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あなたが生き残れるかどうか

今日も朝がきた
寒い朝だった
何度も経験している朝だった

静まりかえった
私の耳は
営みを探して
きょろきょろするのだった

目をつ ....
両手のひらから 掬った砂糖をこぼすように
太陽を背中にしょって 始発を待つように
便りが届く
穏やかな風が吹き
背骨がふるえる

思わせぶりを横にやること
厚みを保つ ....
今日 
おおぜいの人とすれ違った
夕暮れ 

みんなみんな
ベクトルがある
私とは無関係の
距離
方角

自らの影踏みで
月を踏んだ
地球が

褐色の月
息苦しさの
赤 ....
ねじれた柱が
気層を持ち上げる
白と黒と昼
互いを
知らぬ光


穏やかな日には
忘れられた言葉が近づく
思い出されないまま
たたずみ 微笑んでいる


左右 ....
優れたものは

君を入り口まで導いてくれる

だが扉を開け、その先を歩くのは

あくまでも君の仕事なのだ

終わりはすぐそこにある

君が過去を振り返れば すぐそこに

君がど ....
つぼみの色が明るくなるとき
もうすぐだよって
私が言う

みどり色がうすくなるとき
もうすぐだよって
季節の風が話している

明るい色が
はなびらから生まれるとき

私が咲く
 ....
12月ともなれば街はいやいやに浄化されて、今年楽しかったひとや哀しみに嗚咽したひと、苦しさからいまだに便秘気味なひとたち
」想定内に収まりますから と、わけのわからない押し売りの陰謀が一気に ....
両手いっぱいに広がって

宙を描いているひかりのすむ家

くるくるまわるものだとか

静かに揺れる物だとか

激しく飛び出すものだとかが

集まる場所


ここにキミの想いも ....
 半魚人


その海には半魚人がおりました。
彼は生まれた時からひとりぼっちでした。
生物学的にあり得ない以前に
遺伝学的にあり得なかったので
地球広しと言えども、同類がなかったのです。 ....
 なにもつたえあわなくても

 こころをよせあっている

 なにもいわなくても

 いきているおと かんじている

 あなたの こころ ぬくもり

 さみしさ

  ....
ひかる夜のはじまり月の余韻に
雪のかけ橋多摩のよこやま



ゆきかうひとたちが家路につく
荷物と引きかえに流れ去る喧騒
遠く暮れるまちなみ
新参者のたばこのにおい

膝にまどろめ ....
大事にしたから大事にされるわけじゃない
大事にしてほしいから大事にする

同じことだけど
どっちも罪じゃないけど

大事にされたい人の
想いが救われるといいな

その中にあたしがいて ....
小さな窓から
小さな部屋の小さな空へ
移りかわる日々
晴れた日は手さぐりの虚ろ
雨の日はとおい耳
風の日は過ぎていく水
暗い夜はあてどなく
ただ凍えている


小さな窓から
12 ....
夜が蓋をあけて覗き込む
よく 寝ているよ

運んでいるのは
ぱりぱりと笑う
ロウに遊ぶ 火
綿入れの中 冷たい手
雪のかまくら 水化粧

あしあとに あしかさねる
のののん しんし ....
リリィ
あの娘は私のことをそう呼んだ
いつまでも友達よって
つぶらな瞳が笑ってた
毎朝
私の髪を象牙色の櫛で梳かし
樫の木の椅子に座らせてくれる
あの娘は私にいろんなお話をしてくれた
 ....
苦しい
辛い
泣きたい
痛い

人を助ける事は大変だ
幸せになって貰えるように
導く義務がある。
同じ過ちをしないように

何時間も只働きをして
負債を返してゆく
見ず知らずの ....
ベイビー
あたしのことをそう呼んだのは
最初の飼い主だった

本当の名前はコインロッカーベイビー
長い名前はめんどうなので
いつしかベイビーになっただけ

生まれてすぐ
まだ眼も開い ....
【整形手術は進化したの会】
(きみは、 豊胸してるね)
)え、なんでわかるの?
(ヒトも動物だからね)
)今度脱毛するわ
全身脱毛よ
(眉毛もかい?)
)ばかね(笑)眉 ....
  冬の陽ざしは微笑みのよう
  内にこもった人にさえ顔を上げさせる

  たわわに実ったナナカマドの木の下を
  赤いランドセルがかけてゆく
 
  もしも私に娘がいたなら
  こんな ....
ほんの気紛れだった
マンションの折込みチラシで
折紙しようなんて思ったのは

最寄駅徒歩7分を山折り
南角日当良好を谷折り
指紋の間にかすかに残る
あどけない感触を頼りに
無骨な指 ....
君に出逢ってからの切なさを数えれば

一人で見上げる夜空の星よりも多いけど

君に逢えないもどかしさを叫べば

晴れ渡る大空を引き裂けそうだけど


君の笑顔を心に描きながら

 ....
 
目が覚めたらやっぱりおっちゃんやった おっちゃん

ひとりやったら泣いちゃう おっちゃん

そんなおっちゃん、やさしいしたってやー


 
僕たちは立っていた
路上に立ちつくして
いつ訪れるかわからない
僕たちをどこかに
連れていってくれるであろうものを
ひとすら待ちつづけていた
僕たちは整然と列を
乱さずに立っていた
僕 ....
グラウンド・ゼロに何が建つのか
私は知らない

おそらく
洒落たショッピングセンターと
御影石のモニュメント

原爆ドームを見上げると
青空が見える

ドームの小ささを
私たちは ....
歩む先は 光に満ちているのかい?
今よりも 温かな道だろうか?

ひび割れた大地も 
うまく渡れるようになっただろうか?

揺らぐ足元は 飛び越えていこう
凍える風も 光射せば溶けるだろ ....
わたしの胸のなかにはいつも音楽が眠っていて
ときどき鼻くそに丸めてはオブラートに包んでほじくり出してもいるんだ 。
泣いても叫んでも、できない算盤で直角に叩かれ過ぎたから
毛筆は真っ直ぐ ....
猫を撫でたあとで
優しさは書かない

返信を待ち焦がれても
淋しさは書かない

軍鶏鍋を食ったからといって
美味しさは書かない

マニュアルをなぞったつもりで
愚かしさは書かな ....
一番遠くに見える山に架かってる吊り橋の揺れる音
手のひらからひたひた零れ落ちる水
あたたかい心

背中の電気信号が乱れて
冷たい血が巡る
指先で描く文字
僕の可哀想な恋人


一番 ....
夕焼けに飛行ねこが飛んでゆく

夕焼けに飛行ねこはあうのだそうだ

赤く熟れたトマトとクリームチーズくらいに

飛行ねこは大きな群れをつくり

それはまるでひとつの地平線を形成している ....
洞窟の中は星が咲き乱れる秋だった。
呼吸を止めて止めて止めて、それでも息を飲んだ。
鳥が一羽また一羽と、架かっていく。破裂を含むように、孕むように。
断層の線を睨んで、暗い夜に、昼に ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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未満- たちばな ...自由詩21*11-12-14
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もしもわたしに娘がいたなら- ただのみ ...自由詩7*11-11-30
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おっちゃん- 殿上 童自由詩19*11-11-29
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自由詩1- 相田 九 ...自由詩311-11-22
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みずうみの、- tomoaki.t自由詩11*11-11-17

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