すべてのおすすめ
だーれも知らない森の奥
いたずら好きでさびしがり屋の
妖精が暮らしてる
風と戯れ
光と舞い
花と笑い
誰かが来るのを待っている
だーれも知らない森の奥だけど
迷いこむ人間がたま ....
消灯した病院の屋上に苗を植えました
コンクリートの上に植えましたそれは
新月にもかかわらず囁き始めていて
考えていることが夜に溶け出すのは
ずるずると引き摺る昔日の想い ....
とある蒟蒻ドリンクのゆうことにゃ“かためがお好きな方は三回振ってください”だそうだからふり×3
印が無いのが目印だなんて可笑しな良い品と独りごちてはふり×3
おっとこれじゃゆるすぎる誰かさんのドラ ....
薔薇よ
かくも烈しい
おまえの怒りに
一瞬にして触れてしまった
不意をつかれてたじろぐ私の指先の
見えない程小さな
けれど思いのほか深い傷から
みるみる膨れ上がって
指を伝って流れた色 ....
だーれも知らないある国に
一人の王子様がいました
王子様はいつも
国民の幸せのために
自分は何をすればよいかを
一生懸命考えていました
国民の幸せのために
毎日毎日
いろんなことを ....
昨夜も死と戦っていた
胃カメラを飲むように
ぼくは死と戦っていた
ずん胴な土管をイメージして
胃カメラをやり過ごすように
染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に
薄 ....
戦争跡地や
災害被災地を
訪れようとする観光がある
ダーク・ツーリズム
悲しみは
人を引きつける
死から
人は学ぶのだから、と
パネリストは言う
そうかもしれない
では ....
とんぼは空を飛ぶ
一生懸命羽根をふるわせ
からっぽなからだを浮遊させる
最低限のそらを飛ぶ機能しかもたない
あとは生殖機能と風にのる技術
歌舞管弦がなくとも
やつらは限りなく美 ....
夜の旧山手通り
どこかの大使館の前
キャリーパミュパミュみたいな
自転車少女やハットできどった
ボーイズがとおりすぎる
夜の明治通り
花園神社からさきは闇だ
人種と性のごった ....
サンタクロースのような大きな袋を自転車の左右に後ろに
三つもくくりつけて
左右にゆれながら
カンひろいの自転車がころんだ
大きな音を立てた
みんなが見ていた
陸橋の上から詩の合評会の帰り ....
半刻ほど前から
組んでいた指をほどいて
あなたが落とす銀箔に似た笑み
ガソリンじみた水溜まりにひとつ、
爛れたショパンがしゅんと跳ねた
「阿」
宇宙のはじまり
命のはじまり
言葉のはじまり
はじまりの吐息が
外側をふるわせる時
内側のふるえは
色となり
音となり
文字となって
世界を創りはじめる
....
体節はあるんです
あんよは退化したとも
おめめは点でしか無くても
ちゃんと光は解ります
ちゃんと男と女が居て
まるで私達みたい
夏の日照りに干からびたり
梅雨の長雨に溺れたり
だけ ....
トンネルあかい
トンネルつづく
トンネルあける
そのさきみどり
トンネルあかい
トンネルつづく
トンネルあける
まだまだみどり
トンネルあかい
トンネルつづく
トンネルあける
そ ....
人間は死ぬべきで
魂が丸くふくよかで
私自身の想像を越えた光をすべてのものに
与えようとする狂ったベイビー
私は思ったことがない
私の死に対して
冷たいことなんて
与えられた時からずっと ....
フランスというのはダチョウの名だ
ダチョウは車のサイドミラーの角度を直すと
振り向いてぼくにこう言った
慣れたか?
えっ?!
この土地に慣れたかって訊いてんだよ
車のキーをまわすと ....
私の望みは
大きくはない
お金
仕事
仲間
それから
かばん
趣味
私の趣味はなんだろう
歌うこと
詩を書くこと
見上げること
見上げて
あなたより少しだけ
幸せに ....
私がずっとこわいこと
大切な人が
泣くこと
死ぬこと
大切な人を
嫌いになること
殺そうとすること
それよりもっと
こわいこと
人を好きになること
あな ....
蒼い空が 遠くて
余計に悲しいのは
僕が
1羽のウサギだから
カメに負けたあと
どうなったのか誰も
知ろうとはしない
色褪せたウサギ
透明な過去の中に
遺失されたまま
埋ず ....
