すべてのおすすめ
帰省した
ほんの気まぐれに
親に顔を見せた
ひどく暑い夏の折
来月に盆を控え
年のはじめに世を去った
祖母を思った
居場所なく
結局仏間でくつろぐと
線香の匂いが
また ....
{画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg} あなたのこと
大切に思ってますって
まっすぐに念じたら伝わるのだろうか
時々
野良猫で練習してる

野良猫なら上手くいくのに
人は生意気だ

野良猫は優しいのに
人は間違える

 ....
君の声が
何処からか聞こえるのだろう。

人が集まりだしたライブハウス
談笑を楽しむ人々の中から
あたりを見渡して
花々を渡り歩く蝶のように
休む間もなく飛び回る。

開演5分前
 ....
さざなみが産まれるところ
透きとおりながら
かすかに揺れる城が
月明りを映している

{引用=とうめいであることは
ない、ことではないよ
ないことにするには
醒める必要がある

} ....
あなたは一体
何処から来たのでしょう?

あなたは、あの日
たった一粒の種でした

一粒の種の中には
「他の誰でもないあなた」という設計図が
小さく折り畳まれ
ぎゅっ  ....
空の青さが濃くなる日
木の葉も緑を濃くしていた

さくらこぶしりらこでまりなど白っぽい花が終わり

赤いサルビアが揺れる頃

濃い血の色をしたワインを飲み干し
ラベンダーの香りが漂う
 ....
動物ばかりの世界では
美しい声で誘われる
私の唇に触れてみて
愛の温度がわかるでしょう

不確かが可能となり
私は心を杖にする

ずっと歩いてばかり
勇敢な戦士に背中を押されたから
 ....
 
 おはようございます

 微笑む表情がチャーミング

 こんなにいい感じで行き交う人

 和む表情

 安心できる

 好きになってしまいそう

 私の表情

 感じ ....
暖かな湯気が立ち上る南瓜と小豆の煮付け。
薄く切った胡瓜の上に鰹節をのせたら
慣れた手つきで父がぽん酢をかける。

こんなものしか出せなくてごめんね。と
母はみそ汁をよそい
今焼けたばかり ....
庭でとれた夏蜜柑
刃元で厚い皮に線を引く
ふくいく

薄皮はぐと
黄王がぎっしり

時間の結晶をたべる

からだに飾れなくても
どこにでもきれいな宝石がある

スーパーの帰り
 ....
僕は見たんだ

きみは
そんなのはいないって
否定するけれど

横須賀の海に
照らされて
瑠璃色に輝く

猿を見たんだ

「サル!」って呼び掛けたら
猿は僕の方を振り返って
 ....
光る風の中で
まほろびの白が溶ける
さざれ石
透明な羽が浮かんでいた

透きとおっているけれど
それは無いということではなくて

小さなシャボン玉は
虹を載せてゆくのりもの
パチンとはじければ
虹はふるさとへ還る

ふいに風
 ....
 
「もう、あなたのために何もしてあげられないわ」

そう言って大好きな花は枯れてしまった
 
僕が君と同じ人間でよかった。
泣きながら笑ったり、疲れているのに大丈夫だと言ったり、
そんな不器用な君に「好き」って言える人間でよかった。
ある日ふとおかあさんとおとうさんに
問わずにはいられなかった

「戦争ってそんなに悪いことなの?」
「当たり前のことも分からないなんて、そんな教育をした覚えはありません!」
「僕たちが平和の ....
コトコトと煮物を煮る
人生にはそんな要素が必要な気もする

アンテナを高く張ってトレンディなことも必要なのかもしれない
誰もいっぺんには多くのことはできないから

天才でもないので特に高み ....
夜があけて
生乾きの服もすこしは
からだから離れてくれたかい
地球の表面をなぞりながらねむるような
そんな孤独はなかなか慣れてくれない

あらしのようなひとに恋をした



やけ ....
冷蔵庫をいつもの如く勝手に開け
これおいしー?とコンソメキューブを持って聞く

これはそのまま食べられないよと言っても
好奇心の悪質は止まるはずがない

ダメダメダメダメ!
カンシャク
 ....
母国語の外へ
逃げ出したくなるときがある
意味の染みこんだ服を脱ぎ捨てて
なんとなく笑っていたい
それはカン違いのようであればあるほどいい

