すべてのおすすめ
何万人死んだって種としては生きながらえている

だからこれは種としての悲しみとは言えない

種の悲しみというものがあるとするならばそれは

生き残った種たちの妄想にすぎない

だから何 ....
ちょうむすびも
おりがみもない

とおいところで
そのこはまだ

だれもしらない
てあそびしてる

おかあさんが
だれかもしらずに
つち
などではない

いのちなのだ
ひとすくいの

つちを
すくうために

きみはいのちに
きがづいた
「当たり前」の皮を剥くと
「ありがたい」の餡が出てきた
わたしはその餡だけ食べた


ある日
わたしは餡をこしらえた
一晩水に浸けて
ゆっくりゆっくり煮て作った
傑作の餡を
「当た ....
ウマウアカの谷に
春が来たよ お嬢さん
ウマウアカの谷が
歌っているよ お嬢さん

聞きかじったフォルクローレが
頭の中でループする

空を突き刺す白い山脈の彼方から
響いてくる ....
けさ
鶯の声をきいた
まだ うまく鳴けない
チョッピリ ハル
と聞こえた


口笛で春を 呼んでみる
チョッピリ ぼくもぎこちない
花の耳をかたく閉ざして
美しく凍えるひとよ
ホ ....
たとえばだれかのこうふくが
だれかのふこうのうえにあるとしたら
それはかなしいことかもしれません

そのかなしみがまた
だれかのよろこびのかてになっていたら
とてもふくざつすぎてもう
た ....
どこにも安定点は
存在しない。
いつも不安定な所に
存在する。

それが生物と言うもの
満足をしたら終わりだ
常に進化し続ける。
環境形成作用を活かす。

悲しみよさようなら
楽 ....
やっとあらわれた
あらわれてくれたのだ
光芒が

父が死んだ時も見た
さぞ悔しかったことだろう
今日までここにいたのだ

まだいくわけにもいかなくて
今やっといけたのだ
 ....
{画像=110323015507.jpg}



撤退する? しない?

引き際ってあるのかな?

方向転換? 戦略的撤退?

心が悴んだ?

景色が急に日陰した気分?

 ....
やわらかく

冷たく

甘い

蜜のかおり


深々と吸いこむ


吐く息に 

漏れる体温が

表面をかすかに湿らせる


そっと 

唇をあててみる

 ....
緩やかに
時は
さみしさと
むかいあいながら
深呼吸する
広島で一番
遠いところが見えるのはどこかときくと
君はちょっと首をかしげながら
「江波山」だねって答える
去年だったかな
それっきり忘れてたけど
遠くが見たいと考えた途端に
君の怪訝な顔 ....
春のほとり
川面に木の葉が舞踊る

夜露には
てんとう虫の直滑降
あわててキャベツにかくれんぼ

朝の花曇り
雲の裾からおひさまが覗く
まもなく主役が顔を出す
一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい




それって三日坊主

だよね

悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気 ....
密やかに正体を薄らげる
かすかな雲に七色のにじみ
月はいつもひとまかせで
美しい虹色の夜景を照らす
ネイルを数えるように
なにもかもを数える声
それらすべての合計は
生まれた数に等しい
 ....
君は
ひとつぶ

哀しみを
螺旋構造に宿したまま
この世に零れ落ちてしまった
ひとつぶ

君は
ひとつぶ

喜びの
光にくすぐられて発芽し
言の葉の二葉を広げてしまった
ひ ....
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな海です

青森県で生まれた詩人の
寺山修司が書いた一ばん短い抒情詩

・・・

瓦礫の道に立ちつくす
ひとびとの涙が止まらな ....
 