生まれたときから
終りのない
この心
風のなかにあっても
難しい貌をして
気高く
悶え
涎を流して
渇きつづける
いずれにしろ
しかたないことなのか
誰かの
手はず ....
人に
地に
理に
とらわれません
または
人に
地に
理に
とらわれましょう
やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり
溶け出した脳の上を
日々の残響が駆けて行く
そのせいで
僕は苦々しい顔を
解くことができず
あのこに会いに行くことも
なかなかできないまま
踏まれて
ふまれて
このまま
なくなって ....
女の嗤う声がする真夜中の三時
この部屋の時計はどれも狂ってる
一年ほど開けたことないカーテン風に揺れ
玄関のドア閉め忘れたことに気づく湿り気
秋の長雨がすべて腐らすって
何かのせいにできたら ....
ITTANMOMEN (一反木綿)
薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる
旗のように風をくら ....
傍らにつづくきみの面影に
いつか忘れようとした秋のいのちを
頑なに重ねることを覚えた日もあった
掬いあげた水溜まりの渇きに
助けられずにないた小鳥のさえずりを
音符に変えることも ....
気まぐれな猫のつま先にのっかりたいと思ったんだ
スクランブル交差点
いったりきたり繰り返す僕の背中に
でっかく、でっかく、「バカ」って書いてさ
誰か笑ってくれるかな?
エスカレー ....
無数の瞬間瞬間を
音もさせず
かき消していく
静かな雄大な
炎
の
半ば朽ちかけた美の前に
見上げると
人びとは立っている
感じられるのである。
響く鼓動を耳に
溢れる体温を ....
お前らなあー
山がいつも大人しく
鎮座してると思ったら
大間違いだ!
俺様のハラワタは
いつだって煮え滾ってる
怒らせたら
熱いのをぶちまけるぞっ!
よーく聴け人間ども
山を ....
きみ、という名の女の子がいた
綺麗な瞳が自慢で、視力も良く、
そして、恋をしていた
だが、問題があった
きみ、は躰が、丸いのだ
太っているわけではない。
ただあまりにも、球いのだ。 ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト
(5917)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
妖精のいたずら(だーれも知らないシリーズ5)
-
森川美咲
自由詩
1
14-11-9
水を、ください。
-
xxxxxxxxx
自由詩
4*
14-11-8
ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ ...
-
こうだた ...
自由詩
4*
14-11-6
薔薇よ
-
Lucy
自由詩
20*
14-11-6
悩める王子様(だーれも知らないシリーズ4)
-
森川美咲
自由詩
2
14-11-6
染み渡れ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
11
14-11-5
トワイライト・ツーリズム
-
umineko
自由詩
12*
14-11-3
とんぼ
-
梅昆布茶
自由詩
11
14-10-30
ストリート
-
梅昆布茶
自由詩
10
14-10-30
香港で若者が問う日に
-
島中 充
自由詩
2*
14-10-30
爛れたショパン
-
草野春心
自由詩
8
14-10-29
アルモニカ
-
nonya
自由詩
14*
14-10-29
みみずちゃん
-
ドクダミ ...
自由詩
4*
14-10-29
ふりかえる距離/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
-
こうだた ...
自由詩
3*
14-10-28
温
-
杉原詠二 ...
自由詩
1*
14-10-28
アフリカの匂いがする
-
オダ カ ...
自由詩
2*
14-10-27
鳥の歌
-
umineko
自由詩
12*
14-10-27
こわいこと
-
瑞海
自由詩
7*
14-10-26
空の向こうに
-
ハァモニ ...
自由詩
10*
14-10-25
ブリコラージュ・ゲーム__※書換リレーより
-
ハァモニ ...
自由詩
1*
14-10-25
囚われません
-
水素
自由詩
1
14-10-25
やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-10-24
警備員
-
めー
自由詩
3*
14-10-24
ひきだしにテラリウム/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-10-24
百鬼繚乱_<_3_>
-
nonya
自由詩
19*
14-10-23
たまきはる
-
かんな
自由詩
9*
14-10-23
にゃお
-
楽歌
自由詩
4*
14-10-23
【金木犀と夕焼け】※題名無茶ぶりより
-
ハァモニ ...
自由詩
4*
14-10-22
【_山の神様__】
-
泡沫恋歌
自由詩
16*
14-10-22
【君の瞳が言っている゛わたしに話しかけて゛】※題名無茶ぶりリ ...
-
ハァモニ ...
自由詩
3*
14-10-22
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