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青空に顔を向けて
無邪気に咲いた早朝
陽射しが眩しすぎて
不甲斐なく萎んだ午後

無力を思い知って
力なく項垂れた黄昏
もう夢なんか見ないと
突っ伏して泣いた真夜中

花が落ち ....
雪が降ってくるのです
音もなく 羽毛のように
やわらかく 花片のように
雪が降ってくるのです
見えない雪がすべてを包んで
私を埋めてゆく 冬の森


ごらんなさい
遠くから蹄が駆けて ....
哀しむことができること自体
充分な贅沢なんだ
涙が流せるなんて
乾き切ってしまえばそれすら出来ずに

哀しみに身を浸して
今日は涙の海に沈もう
古代の骨達は声を上げることもせず
唯待っ ....
待つ心は
次第に凍ってゆきました
次に覚めたら
乾いているでしょうか
ドライフラワーのみる夢は
草原の太陽
君の優しさ
脳梗塞で少し不自由になったお父さん

いつも笑顔を絶やさない明るいお母さん

産んでくれてありがとう

ずっと見守り支えてくれた皆様方

育ててくれてありがとう


周り ....
 
 
耳にイヤホンして
蛸が八本足で
街を歩いている

目をこすって
もう一度見たけれど
火星人ではなかった

公園の鳩も
イヤホンしてる
進化したのだろ ....
僕はいつも君の方向に
向かっていっては
蒸発してしまう
やだなぁ
なんて薄っぺらいんだろう
薄っぺらいからだよ
蒸発してもすぐにまた
ここにいるんだ

僕はいつも気管支に
空気みた ....
白い水鳥が冷たい水面に一羽

力なくさす夕陽に照らされる

白い水鳥がもう一羽飛んできた

翼を休めるため

それとも

ひとりぼっちで飛ぶのに

疲れたから

冷たい水面 ....
あのこじきのうたったうたは

どのようなうただったのだろう

ふとおもう

かなしみばかりではないだろう

だがよろこびばかりでもないだろう

わずかなこぜにをかせぐため ....
潤いを失った唇達は
肝心なことから遠ざかって
雑音を語り始める

大切なものを壊してしまうのを畏れて
何度も云いかけた言葉を空に呟く

最も伝えたいことは今も宙に浮いたまま
ひと昔もふた昔も前みたいに霜柱立ったり
ちょっとした水溜りに氷張ったりするわけじゃないけど
それでも今どきの朝って起きるの辛かったりする

とりあえずは出かける場所があって
帰ってこれる場所 ....
私の手は大きい方なのか
指が長いのは
誰かの忠告通り
手袋で隠した方がいいのか

手相をみてもらった

50歳すぎてから開運されますね

ああ、
そのころ母親はどうしているだろう
 ....
{引用=



 満月の夜には
 外にでてはいけないと老婆はいう
 ふらふらと外にでて
 川を遡上
 青い山に囲まれた
 いちばん星空に近いその湖に行ってはいけないと

 ゆらめ ....

夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
たんねんに こさえた ゆきうさぎ

あなたが ふりむいてくださらないから

きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
い 色恋は風の道
ろ ロケットは落とすもの
は 恥知らず有頂天
に 妊婦忍耐 産んでも忍耐
ほ 星の数よりヘボ詩人
へ へカテ元アフロディテ
と トイレはシステムの始まり
ち 痴漢の ....
○冬日在居

メダカ動き、妻しきり歓び
めずらしや、めずらしや
と言う
正月、真冬なり、寒し、されど
外は、陽の光うるわしく
時は正午を過ぐ
しきり妻と共
何処へか出向かぬかなど談ず ....
草食系だと
もてはやされたり
馬鹿にされたり

その度に
膨らんで青空を目指したり
萎んで地面に貼りついたり

そんな僕は
サヨナラも言わずに
強制終了された恋を
いつまでも ....
やせることにしました
夜も昼も
私の体は、重たい気がします

持っているものも これから
持とうとするものも 少しばかり多すぎるから

知らぬ間に
体にたまった/たまる澱は、いつまでも ....
 
