ
きみが死ぬまで君は治らない
でも君のままのきみがわたしは好きだから
きみは何も心配することはないんだ
コーヒーに入れる砂糖の量が変わろうが
日々の態度や言葉遣いが変 ....
見えないものを見る機会は少ない
だから
日食を見よう

あれはつまり見えるはずのない昼間の月
太陽と同じような大きさのふりして
ときどき
青い空に白く浮かんでいたりするやつ

ほんと ....
旅に出るときがあるとすれば
あかるい5月
校舎からブラバンの練習
球を打つ高い音
スプリンクラーの音
横切るツバメ
ポップコーン買って
炭酸ジュースも買って

旅ってどこへ?
分か ....
渇きに身を投げて 悲しみの海
深く沈む僕に浮かぶ 浮かばない顔
漂う光 濁りゆく太陽
押し潰されそうな心を浸して
涙と一緒に 溶けて 混ざって
なにもかもが滲んでいく
これで漸 ....
もう着るものかどうか、わからないけれど
さらさら、木綿の肌に触れる

待ちうける その時の
今 やってきた季節のさかりに
たくさんの声がする
行こうか/行ってきます/行くよ/さあ
いって ....
海が
最後の一滴が
空を映した自在の青が
私は

消えるのをみた

ささくれた
広い砂漠だ
私は
確かに思う
そうか
私の心は
こんなにも
砂漠だったのだ
それを
満 ....
○コンビニで買った500円のジャンプ傘の透明の寿命はどれくらい?
 傘を差しながら自転車に乗ることは犯罪になりました
 だから少し歩きませんか
 自転車のペダルをなだめすかして
 僕はブレーキ ....
100回魔法が

使えるようになったなら


僕はそのうち何回を

自分の為に使うだろう


自分を嫌っているようで愛している僕は

たくさんたくさん、使うだろうね
 ....
かたこと
左隣に少女
向かい席に老婆

かたこと
右隣空席
後ろに霞がかる空

かたこと
気付いたことが有る
或いは気付かない振りをしていただけかもしれない
右隣空席
車掌のア ....
信じるものがあれば情報なんてなくても生きて行ける。

多くの人は雨が降ればカサをさすだろ?

それを見て今日は雨降りなんだと思えりゃソレで十分だよ。

カサをさすかは自分で決めるけどナ ....
…… 
ええ、それはもうよく聞かれるのでございますが。
本当のところ、私も理由などあったものかと
思っています。

お偉い先生方は、なにか公式でも探すように、
生き残った者達を類別しようと ....
ギタレレをオープンチューニングにしてやった
そしてじゃんじゃか
かき鳴らして
ボガンボスとかとともに
踊り狂った
狂った夏
がもうすぐ来る
俺は会社に電話をかけて
もう仕事には行きまし ....
是非にと所望された電柱
お前の未来は明るい
お前の姉さんはおととい
嫁いだばかりで戻ってきた
カラスの巣はハンガー
ハンガーとハンガーとハンガーで
流動的なヒナたちが
どこで育っているの ....
かたく凍った夢を砕いて
画用紙に宇宙を描いて暴れだす
果てのない星々の海は瞬き、
チビけた鉛筆が一本
煌く銀河を縦横無断に奔る


つめたく凍った言葉を融かして
原稿用紙に文字を紡いで ....
生きるほどに
すり減ってゆくとしても
僕は原石のままでありたい

たとえ自分の中に
トパアズやエメラルドみたいな
そんなきれいなものが隠れていても
僕は原石でありたい

たとえいびつ ....
忘れかけている遠い記憶のあの子

白いワンピースがお気に入りだった
生まれつき色素が薄かったようで
肌は陶器のようにつるりと白く
髪は太陽に透けるような茶色だった

大人は口をそろえて
 ....
 
