すべてのおすすめ
何かが破損している意思の
立て石を滑る力よ

牛の乳を絞る動きと同じに枝豆弾けて

膝は高らかに笑い
崩れ落ち

寂しさとも心細さとも違う
薄っぺらな心で

振り子の反動でしか動 ....
木たち 花たち
さまざまなプラスチックたち
混ぜ返される色色の
日々の泡立ち

いくつもの
あらゆる種類の
嘘をついて来た
そうして私が
出来て動いて居る

触れる
も ....
子どもを産みたい本能をグラフ化するのは難しい
明日は産みたくない昨日なら産みたかった
子ができる工程もそれは楽しみたい
神聖視とは神秘とはなんだろう
人間は動物だ
神の子を産むなら
受胎告 ....
ふわふわ
ふわわん ふわりんりん あはは
くすぐったいよう-

夏の温度がさがって ほら
クッキリした青い夏のうしろ姿は 日焼けした子たちの笑い声
あの眩しい光にあたりながら歩いたんだね走 ....
部屋に雲が入って
雨に濡れていく、色も形も音も
僕らはどこにも繋がらない二つの心臓
匂いもたくさん嗅いだ

かつては他の何かだったものが
また他の何かになっていく
記憶に触れれば ....
世界が変わっていくのが恐ろしい
人が死んだり
気をつけないと私が死んだりする
生きてることは
死ぬかもしれないこと
気づいてしまった五歳児の悲しみ
目を背けて見えないふりが
難しいね
 ....
わたしがぞうさんだったころ
大きな大きな夢と希望と
ありあまる時間と可能性と
努力すればいくらでも磨ける若さと才能と
確かな記憶と集中力と
眠らなくてもどこまでも歩ける体力と
持て余すほど ....
やわらかいことばで
伝えようとすると
よけいにかたくなに
なってゆく

ひとは水なんだってさ
そんなことも



夕方にもなればようやく
ひとごこちのつける
その風 ....
星の刻
ぼくは砂漠のトカゲで
歩き疲れたラクダは銀河を見ていた
水溜まりにはジュラ紀の鬱蒼が
ネアンデルタール人の女の子とも恋をして


{引用=弄ぶ時流のうねり
倦むことなき鍾 ....
たくさん詩を書いて
たくさん詩を消した
推敲などろくにせず
縋るように投稿した
作品と呼べるものなどなく
とても人様にお届けできるものではなかった
それでも悪くないねと誰かが言ってくれると ....
目をつむると
疲れた子のように 眠ってしまった
コオロギの子守唄が
じつは 守ってくれていた

目を開けると まだ生きていて
うれしくって
だから 全部
水に流せる 気が ....
何故か苛立つ
原因が分からない
タバコも旨くない
コーラも飲む気がしない
時にはそんなこともある
憎しみの波動を感じる
謂れのない悪意が伝わってくる
そんな時は
冷たい水に浸か ....
東の国の光が
樹々のさやさやに濾過されて
薄いカーテンにまるく形作られる

あれらは宇宙から帰ってきた魂
風が吹くたび
わずらいから放たれて踊ってみせる

おばあちゃんのことで覚えてい ....
天空の城ラプタを観ようとしたが、そんな映画は見つからなかった。
それは、発音のままならない幼少期にだけ存在したのかもしれない。
一発上がるたび
メッセージや協賛が
アナウンスされる
辛気臭い
思い出の中の花火大会

大人になり
横並び何連発や
間髪入れず打ち上がる迫力の
爽快感と、興奮

ひとつづつあ ....
ふわりとしたエメラルドグリーンのワンピースが
雨上がりで蒸し暑い灰色の 川辺に映え 道化師が
その様子を写した
ワンピースに茶色の髪の毛が、あんまり優しく垂れさがっていたので。

たくさんの ....
そこまで惨いことをしてみせなければ
わたしたちが
気付けなかったとお思いですか
それほどまでして
ただ懸命に生きていた人たちをいたぶり苦しめなければ
地道に生きることの大切さと
命の尊さを ....
泥濘の
市井で
こってんこてんに
なって
ずぅーんずぅーんと
沈むような
どす黒い
不吉なわた雲のような
詩や
げいじゅつや
エンタメが
その
一切の
精彩を欠くような
日 ....
もう一度
話そうということになったけど
もうなにをどう
話していいのかもわからない
君の声を聞くのが
ほんとうはこわい
君も
たぶん一緒かな

