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ミカンカンカンミカンです
ゆっくり果汁を出しまして
あなたの願い叶えましょう
ミカンカンカンミカンです
果汁は神秘なオレンジ色で
そのパワーはなんと無限大

言葉を放って言葉を拾って
 ....
少年の勇気は無知と純のどちらだろ

まるで数万羽の鳥の群れが

クジラの骨でできたイカダにのって

星よりは遅く風よりは速く

目まぐるしく黒波を立てて旅にでる


教会の時計が ....
 
やさしさを少しと
きびしさを適度にまぜて

コーヒーカップの中
白いミルクの渦のような

小さな宇宙を少しと
大きな腕で抱きしめて下さい

わがままを言うときもあります
驚く ....
とろとろの眠気を抱いて通り過ぎた芝桜
一枚一枚の花びらが妙に奥ゆかしくて
ふわりと笑えるくらいには近づけぬ
頃合いを見計らい オール片手に君が
ゆっくりと瞳を合わせるように
擦れ違う 揺れ惑 ....
 開けてみよう 思いっきり

 見えるものは 感じるものは

 姿 形 香り 音

 開けてみよう 躊躇なく

 それだけの 自信を養い

 歩んできた道のり

 一歩踏み ....
○年寄りは
特に異状ありません
と言われと不安になる

○年寄りは
年そうおうです
と言われると安心する

○年寄りは
昔のことを聞くと
喜ぶ

○年寄りは
砂糖がいっぱ ....
追い風が有利とは限らない
向かい風が不利とは限らない



スキージャンプでは
ウインドファクターとして
追い風は不利なので加点される
向かい風は有利なので減点される



 ....
腰まで雪に埋まり
全身で空を指す暗緑色の矢印
風に翻弄されないしなやかな直立

透明を深める濃い青の奥から現れる
最初の星屑に
放射冷却を告知する
 
耐えているのではないが
嗤 ....
海には白い波と澱んだ茶色の水中の飛沫がある
俺は鎌倉に一つ欠伸をした

都市は眠りに付いている
生活者にとっては好都合だ
週末の大手町に流れる旋律には音が無かった
響きも無かった
記憶だ ....
渇いた唇を
潤す術を知らず
恥ずかしさに溢れ
喋ることもできず
噛み締めて
俯いて
しばらくそのまま
もう少し
このままでいたい
風呂で溺れた
ダウン症児の周ちゃんが
救急車で運ばれ
一命を取り留めた
子供病院

入院後の回復は順調で
3日後に人工呼吸器は外れ
ゆっくりと目を覚ました

日が暮れて、パパは
 ....
アネモネの咲く日
春は告げられる
ほらあの丘にも
あの岩場にも
碧色のきみとの約束にも

鳥はヒバリであるとして
同じようにきみもわたしも
名づけられる
かつてうたわれそこねたけれど ....
コの行列

撃鉄におされて

くるしいや

僕はあと何番目?

友達は何列うしろ?

パチン

パチン

規則正しく一歩一歩

われわれは進んでいくのである

おい ....
山際に故郷を茂らせて
霧立つ河は唱和する
悠久の径を手引くように
水面には明かりの灯った小さな神輿が流れ
その一つ一つに幼子が蹲っている
名付けられた世界を知らず
生誕の由縁も語れぬまま ....
  1 ある青年

この強力なバーナーから騰がる炎の熱を蓄えた
おおきな{ルビ布袋=ふたい}で空にのぼるのだ
「トーキョーだかニッポンだか知りませんが
ぼくには十世紀まえの遺跡です」
点在 ....
ただ座っているだけで
自分が自分に
さまざまなことを
教えてくれる
僕は君の「逝きたい」に
埋もれた「生きたい」を見つけた
足を踏み入れる
危険の領域ではないけれど
板張りの床に擦れる靴の裏側が
心地良い音を奏で
高級なサロンであると悟らせる

髙い天井にはシャンデリアが輝き
温かな光を放つ
厳選された招待 ....
貴方が笑うから私は怒ってみせる
茹でたパスタで曇った眼鏡の向こう

チーズが嫌いな貴方のせいで
カルボナーラが食べられない
できたてのナポリタンをほおばって
赤い口ひげを二人でつけた

 ....
 歩いていた。
 行く当てなどなかったけれども
 ただ太陽に向かって。
 太陽が自分の中に息づく神か仏のように思えた。

 ここはどこだろう?
 広い大地に一人きりだ。
 現実にしては朦 ....
白いホールケーキのような町に
シャベルで切れ目を入れたとしても
真新しい粉が空から降って
思い出を挟む間もなく積もる

傘も差せずに動いているなら
髪を白く染めてゆく雪の精
何十年も先の ....
赤子が泣いてる

怯えて泣いてる

しがみつき

泣きじゃくり

ぬくもり求めてる

母の胸の中

すやすや眠る

夢見てる

鳥の夢

花の夢

笑ってる
 ....
深く眠って目覚めた朝のゆびさきは
少しまだ透明がかって
夜が
見えかくれしている

動いている心臓は赤い磁石
覚醒してゆく時間に
わたしのかけらを
元在った場所に吸い寄せて

願っ ....
それから空は夏雲湧き立ち、風は川を越えて丘を越えて、それから線路を越えて団地を越えて、それからあの家の窓を抜けて、あの白い壁の部屋をぐるりと回る。部屋には檻があって虎がいて、虎は檻の中で待っている。誰 ....  
川が近づいてそっと入っていく
金属くさい くさい 私と
その鎖のつながりあるところまで

この世が終わるなら私ひとりだけ終わっていいと
いつも思っていた        いつも思っていた ....
花を踏んで地面に押し花を
つくりあげる
しろい脚ばかり順繰りに
刈り取っていましめ
白金色の湿原には
ゆらゆらと
あおい目のさかな
とうめいな躯
背骨と心臓
透かしてみずにと ....
クリスマスだというのに
誰にも会わずにテレビを見ていた私
外は少し寒い
メルカリで買った服はかなり小さかったけれど


昼頃いつものように パスタを作っていた
それからワインを飲んで 暖 ....
🍎 頬杖 

{引用=言葉は心を越えられないこと知っているのに
心が言葉を越えられないとうつむいてみる
それが
林檎のように沈んでゆく}


🍎 なり損ねた夜

{引用=夜十一時過 ....
私は錆びてそして燃える。
灰の中に埋もれた指輪のトパーズはまだ、青いままか?
空から夏が降ってくる。
ひらひらの手が
宙をおよいでいる
なめらかにあつく膨れて

むすめよ あなたは
女という呪いのなかで
生きていくことを選んだ
わたしのことをどう考える?
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミカンカンカンミカン- ブルース ...自由詩2*18-2-24
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