 
だれもいないものおきで
ほんをよむのがすきでした

だれもいないものおきで
わたしもいつかものとなり
おかれるものになるものと
おもってばかりおりました

そのいえで
く ....
この世にひょい、と
生まれたわたしを
どう思おうと
わたしの自由

どう思われても
わたしは自由

つまりは
すべて、予定のとおり

未定という名が
いついつまでも
 ....
大きく息を吸いこみすぎた風船のように
あなたの笑顔は外に弾ける
少年に元気付けられたブランコのように
あなたの首は前後にゆれる

よく練りこんだパン生地のように
心の中に妖精の巣をはぐくん ....
その町はいつも晴れていた
暖かな日差し、爽やかな風
青い空に、柔らかな雲
町外れの湖には
それらの全てが溶けだし
大きな森を育んでいた
青年はその湖に足を浸しながら
いつも遠い、見知らぬ ....
たけよ
わかたけよ

雨上がりに匂い立つ
若草の薫りよ

今日一日の棘を洗いおとし
網膜の奥底にしみつく
灰の濁りに
若草みどりの輝きで
健やかさの幻影を与えたまえ
水辺の匂い
 ....
おさなごの手で目隠しされたみたいに
まだ薄白くぼんやりとした月は
うろこ雲のすき間から顔を少しだけ見せる

指で四角に切り取って覗き込んでみた
ぼくたちよりうんと長く生きたこの風景は
瑞々 ....
白熊が死んじゃう、と言って
つけっぱなしの電気を
消してまわる君は
将来、かがくしゃになりたい
という

撒き散らかされた
鳥の餌のシードを片づけていると
芽がでればいいのに、なんて
 ....
描きかけた まるい絵を
仕上げた事はなかった
曖昧な空に 風船を放つ
重さなどは いらない


この世界のたくさんの声が漏れて
帰り道、溶けそうな歌声に酔う
わたしはわずかに軽い

 ....
流星に穿たれて
君は人魚になった
まだ名前を持たない朝に
瑠璃色の鱗を散乱させながら

尖ったガラスの破片で
静脈をなぞると
霧に包まれていた避暑地の白樺の
腕から熱い血が流れ出した
 ....
マシュマロ島がくるくるまわりながら
洗濯機の中身のようにまわりながら
汚れ落ちのように
溶けてゆくのです
ココアがだんだん白くなる

さっきベランダに来てちょっと鳴いて
行ってしまった鳥 ....
鍬を入れる

びっしりと雑草はびこる庭の

縺れに縺れ こんぐらかり絡みつき合った

根と 根と 根と 根 に

土の底から 酸素を送り込む

 ミエナクナッテイタ

 イ ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ものごころ- nonya自由詩6*09-7-25
ボクノ共和国- nonya自由詩7*09-7-24
暗順応- テルテル ...自由詩4*09-7-22
君なきみと君を好きなわたし- 木屋 亞 ...自由詩4*09-7-21
日食に月を見よう- 小池房枝自由詩3*09-7-20
あかるい5月- ふるる自由詩6*09-7-16
さんずい- 遊僕民自由詩409-7-15
夏のゆかた_(Hiroshima)- 月乃助自由詩10*09-7-15
うみのおわり- umineko自由詩20*09-7-14
透命- 木屋 亞 ...自由詩2*09-7-14
100の魔法の使い道- 三奈自由詩909-7-9
翡翠色電車- 梨玖自由詩309-7-7
15/40- BOOKEND自由詩9*09-7-6
ビルケナウからの手紙- 月乃助自由詩7*09-7-4
オープンチューニング- ふくだわ ...自由詩309-7-3
心臓- ふるる自由詩5*09-6-28
チビけた鉛筆の唄_★- atsuchan69自由詩29*09-6-27
「原石」- ベンジャ ...自由詩6*09-6-20
白い世界- あ。自由詩15*09-6-16
ものおき- 小川 葉自由詩209-6-14
不時着- 千波 一 ...自由詩4*09-6-14
笑顔をもらう- イダヅカ ...自由詩209-6-12
「希望の丘」- プル式自由詩7*09-6-11
みどりのころの…- ゆびのお ...自由詩509-6-6
地球の子ども- あ。自由詩15*09-6-5
六月の水球- 佐野権太自由詩40*09-6-1
帰り道- さくら自由詩23*09-5-20
おんなたちの朝- 瀬崎 虎 ...自由詩5*09-5-20
マシュマロ島- ふるる自由詩8*09-5-18
深く掘る- ゆびのお ...自由詩109-5-17

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