ぼくの思想や肉体は貧弱でも
それが白日のもと ....
うすい影がゆれている

くちばしで
虫をついばむのだけど
やわらかな影であるから
獲物はするりと逃げてしまう
 {引用=命でなくなったものは
もう命には触れることができない}
それでも ....
IDカードをぶら下げながら
コンクリートのビルに出入りをする
飼い猫の首輪が軽くなるのは
見上げた空に星が浮かぶ頃
明日もまた胸にメダルを掛けて
足跡がしろい泡に食べられてぽむぽふと消えていくから
歩いていたはずのあたしも、はじけた
おかしいなあ昨日のあたしは窓辺で教科書のはじっこを弄りながら誰にもばれないようにみじめに泣いていたのに
髪 ....
応答してください
こちら宇宙背景放射ラジオ局エンケラドス支局の
遺言代筆執行人ナンバー1964でございます、
貴女は火星から海王星へ至る故障旅客船の尾びれの永久空席に居眠りキセル乗車した挙句
 ....
かりそめの空間のなかで薄明るい滲んだオーロラを着ている
着込んでも着込んでも熱は一向に下がる気配がなく
ずっとひざのうえで幻想の猫が鳴いている

にゃーにゃーにゃー、
にゃー宇宙は

北 ....
  怒っていないよと言って、怒っている。


  氣にしないで下さい、と言って、氣を使わせている。

  
  いつから人は、習得するのだろう?


  思いとは、かけ離れた言葉 ....
    いつの間にやら
      できていた
    玄関先は・・・
 
    冷たくなってる
      コンクリに

    曲がりくねった
     割れ目が二本
 蟻の棲 ....
心配していることなんてきっと
うんざりするほど感じているだろうから
心配してますアピールなんてしない 
幸せを願っていることなんて
どうせ痛いほど感じているだろうから
言わないでおく
心配 ....
はい、と返事をせず
あい、と返事をする
言葉に力を入れない
あなたに呼ばれるときは
もたれかかるように
あい、と返事をする
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- かんな自由詩12*17-7-13
断片2011(詩+イラスト)- ふるる自由詩18*17-7-2
まっすぐ- umineko自由詩7*17-6-29
ひらり・ふわ・ふわ- 梓ゆい自由詩217-6-23
水の城_- そらの珊 ...自由詩13*17-6-23
花の名前- 服部 剛自由詩917-6-18
少しずつけれど確実に- Lucy自由詩7*17-6-16
- 黒髪自由詩6*17-6-15
表情- 佐白光自由詩2*17-6-10
ただいま- 梓ゆい自由詩417-6-8
なつみかんとおとな- 田中修子自由詩10*17-6-8
美しい猿- 花形新次自由詩617-5-31
_- 水菜自由詩417-5-31
夏へ向かう羽- そらの珊 ...自由詩16*17-5-29
花言葉- 徘徊メガ ...自由詩217-5-29
人間でよかった- 水宮うみ自由詩2*17-5-27
戦争- 田中修子自由詩9*17-5-24
Police- 梅昆布茶自由詩1417-5-24
テンペスト- キクチミ ...自由詩217-5-23
コンソメキューブ- 朝焼彩茜 ...自由詩1317-5-23
トロンプルイユ- キクチミ ...自由詩5*17-5-23
水辺の魂- そらの珊 ...自由詩19*17-5-20
プライド- ミナト ...自由詩2*17-5-16
私だけが見た、私だけが夢見た色彩- 北街かな自由詩117-5-12
エンケラドス支局第一報・海王星行き旅客船宇宙海難事故・放送原 ...- 北街かな自由詩117-5-12
宇宙暗黒物質言語域で何度も私ではないと遺棄されるものとは- 北街かな自由詩2*17-5-12
言葉- 島貫めぐ ...自由詩417-5-12
築四十年- 信天翁自由詩217-5-10
君の誕生日- Lucy自由詩12*17-5-10
あい- 小原あき自由詩4*17-5-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197