ぼくは
もう以前の君の知っていた
 ....
はじめまして

こんにちは

ぼくは転校生

東西南北の地平線からきました

ぼくのおかあさんは

おとうさんです

おとうさんは

おかあさんではありませんが

おに ....
何かおかしいと思うことのひとつは
庭の紫陽花のことだった
八月を迎えても その子たちは
いまだつぼみのままである
長すぎた梅雨のせいで
ウエハースはたちまち湿気り
紫陽花は許容力をはるかに ....
とうにもう
枯野の向こうへ行きやったけど
おれに初めてフグを食わしてくれたんは
おんじゃん(おじいちゃん)やった

唇がぴりぴりしたら言いや
フグの毒がまわったゆうことやさかいにな
おれ ....
私にきれいな時など一度もなかったと思ってた。
しかし白髪が増えた今、きれいな時がやってきた。
若さがきれいとは限らないということだ。
今日も真夜中の向こう側から
たくさんの「タスケテ」が届く
本気もあればウソもあって
見分けるのはむずかしい

だけどアタシはとりあえず
見つけた全部の「タスケテ」に
「ダイジョウブ」って ....
母さん??

私が呼ぶと
文節のない文字を
あなたはつぶやく

失ってしまったね

私は

悲しいことだけど
自然なことかもしれないね
あなたの

あと何年かで
そこ ....
私はお茶をよく{ルビ咽=むせ}る 
体質だからと、言い訳しても
どうやら違うということに
最近気付いた 

お茶を一口啜ったら 
まずは静かに味わうものを
流しこんでは、咽ていた 

 ....
そよぐもの 1

{引用=風にそよぐものが
目に触れると
忘れていたことを
思い出しそうになる

幼い者も
風に吹かれて
そちらの方へ
届かない手を伸ばして}


そ ....
水色の浴槽に桜の薫りを浮かべて、

、出かけなければならないがべつに焦ることもない

漏だからコロナだからと理由ならいくらでもつくる

磨り硝子の扉には白い染みが瀧に流れ、

、ま ....
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳 ....
目に見えないもの
姿の見えないものは怖い
いま世界中のみんなが怖がっているもの
それがきみだ
コロナウイルスのコロナくん
いまやきみは
放射能よりも怖がられているよ
あの悪名高い放射 ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
庭園- よしおか ...自由詩620-9-30
泡立ち- はるな自由詩220-9-28
妊娠は航海- よしおか ...自由詩220-9-17
にくじう- 田中修子自由詩9*20-9-5
長雨- たもつ自由詩920-9-5
生きてる- よしおか ...自由詩120-8-21
わたしがぞうさんだったころ_(童謡「かくざとういっこ」によせ ...- Lucy自由詩620-8-20
はなび- AB(な ...自由詩420-8-20
星の刻- 道草次郎自由詩6*20-8-19
独白- 道草次郎自由詩4*20-8-17
眠り- 道草次郎自由詩5*20-8-16
憂鬱はこのようにして打ち砕いてゆく- ジム・プ ...自由詩4*20-8-15
こもれび盆- そらの珊 ...自由詩820-8-15
ラプタ- クーヘン自由詩7*20-8-14
花火- wc自由詩5*20-8-13
桜姫- 田中修子自由詩6*20-8-13
平和の祈り- Lucy自由詩1120-8-9
まどさん- 道草次郎自由詩3*20-8-9
もう一度- 道草次郎自由詩3*20-8-8
転校生- 道草次郎自由詩2*20-8-8
八月の紫陽花- そらの珊 ...自由詩14*20-8-7
てっぽう- yo-yo自由詩3*20-7-30
白髪と美- 杏っ子自由詩220-7-23
ダイジョウブ- もとこ自由詩14+*20-6-27
青、もしくはブルー- umineko自由詩13*20-6-10
茶の心- 服部 剛自由詩320-6-8
小詩集・そよぐもの- 岡部淳太 ...自由詩320-6-7
浴槽「くるしまぎれの青」- アラガイ ...自由詩7*20-6-5
鳥葬- こしごえ自由詩6*20-5-7
コロナくん、顔を見せてよ- yo-yo自由詩1*20-4-11

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