すべてのおすすめ
目の前にいつも言葉にできないものが転がった
私が 一人で なにかを思う時に
きっと それは 寂しい出来事なのだろう…
この街の表現されることの無い疲れが
遠い未来の誰かに語りかけた幻…
 ....
私にとって秋とは

頑なに厳しい父ではない

寛大な母ではない

余命宣告をされた母方の祖父である

モルヒネに朦朧としながら必死に生を説き続けた母方の祖父なのである

それを今  ....
おとこになりたかった朝
帆は灼熱の陽を浴びて地平をあとにする
浚われる嵐のなか
深い足元の
秘密の入り口を手繰り寄せながら
画の空を目指す
幾千もの夢を乗せて

引き寄せる ....
コップへ注いだ水を飲んだら溺れてしまった

「陸で水を欲するからさ」
俎板の上の鮎が嗤う

だらだら、というよりはすらすらと、皮膚の上を汗が流れていく
視界の隅で蜘蛛が歪む
首筋が  ....
素直になろう

ココロの底の
声をきいて

素直になろう

諦めきれないのなら
そのままでいい

自分にウソをつくのはやめよう

これだけ焦がれる気持ちには
逆らえない

 ....
笑顔のままで
素顔のままで
楽しく
明るく

自由に
正しく
優しく
好かれ

ユーモアで
機転を利かして
怒らない。
泣かない。
つくづく
惜しい
つくづく

よしずも扇風機もスイカも
歯が立たなかった
暑いがらんどうのような
夏が逝く

つくづく
惜しい
つくづく

不安と疑念と我慢を
素肌に貼 ....
どんな時でも
どんな所でも
守ってあげたい
助けたい

君の瞳は嘘をつかない
純粋で輝いていて
何でも見通せる
それでいて脆く儚い

歪がかかり
歪められ
苦しみの底に
安心 ....
傷ついてるあなたには
なにをいっても無駄で
私の言葉が刃物みたいに
あなたを切ってゆく

拒絶する風が吹き荒れて
それでもしがみついて
言いたくないのにとめられないの

わかって
 ....
目を覚まして こすり合わせる
貧弱なものたちの強い毎日
そんなあなたに ごほうびです 

満月が二つ出た
願ってもいないことだったが
ひとつは自分用に
大きなポイで掬った
知り合いの ....
走り続けると苦しい

少し立ち止まってみると

コスモスのお花が目に入りました。

(ああ、そういえば

小学校4年生のときの担任の佐藤先生が

「コスモスは雑草なんだよ」って
 ....
 
 
 
【10 Years】
 
 
 
 人は想像を超えるほどの悲しみを目の当たりにしたとき
 本当の意味での絶望を知る

 あれからもう十年という長い月日 ....
私が私を見ている
不格好な背中が憎い
お前、なぜそこに居るの

私が私を見ている
丸まった背中が悲しい
お前、どこへ行くの
どこへ帰るの
液体で生まれる
混ざりながら/ゆっくりと凝固する
凝固したら溶ける
液体になる
蒸発する

液体で生まれる

あいということ
いきること/しぬこと
今日
万の人が
死にました


今日
千の人が
死にました


今日
百の人が
死にました


今日
十の人が
死にました


今日
人が
死にました

 ....
  ああ
  うん、
  ちょっと待ってくれ
  考えているんだ



  ええ
  もちろん、
  聞いているけれど
  考えているんだ
  感想を
  箇条書きにし ....
シーラカンス

何処にも居場所が 無いっていうことは
何処へだって 行ってしまえるってことなんだ
どんな風になりたいか 望んでないってことは
どんな風にだって なれてしまうってことなんだ
 ....
月夜に
クロール

前進は
藍を割って


どこにも
届かない
それでいて
暖かい


指先は
ゆっくり
夜に染まる
 
 
カマキリ会社のカマキリ社長は
用件が済むと電話を切る
鎌で電話のコードを切る
以下、カマキリ専務、カマキリ部長、
カマキリ課長、カマキリ平社員
みんな電話のコードを切る
だから ....
人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう

これも運命ってやつなのかな




みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ....
森へ
つづく道は
つめたくて
きもちいいんだ
冬の
シーツみたいに
白くないし
深く
濡れているけど

たとえば
ビリジアンって
色が好きだった
絵の具
 ....
{画像=110911183602.jpg}


心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ....
君の眼はいつも遠くをさまよっている
夢の中を旋回するように生きる君の日常
その頃僕は断頭台の上で道化を演じるんだ
そんなの誰も見ていなくてね
すると君に手をひかれていくみたいに
遠く 遠くな ....
私は無力です。
私は無意味です。
私は透明で空っぽです。
まるで生きていないみたいに。

― みんな、似たようなもんさ。





『ホイミ』






休日の ....
 
海のように
とおくに流れる風をさらってきたりはしないけど

湖のように
ずっとおなじそらを映しつづけるわけでもない

川のように
あふれたものが自由になるぐらいがちょうどいいね
 ....
大切にしているつもりが
大切に出来ていなくてごめんね

日差しの強い日は
さぞかし調子が良いだろうと思って
直射日光の下に置き去りにし
干乾びて

雨の続く日には
さぞかし栄養が行き ....
よくみられたい
よくおもわれたい
少なくとも嫌われたくない
そんな鎧は
いったん着てしまったら
脱げないよ

いらなかったのに
そんな鎧をいつから
着てたんだろう
重いのに
脱げ ....
あなたのことは好きだけど

あの子のかわりには絶対なりたくないし

 

だから慰めないよ
存在には理由がある
本当に大切なこと
今夜こそ教えてほしい

言い換えるのなら
存在には使命がある
いつも存在は
この世で何かを果たすために
生まれてきた
どんな小さなものでも
存 ....
熱がある時に観る
テレビのような現実が
頭の端っこで丸くなって
きれいに瘡蓋になる前に
剥がして/痛がって/泣いている
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5922)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
名もない詩- 番田 自由詩211-9-16
枯れるまで生きるから- 徘徊メガ ...自由詩311-9-15
うみへ- アラガイ ...自由詩2*11-9-15
陸で溺れる- つみき自由詩611-9-15
素直になろう- 森の猫自由詩12*11-9-15
笑顔のままで- ペポパン ...自由詩3*11-9-14
つくつくぼうし- nonya自由詩19*11-9-14
どんな時でも- ペポパン ...自由詩4*11-9-14
傷ついた鳥- 朧月自由詩311-9-14
正しい月- 唐草フウ自由詩14*11-9-14
佐藤先生へ- あきひめ自由詩111-9-14
10_Years- 綾瀬たか ...自由詩111-9-14
私の背中- 青井とり自由詩311-9-13
あいということ- つみき自由詩611-9-13
命の距離- 三之森寛 ...自由詩111-9-13
相槌- 草野春心自由詩211-9-13
シーラカンス- itukamitanij ...自由詩511-9-13
クロール- はるな自由詩511-9-13
カマキリ会社の皆さん- たもつ自由詩1011-9-12
許されたひと- 恋月 ぴ ...自由詩28+11-9-12
ビリジアン- 水町綜助自由詩16*11-9-12
朝のsoraと太陽- beebee自由詩24+*11-9-11
壺中の天- マチムラ自由詩2*11-9-11
ホイミ- 村上 和自由詩211-9-11
青のように- 四帰自由詩411-9-10
植物が育てられない- なぎね自由詩311-9-10
あたしのまま- 朧月自由詩811-9-10
無題#- くろきた自由詩2*11-9-10
丁寧に書こう- 渡辺亘自由詩211-9-10
頭の端っこ磨り減らして- つみき自由詩911-9-10

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