すべてのおすすめ
恋人たちは喜びをわかちあい
老人達はバックギャモンに余念がない

子供達は無垢に世界を徘徊し
大人達は株価のチャートに気を取られ

僕はといえば太陽に労いの言葉をかけて
しけた煙草に火を ....
激痛深夜包む静謐
包む深淵に踏み沈み
朦朧と憧れ昇る境の段、

ハレルヤ飛び降りろ!

溶け消え逝く恍惚迷妄、
抑え抑え意識保ち
内奥の木霊に愛の響き聴く

律動し続ける宇宙に
 ....
積もっていく時計の針に
鮮やかな液体がこぼれた
限りなく近い原野では
いつでも表土が逆襲されている
試すことなど何もなかった
挑むことなど何もなかった
すべての仮定は欺瞞的だから
 ....
オオタカの幼鳥はかわいい 一月ほどで親と同じ大きさになり
いつの間にか巣立ってしまう 大きすぎて巣に3羽は無理となるためだ

巣立った幼鳥は人を恐れない 1メートルくらいまで近づいた時もある
 ....
黙ってただ生きる
ということができない

永久に
見つけてもらえないから
暗いさみしい器の底で
発語したがる
別なあたし

世界中でたった一人の
ひとに向かって
そのひとだけに
 ....
オオタカの子育は残酷だ とても見続けることができない

親鳥が仕留めたキジバトを くちばしでつついて解体し
ひなに食べさせるのだが  血がしたたり落ちているのだ

何やら寒気がしてくる 食 ....
緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ....
何度も読んでもらった
心に温もりをくれる紙芝居

大人になってから
子供たちに読んであげる
自分自身も子供に戻って

紙芝居を作り
読み聞かせする
オリジナルな物語

何故か心に ....
 ロベリアの水色が私の窓辺で咲いている。
 脇役に徹しているカスミソウの白い花は妻の好みだ。
 陳腐な言葉など必要ない。
 そこには小さな美が溢れている。

 どんなに小さな表現でさえも ....
僕らは否定される
友人に 隣人に 名も知らぬ誰かに
僕らは否定される
親に 師に 君に 貴方に
「うつくしくなれないおまえは所詮蛾なのだ」と

僕は一度たりとも蝶になりたいと云っただろうか ....
通りすぎた時
触れ合った手に
金色の光が見えることがある

それが縁というもので

その光がはっきり見えるようになるのは
手が触れたずっと後の話である

縁があった人の思い出は

 ....
{引用=

ねえ、でぶでぶ
神様は毛がないってホント?
みたことある?










ねえ、でぶでぶ
にがいって字書ける?



でぶでぶの字って
うさ ....
猫のうたをたくさん描いた日日
束の間のしあわせと平和をしる
それをしるすよろこびが 実は
のちに癒せない痛みとなっても

そのことである
そのことである
そのことである
猫はもういない ....
困難や不安や悲しみや苦しみが産まれたその瞬間はいつも
言葉は言葉としての機能を果たさないまま
言葉にならない言葉だけを頼りに彷徨い続けるものだ
大統領が来るので
私たちの街は
なんとなくそわそわしている

当日は
大渋滞になるだろう
車で来るの やめよっかな
広電ならいいっしょー
みんな人ごとで
どこか
案じて

すで ....
ほんとうのことは
ネットには出てこない
ランキングにも載ってない
誓って

受け身でいるのはいい
誰かの
せいにできるから

みんな
楽々とルールを破る

私は時々
赤信号で ....
   さえずりは無制限に落下して
 漲る心臓
内側からほどけ展開する
うすべに浮遊都市
生贄のメリーゴーランド
空を蕩かす視線を
 火の羽衣に包み
牡丹 
  ゆるりと爆ぜ
     ....
初夏の夕暮れ
やわらかい風に吹かれながら
玄関先にしゃがんで
ビオラの花柄を探しては
摘みとる
こんもりと咲き茂る寄せ植えが
あたらしく
生きかえるのが好き

いつからだろう
 ....
自分とは違い過ぎるものの考え方や
受けとめ方や立ち振舞い

自分には思いもよらない
大胆不敵や厚顔無恥

ああはなりたくない、だとか
あんな世代と一緒にはされたくない、だとか
 ....
なんで僕には手があるんだろう
そのせいで物を食べなければいけない
そして箸を使って口に運ばなくてはいけない
順番を決めるときにジャンケンをしないといけない
文字を書かないといけない
トメハネ ....
雨が降ってくることもなければ
泉が湧くこともなかった
川は面に表情を走らせて
風を受けながら凡庸な経路を流れていくだけだ
山の中の細い渓流から始まり
川底の石や魚と戯れ
やがて里に下りて農 ....
あなたは、咲こうとしている

――長い間
時に風雨に、身を{ルビ晒=さら}し
時に日向に、身を開き
地中へ…根を張り巡らせて
世界にたった一人の、あなた
という花を咲かせる為に

蕾 ....
(自明)とは
自ら明るい、と書く。
わたしの命の照明灯は
元来――明るいもの  




  
ラジオから流れる
ピアノとポップスの音が

疲れ切って、疲れ切った体に
じんわり、じんわりと溶け合って
夕暮れと仲良し

きょうも1日
ごくろうさまでした
なんてね
葉になった記憶を、
私の歯が噛み砕いていく。
じゅわり液体になった思い出たちが、
苦い匂いを響かせて、
鼻孔に絡みつく。
思い出たちは雨になって、
見えない窓にふりそそぐ。

*

 ....
川は流れをかえて
小さな水たまりを残していった
そこで鳥は水をあびていた
なんども
もしかしたら魚もいたのかもしれない
水浴びをした鳥はその
綺麗な羽をおしげもなく震わせて
水を切り捨て ....
雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

何処かの誰かの何かがこぼれ
気化したあとに上昇し

消化しようと昇華する

雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

晴れて ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
          160517

屋根の上にブルーシートを貼る
夜には大雨が降るとの天気予報に
何はともあれ、張らねばならない
使い忘れたブルーシートが役に立つ
捨てなくて良かったとも思 ....
あの草原へ、手と手がはじめてふれた場所へ、走ってる、仰向けになって雲に名前をつけあった、あれはジャムパン、メロンパン、やきそばパン、クリームパン、あんぱん、あげパン、パンばっかじゃん(笑)、フ ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふたたびスケートボードに乗って- 梅昆布茶自由詩1116-5-31
均衡(改訂)- ひだかた ...自由詩316-5-31
発火- 葉leaf自由詩216-5-31
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発色- Lucy自由詩15*16-5-30
オオタカの子育は残酷だ_- st自由詩116-5-30
君へ- 梅昆布茶自由詩1416-5-28
紙芝居- 夏川ゆう自由詩216-5-28
美~窓辺にて- ヒヤシン ...自由詩6*16-5-28
- 鳴神夭花自由詩216-5-28
- ガト自由詩7*16-5-25
ねえ、でぶでぶ- 青色銀河 ...自由詩216-5-23
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キセイポエトリー- 少年(し ...自由詩116-5-23
大統領前夜- umineko自由詩7*16-5-22
プリペア_- umineko自由詩8*16-5-22
夢と現の境で瑞々しく花首垂れる者あり- ただのみ ...自由詩10*16-5-21
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平和に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩816-5-18
まだ明るい、夕暮れに間に合えば- あおば自由詩4*16-5-17
まだ明るい、夕暮れに間に合えば - 阿ト理恵自由詩4*16-5-17

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