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起きたてよりも
身体を少し動かした時に
命が整うように思う

偶然開いたページに
誠実に伸びている轍を見つけると
命が整うように思う

なんでもない日
みそ汁をのんでいると
命が整 ....
ゴリラは白雪姫しか担保が無かった
百万円で売れるよとゴリラの自慢であった
ところがである。猿の見積もりによると
毒林檎を食べた後の白雪姫は
百億円で売れるよ
との事だった
何ですと ....
ピンク色のサラマンダー
ウーパールーパーのライフサイクルは
いろいろです

おとな、こども、おとなこども

おとなこどものこども
おとなこどものこどものおとな
おとなこどものこどものお ....
祖父が死んだ

ほんでもえらいわ
そう言って祖父は私の手を頼りに起き上がった
寝ているままでいい
そう言う私を制し

それは昨日のことだった

いつものようにコンビニで
祖母のおに ....
花にはさまざまな花があるけど
花はそもそも植物の生殖器官なので
植物にはいろいろな性がある
種や個体ごとに

雌性と雄性とどちらかだったり
両方だったり
どちらかと両方だったり
片方と ....
少年、

顔を上げろ、少年
そして歩け、前へ前へ

下を向くな、少年
何があっても、しゃんと前を見るんだ
前を見れば、泥を掴む事はないんだ
そして、一歩踏み出せ

走れ、少年
お ....
オリエンタレ・ベイスンから
いくつかの高地(テラ)と海(マーレ)を越え
ようやくこの海にたどり着く
小さな銀色の船を岸に寄せるけど
この岩だらけの灰色の海には水が一滴もない
すぐそばにアルタ ....
ニコライ堂の鐘楼に
大きな黒い月が重なって見える夜
空気は鋭角の厳しさをもって
僕を立ち位置から取り除こうと
鈍くて黒い月光りが刺す。

ニコライ堂の裏を降りて行く坂の途中で
首の長 ....
この土地にくらして/わたしは深く息をする

なびかない風の日も/灰色の冬もあった

草の使命とはなんだろう/道の記憶はどこだろう



この土地にくらして/わたしの炎がはし ....
普段見ない雑誌を読んで
髪の毛の毛先を切り揃え
真新しい僕になったなら
貴方は振り向いてくれるの?

夜明け前 硝子の空
紺碧に滲んだ白光
壊れかけのヘッドフォン
突き刺したらラジオD ....
私はある日 海草でした
十本の指は ゆらゆらと動き
それぞれに意志をもちながらうごめいている

波を受けながらカラダはおして ひいて
足はだらしなくとられ ぐねぐねと わなわなとふるえる
 ....
知ってるかい?

モールス信号は 言葉から派生したもんだから

言葉がないと成り立たない事を


知ってるかい?

愛は あなたと私から派生したもんだから

あなたがいないと成り ....
東南西北
風が集って
夏の野原は緑一色

青いトマトは
翡翠の軟玉
九連宝灯チューンナップ

けれども今は早春の荒野
捜神雪苦
春雷未蕾

門を九つ潜り抜けても
天国のドアは ....
祈る、という作業を
私は避けている
たとえば

あなたの幸せを
祈る
そのとき 
私は無力で
ただの石ころ
捨てられたガム

「君を想うと 
 やわらかな 気持ちになれるんだ」 ....
地球は丸いのに
底辺があるんだって
堕ちてしまったら
もう戻れないんだって

地球が丸いのは
外から見るからだって
中は三角形で
底があるんだって

てっぺんは尖がってて
おっと ....
せかいちず

うえ


こども






たおれている

なみだ

とめること

できない
ひと気もまばらな公園で
湿った土の上に落ちた椿の花は
どこか心細げにこちらを見ていた
ささくれたこの景色には眩しすぎるので
その紅色を熱でとろとろに溶かして
指ですくいとりたいと思っていた
 ....
悲しみを食べきれなくて

お腹いっぱいで

ほら、涙がひとすじ
こども と ころも

どっちがかるい?

タイヤ と ダイヤ

どっちがかたい?