金魚鉢がひとつあれば

紅生姜を入れる

すると紅生姜は

金魚になって

うれしそうに泳ぎだす

でもそれは

本当は金魚ではなくて

赤い赤い心臓なので

箸 ....
朝露を感じ
深呼吸する
平和な日々
何も無い時

花が咲いた
鳥が歌った
風が笑った
月が泣いた

芽が膨らみ
時を待って
心が澄んで
想いを貫く
おめでとう
祝福の言葉を
たくさん浴びる
そんなシーンを
思い浮かべて
新たに
来年からの学費と生活費を捻出するため
隣町で道路工事のバイトをした

ギリギリ専門学校に受かり
あまりの嬉しさに
現代詩フォーラムで報告する
くらいの学力しか持ってない俺でも
家が土木建 ....
窓がとぶ
屋根がとぶ
全裸のマネキンが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

傘がとぶ
帽子がとぶ
純白のパンティーが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

笑いやがれ、
笑いやがれ、
笑 ....
気持ちがゆるんでいた午後

街は 私から距離を置いて 忙しい

ひざがゆるんでいる ゆっくり歩く

軒先から覗いてる 猫と目が合う



頭のねじがゆるんでいる しらふ ....
遠くに見えるあの富士は 
名所と言われているけれど 

今・この詩を読んでいる 
さりげない姿勢のあなた自身が 
同じ地面につながった 
世界にひとりの、名所です。 

(日ノ本の全て ....
 カゲがひとつ減った
 またひとつ減ってこれでは
 カゲの家族が家族ではなくなってしまう
 カゲの家族の個々のカゲすらなくしてしまう

 とつぜんの惨劇ではなく
 しのびよって ....
自覚がない

でも あたしの肩は
パンパンに張っている
 
他人にコリを指摘されて
気づく

足の先端も冷たい
脚も冷える

上半身は熱いのに

冬でも半袖ワンピに
綿カー ....
2010
----


Dear Kyosuke

サンキュー フォーユアレター。
とても嬉しいよ。 Ho, ho, ho.

京介君は、たいへん 良い子にしてるんだね。
とても偉 ....
金曜日の夜
窓をそっとあけてタオルを干しました 。
墨色の空を見上げ
ねむれないのは星と僕だけだと、 知りました 。

遠く離れたあなたの淋しさを思うとき
冷たいコップの ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落花生- nonya自由詩20*11-1-13
冬のオフィーリア- 石瀬琳々自由詩8*11-1-13
贅沢な哀しみ- れもん自由詩4*11-1-13
ドライフラワー- 朧月自由詩811-1-13
感謝の日- ポー自由詩4*11-1-13
蛸にイヤホン- 小川 葉自由詩1*11-1-13
僕はいつも君の方向に向かっていっては蒸発してしまう- 真島正人自由詩7*11-1-13
水面- 橘祐介自由詩211-1-11
あのこじきのうたったうたは(2010.12)- 田園自由詩211-1-11
ウズマキ- れもん自由詩311-1-11
あゆむひと- 恋月 ぴ ...自由詩31*11-1-10
左手- Wasabi 自由詩611-1-8
青い湖畔のシカ- 石川敬大自由詩24*11-1-7
dissimilation.- 吉田ぐん ...自由詩4911-1-6
ゆきうさぎ- 殿上 童自由詩21*11-1-4
大人の事情がるた- salco自由詩24+*11-1-3
ー冬日双詩ー- 生田 稔自由詩10*11-1-3
ピーターはラビットにはなれない- nonya自由詩19*11-1-3
抱負- 月乃助自由詩22*11-1-2
金魚鉢と紅生姜- お菓子自由詩3*11-1-1
透明な気持- ペポパン ...自由詩9*11-1-1
初春の空を眺めて- 未完自由詩1*11-1-1
師走に思うこと、成長したのかな- 一 二自由詩710-12-27
狂った風- atsuchan69自由詩24*10-12-26
思い出した- いねむり ...自由詩110-12-25
名所について_- 服部 剛自由詩410-12-24
飛翔するカゲの家族- 石川敬大自由詩10*10-12-23
循環- 森の猫自由詩11*10-12-22
サンタさんからの手紙__〜_過去6年分- 北大路京 ...自由詩15*10-12-21
遠_聲- アラガイ ...自由詩7+*10-12-18

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