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基本 気の利かない 女のパラレルな空にどうか

振り回されないで 困った顔で金縛りの細い男

基本 気の利かない 男

種は持っていてもその種は持ってないのだから いじけないで

逞し ....
蝉の声がする

静寂の中
遠くに
蝉の声がする

頭の奥
他には何もない
ただ
ただ
蝉の声がする

僕はここだ
と言わんばかりの
切ない
蝉の声がする

近く来 ....
男は照れの天才
幼児すら男なのね 微笑むと照れる くすぐるのよ母性本能を

女が好きみたい男って 可愛く思ってごめんなさい
美人には目を伏せる そのどうしようもない 照れの天才
男心をかすっ ....
私が立っているビル群の下
そこには昔深い海があった
不燃の塊に埋め立てられ
魚は住処を失って
そうして海は死んでいった

濁った灰色の海を眺めても
波音は聞こえては来ない


私が ....
非戦闘員の大量虐殺



言い訳はどうとでも出来るだろう


戦争を早く終わらせるため

連合国側の人的損失の軽減

卑劣な戦争を起こした報い

人を人として扱わなかった ....
秋の中国地方を巡るツアーバスが
平和公園に着いたとき 記念館から 
修学旅行生の一団が出てきた
入れ替わりにはいった私たちが
今日最後の客になった

平和記念館を出ると
秋の陽はすでに落 ....
 空に むきだしの骨をさらす伽藍
「歴史」はいつも古びた建物を残していく


廃墟のあとにしか 平和が生まれることがないのなら
平和は、あまりに残酷な子


森は、朝にめざめ
戦いの ....
出口から入った 私が

これを書いていることは

家族にも友人にも内緒のことです

学もなく才もない

もちろん地位もなければ金もない

よもや凡人ですらないかもしれない私が

ひっそりと ....
ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
詩を読んでいる

文字を眺めては書いている

言葉は巧みに扱えるが詩は巧みには扱えない

それは人を育て上げる教育にも似ている

鏤骨

生まれる 。



 ....
                 130806



本物の難しすぎる構造は安直に模擬してねと
先輩達は今日も飲みに出かける
残された見習いの僕は
2足歩行の細かい動作を追い切れない
 ....
ヒューヒューヒュー
ドーンと叫んで両手を高くあげ
おもいっきり地面を蹴ると
おじさんの体は
そのまま夜空へあがってゆく
おじさんの花火だった

おじさんは夜しか現れない
ビョーキかもし ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
腕がある
脚がある
カラダがあって
心臓はこの辺だろうか
洗濯物を干しながら
幸福感に包まれる

よれてしまった襟だとか
落ちきれてない染みだとか
ゴムの伸びたパンツだとか
新品で ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
 1

 雨に打たれながら
 空をふり仰ぐ
 喜びは消えて

 土に手を当てて
 星の身体の温もりに
 触れる喜びも奪われた

 原発の吐息が
 燃えている

 風に乗り 雨 ....
ドーバーの霧から、アンプラグド
見渡す霧の奥 彼方まで 異国の大陸まで 世界中まで

くるりと打つ あの音を鳴らす 手の先の分身
発祥の地 DNAしか成せない 芸術の一角 センス

その国 ....
八月一日
骨を転がす夢を見た



八月二日
私ではない、誰かの



八月三日
ブレーキを踏む摩擦の音



八月四日
君は居ない、もう居ない



 ....
無数の髪は今日も伸び 
目は開き 
耳は聞き 
鼻は吸い 
口は吐く 
首は支え 
手は掴み 
左の胸は一生涯とくり、とくり、と脈を打ち 
腹は昼頃、鳴るだろう 
そしてお尻はもよお ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの

地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが

空は蒼くその果ては悠久に続いている ....
年老いた母を負って山へ入ったその帰りの道で、
ショーウィンドウに映った、自分の姿を認める。
酷く痩せていて、泥と垢と涙にまみれているが、
母のずっと掴まっていた前頭部の髪の毛だけは、
オールバ ....
にじりよる夜
酔っ払いが揺れる
優先席だけぽっかり空いた
日本人の優しさがあって

にじりよる夜
わたしの寂しさにつけこんで
漬け込んで臭いものには蓋をしよう
広がりそう ....
人魚になりそこなった君へ

あれから3度目の夏がやって来たけど
僕らは未だ海に還ることができずにいる

君のお気に入りの水着も
タンスの奥に仕舞い込まれたまま
一度も日の目を見ることもな ....
                   130802

あのころはちょっと引き籠もりになっていましてね
名の知られた作家がぼそっと語る
今では引き籠もりも認知される時代に ....
空の青があまりにもひどかったので
わたしは死んだ

飛んでいったのは
たぶん長すぎたシャーペンの芯だ
下心があまりにもすけすけで
あけすけなわたしの刺胞が飛ぶ

チクリ、と ....
貴方は美しい

貴方は太陽を胸いっぱい受け取る素直さが美しい

貴方は美しい

貴方の優しさは苦しみを溶かしたもので沁みる 美しい

貴方は美しい

貴方は生まれ持った能を活かし巧 ....
何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ....
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい

生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモ ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
男_基本と本来- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-8
蝉の声- hiroto22自由詩6*13-8-8
男_繊細な照れ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-7
平和の地層- 中村 く ...自由詩413-8-7
ストレートに原爆- ……とあ ...自由詩10*13-8-7
八月六日の影- イナエ自由詩16*13-8-6
蜻蛉の泉- 月乃助自由詩1113-8-6
出口から入った- 北大路京 ...自由詩613-8-6
秘密- hiroto22自由詩3*13-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
- アラガイ ...自由詩7*13-8-6
飛行模型- あおば自由詩7*13-8-6
おじさんの花火- yo-yo自由詩9*13-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4
【ベランダに吹く風】詩人サークル「群青」七月のお題「風」から- そらの珊 ...自由詩18*13-8-4
夏休み- nonya自由詩21*13-8-3
黒い手紙- まーつん自由詩17*13-8-3
あの国の音楽に捧げる- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-8-3
繰り返す八月- ニワコ自由詩8*13-8-3
神殿__- 服部 剛自由詩713-8-2
うつるんです。- そらの珊 ...自由詩16*13-8-2
茫洋- 梅昆布茶自由詩1113-8-2
姥捨て山- 小猫峰  ...自由詩4*13-8-2
にじりよる- かの自由詩9*13-8-2
人魚になりそこなった君へ- 未有花自由詩21*13-8-2
ファイナルしあわせファンタジー7- あおば自由詩4*13-8-2
- かの自由詩513-8-1
貴方は美しい- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-1
煉獄の歌- 和田カマ ...自由詩4*13-8-1
金風_Ⅱ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-1

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