おとこ と おとな は まったくちがい

おんな と あんな と むこうをみてる

おんな  ....
{引用=

大さわぎでなく
ゆっくりと歩む
足の裏に感じる砂の感触を確かめ
けして温かくないけれども
柔らかく反発してくるようなそれを
一足一足 注意深く進まなければ、
見逃してしまう ....
私の背中に包丁を入れてください
あーそこそこ
丁度かゆかったんです
そのまま まっぷたつに
お願いします

キャベツというのは
幾重にも丸まって
ドカンといるでしょ?
自分が大きくな ....
詩が何のためにあるか
詩っていますよ

あらゆるものを
名づけてしまうことなく呼ぶために

どの言語も
単語のひとつひとつは
一々長ったらしく説明してられないがための
高速言語
符 ....
指のさき
雪がひとひら、消えました

わたしの熱を、あら熱を
かくまうように
消えました

うなずくべきことなど
何もないけれど、
わたしは確かに
うなずきました

す ....
賀正正正正正正正正正正正正正正T

数え切れない ミカンの皮を
今年も 数えて 正の字一つ

数え切れない 悲しみを
今年も 受け止め 正の字一つ

数え切れない 溜息を
今年も 見 ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
せつなくて
封 印
苦しくて
封 印

意識の底の底の底
君をグッと押し込めた

はずなのに…

この道も
あのショップも
この曲も
あのライブハウスも
この雪も
 ....
むかしむかし と始めると
日本昔話になってしまいそうだが
古い話を始めないと
新しい物語も 始まらないのかもしれない
いつのまにか それだけ古いものを
背中にいっぱい背負ってしまった
はあ ....
冷たい風がとまる
匂いも闇もとまる
 とまる

泣けない光が
そこの隅にそっと身をひそめる
開けて下さい
開けて下さい
精一杯の囁きが
裏側を超えた耳元で木霊する

 ....
言葉はわかり合う為の      
道標ではないかと        
思うのです           

ドアをあける前の足音で     
ただいまの一言で    
きょうの元気がわかるのは ....
睫に触れるしずくにまで嫉妬していた

外は雨が降っているらしい

冷たい手のひら
コートから湯気がたつ

ベッドから身動きもせずにそっと盗み見る

ソファーに腰掛けて
上着や靴下は ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5922)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みそ汁- 昼寝ヒル ...自由詩710-1-25
白雪姫- 間村長自由詩3*10-1-24
たくさんの海の色を知っている- 海里自由詩210-1-24
憂愁の瓦- 朧月自由詩1010-1-23
セクシャルなリンネ- 海里自由詩3*10-1-22
少年、- くろきた自由詩410-1-22
月面航海記(静かの海より)- 楽恵自由詩11+*10-1-21
ニコライ堂の鐘楼に- ……とあ ...自由詩15*10-1-20
この土地にくらして- あすくれ ...自由詩9*10-1-20
残響- 相羽 柚 ...自由詩1*10-1-20
海草の想い- 朧月自由詩3+10-1-19
知ってるかい?- くろきた自由詩410-1-17
すずめ百までちゅんちゅん忘れず- 海里自由詩2*10-1-16
アトム- umineko自由詩12*10-1-16
○△の地球- 朧月自由詩18*10-1-15
せかいちず- 非在の虹自由詩110-1-15
おんな椿- あ。自由詩11*10-1-13
食べきれなくて- 殿上 童自由詩8*10-1-13
おんな_と_おとこ- 非在の虹自由詩210-1-12
Blue_Heron- 月乃助自由詩18*10-1-10
キャベツのメルヘン- りょう自由詩14*10-1-9
水脈と暗渠- 海里自由詩4*10-1-7
ロスト- 千波 一 ...自由詩21*10-1-6
【新年】- つむじま ...自由詩2*10-1-6
宇宙の秘密- 翔多自由詩810-1-6
封_印- オンガシ自由詩6*10-1-5
坂の上には雲がある- yo-yo自由詩3*10-1-3
進む道- 川口 掌自由詩309-12-29
あたりまえの言葉は_声は- 鵜飼千代 ...自由詩10*09-12-29
いじわる- 暗闇れも ...自由詩209-12-26

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