愛ってやつは

○だったり□だったり、ときに△だったり

そんなもんだろ、なぁ



 
笑え笑え笑え
微笑みの礼賛の国
張り付いた仮面が笑う

奈落の底は目と鼻の先にあって君を罠に誘うだろう

きっとよそよそしい仕草の日常は瞬時に倒壊し必要最小限の感受性を規定する

えぐ ....
アトリエの薔薇に芽がついたよ
花が咲くころ
君に送ろう

その時は、いつか
この春の、
すぐ後にあったのかもしれない
たった今、過去になった太陽

自分の為にすることが
誰かの為で ....
だれのものでもない
できた橋を
わたる
生き物には足があるようだ
二本あればわたれるようだ



いままでどおりなら
唄い酒場のような居場所があり
(どこか)わたってきたところ ....
空を見上げれば
自由に空を飛ぶ大人達が
遠くへ 遠くへと
姿を消していく

飛び方も
生き方も

僕は知らなさすぎて
飛び立つことはまだまだ先だと

辛いことを
たくさん乗 ....
嘆こう
いつか早朝のラジオで聴いたんだ
「前半しっかりと絶望すること。
 それが復活や飛躍への、ステップになるのです」
私たちの脳は生きるために
絶望と絶頂を繰り返す

友だちが教えてく ....
小さな傷には小さなばんそうこうを
大きな傷には大きなばんそうこうを
深い傷には情けないほど無力だけれど
ポケットに入れておいても邪魔にはならないはずさ
自分に使ってもいいさ
誰かにあげてもい ....
未来を糧に過去を生き
今を夢見た人がいる

花の大地に足を沈めて
鳥の大樹に手を掛けて
風の時間に心は駈ける
朝が時折に月を鎮める

複雑に偶然を重ねて重ねて
今を夢見た命の流れ ....
どんなに嘆いてもかなしんでも
そのかなしみはどうやったっておいつかないさ
だって地面は割れたし津波は来て奪っていった
そのときわたしはドーナツ食べてコーヒーのんでた
わたしはそこにいなかった
 ....
あなたの
真っ暗闇を
一瞬でも、
一時間でも、
一日だけでも
遠ざけたくて
お互いの命が
寿命を迎えるまでの間
支えたかった
それがあたしを唯一
ひとにした
お願い
見えなくな ....
午後、
いきものの焼けるにおい、
かなしい出来事のように、
くつ紐がほどけ、
まちがいをただすように、
は、結ばれなかった、
海鳥なのか、
サイレンはあおく、
句点を打つように、
銃 ....
メトロノームがあっちこっちと反復するのは
規則的なリズムの繰り返しを目的としています

それをうまくたとえることは大変困難ですが

今日あなたと交わした会話を反復して思い出し
いつもきまっ ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この悲しみは- 吉岡ペペ ...自由詩311-3-28
ちょうむすびとおりがみ- 小川 葉自由詩411-3-27
一すくいの土- 小川 葉自由詩3*11-3-26
まんじゅう- 小原あき自由詩5*11-3-26
ソング_・_オブ_・_インディオ- nonya自由詩15*11-3-26
鶯の啼きかた- yo-yo自由詩6*11-3-26
「すべてがつりあいのなかで」- ベンジャ ...自由詩311-3-25
安定点- ペポパン ...自由詩5*11-3-25
光芒- 小川 葉自由詩211-3-23
前傾姿勢_/_倒れる時は忘れずに__”_前へ_”- beebee自由詩811-3-23
冬の林檎- ゆびのお ...自由詩411-3-23
願い- はなもと ...自由詩7*11-3-22
駅・江波- たりぽん ...自由詩6*11-3-21
桜前線- subaru★自由詩1*11-3-21
がんばるもんのひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-3-21
遙か、月虹。- たりぽん ...自由詩5*11-3-21
ひとつぶ- nonya自由詩14*11-3-21
涙の海- yo-yo自由詩8*11-3-20
愛ってやつは- 殿上 童自由詩16*11-3-20
微笑みの国- 梅昆布茶自由詩311-3-19
その時は、いつか- soft_machine自由詩611-3-19
わたる- 乾 加津 ...自由詩10*11-3-19
- 影法師自由詩211-3-19
嘆く背に桜前線の風が吹くように- たちばな ...自由詩19*11-3-19
- 茶釜自由詩4*11-3-18
讃聞録- 夜恋自由詩111-3-18
460円- はるな自由詩811-3-18
療法- 自由詩111-3-18
- mugi自由詩6*11-3-18
「メトロノーム」- ベンジャ ...自由詩1*11-3-17

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