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作家志望を続けて十二年
F#    B   F#
未だ芽は出ないまま
C#   F#  G7#     C7#
こうして年齢を取っていくのか
  F ....
音を持たずに水を切り
物語を捨てる
死神に無視され
今日を今日に置く


悲しみは増し
枠は増さず
光は増して
片目を覆う


朝は白に 朝は茶に
まばた ....
私たちは
おりがみのくに
二次元を

小さくたたんで
つるになって

おなかの隙間から
ふう、って
息を吹き込めば

祈りを宿した
強い記号だ


メレンゲを
淡く
 ....
ちびっ子がちびっ子だった頃


男の子は半パンにランニングシャツ
女の子はノースリのワンピとかで原っぱを駆け回っていた

いじめっ子、いたことはいたけど
みんな等しく貧しんだって思いでお ....
  日曜日、
  くさかんむりの広がる野原で
  ピクニックをする
  あなたは適当なところに
  持ってきたもんがまえを敷いて
  ここに座りましょうという
  おべんとうよ、と
 ....
枯れたので、
私の臭いのダストボックスに捨てる。
ゆうぐれ、抱きしめられ
水槽のみなもとみなそこのはざま
男と女が居る。
慣れた時間に倦みはじめた
指で促していく。
(こえを、すこしだす ....
引っ掻き傷のような雨に
ふやけていく街の輪郭を
見ているようで見ていない
雨のまにまに
彼女の打算

蒸留水のような嘘が
グラスのふちを伝うのを
見ていないようで見てしまう
雨の ....
良かった とたくさん書いてある手紙
挫折した私にあてた 亡き先生の言葉

都会の勤めを一年で辞め地元に再就職した
仕事を覚えたての私に

あなたの事だから きっと会社の利益になる
早く決 ....
どうでもいいじゃないか
雨が降っても 風が止んでも
君には関係ないじゃないか
君はエアコンで守られてる

どうでもいいじゃないか
外で戦争が起こっても
君には関係ないじゃないか
君は家 ....
要するに
しっぽ
なんだと思う

ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて

バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として

しっぽ
うっかり落 ....
麦の穂がりいりい、とゆれる
すみれ色をした空想の
行き着くあたりで
番犬みたいにとびまわってる
ぼくは忠実なひばりでありたい

かなしみをかなしむとき
いつくしみをいつくしむとき
太陽 ....
宙ぶらりんの石畳
青ざめたかたい宙
道はつらぬかれ
私を覚えているのは誰もいない今
空は冴えわたる

距離は明け
星の霊園の夜を封鎖する
たどりつくまでに
永いわだちを
 ....
遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
焼き終ると
かたちはもうなくなっていた
まだわずかにのこっているだろう
最後の肉を焼こうと
熾火が立ち上がっていて
それはいのちの終りの
かがやきのようにも見えた

  (そして、骨だ ....
悔しさを葬りましょう
妬みを葬りましょう
痛みを葬りましょう
虚ろを葬りましょう

焼香しましょう
昇降機に乗せましょう
乗り切れます乗り切れます
ブザーは鳴りません あっ ....
僕は歌う
僕は歌うんだ
人が死んでも
僕にとって「歌」が命だから
僕が死んでも
僕にとって「歌」は命以上だから
もう二度と行かないし
もう二度と帰って来ない
フェリーの二等客室に籠りっきりで
俺はずっとノートに言葉を書きつけていた

海の色はクリーム色
世界は脅威だ
俺の知っていることは
世界の ....
鉛をひきずるようにして
一日一日をすごしている

一日がおわると
カレンダーのその日に/線をひき
あなたが入浴したときには 水色の○をつける
ウンチョスのしるしは おれの手帳に
Unch ....
海面をうらがえして歩いてる
裸足で踏む空
ひとつだけえらべばいい
そう思う


目がとけていく
涙が雲へおちていく
光とともに生きている


知っていたらもっと違ったのに
なあ ....
赤ん坊が
眠りの前にグズるのは
出来かけの『自我』が
眠りによって
消えてしまうのではないか?と、
言葉にする能力もなくただ浮かんでくる
恐怖と不安からではないか?
そう最近思う

 ....
「玄関口の先で大きなムカデが踏み潰されて死んでいた 。醜いのですぐに埋めてやった。
」鉢を動かしたら出てきたので踏みつけて殺してやったのだと
母が言っていた。

久しぶりのお天気に布団 ....
 
 ピンクの薔薇が
 いっぱい咲く
 街角にある
 知り人の家
 雨上がりの板塀に
 枝垂れて

 うす桃色にそろった
 花が笑っているように
 川端の知り人の家
 今日は留守 ....
あなたのこと
愛したからって
何にもならないけど
愛してしまったから
愛している
息をしたり
水を飲むように
当たり前のことだから
僕の魂まで土下座させることはできない
まるで人が謝っているかのように見えても
その裏で舌を出して全てをあざ笑っているように

僕の魂まで土下座させることはできない
例え君が僕の首根っこを掴ん ....
  あなたの
  からだの
  どこかにある



  おおきな
  おおきな
  おおきなうみ



  ちいさな
  ちいさな
  いまは
  ちいさなぼくだ ....
立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる

買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ....
きっと皴だらけになりながら手を洗うのでしょうね 。
季節は夏をまえにして夜を短く感じます。
一昨日紫陽花を植えかえました。
早すぎたのか、なんだかとても弱って見えます。
花びらを壊して ....
さよならが嫌い
帰るとこなんてないから
さよならしてどこにいけばいいんだろう
おうちに着いたらまたひとり
だから
もう少しだけ
一緒にいてくれませんか
昨日が楽しすぎたから
今日こんなに寂しいわけじゃない
嘘をつくのだって
ほんとうのせいじゃない
雲が浮かんでいるのではなくて
空が高いだけ
そうやって
そらをはみ出していく
そうだろ  ....
雨が僕を降っていく
人々の通りの中を
歩いていく僕の肩を
雨は容赦なく叩きつけ
"地獄"という名の天国を見せてくれる

雨が容赦なく叩いていく
僕の肩に・・・僕の ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5922)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プロ作家になりてえな_作詞:れつだん_作曲:日雇いくん- SEKAI NO RET ...自由詩1*11-6-8
波のあとに- 木立 悟自由詩511-6-8
おりがみのくに- umineko自由詩22*11-6-6
夕暮れのひと- 恋月 ぴ ...自由詩28*11-6-6
くさかんむりの広がる野原で- 草野春心自由詩26+*11-6-5
枯れる- とろり自由詩811-6-5
まにまに- nonya自由詩16*11-6-4
日本画家の先生へ- 砂木自由詩22+*11-6-3
出会い- yamadahifumi自由詩211-6-3
まいでぃあ・しっぽ- umineko自由詩14*11-6-3
即興- あまね自由詩1411-6-2
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水中花- kawa自由詩211-5-25
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数えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*11-5-23
洗い流すひと- アラガイ ...自由詩5*11-5-23
さよなら- 一華自由詩111-5-23
ひるまっからそらが- たりぽん ...自由詩611-5-22
僕の肩に、雨が- yamadahifumi自由詩111-5-22

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