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世界を覆い尽くす
意味や価値の連関

僕はどうやって
繋ぎとめよう
意味や価値の連関を

死を乗り越えなければ
真の意味や価値を
繋ぎとめられない

もし大丈夫なら
過去世
 ....
亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
 ゆうこちゃんは元ヤンキー
 スイングドアどっかん
 カートでつき破って
 おっはよー 
 おぉ今日も元気いっぱいで品出し
 野菜売り場へ突撃だ

 ゆうこちゃんにはカボチャ割る鉈
  ....
光の向こうへ消えた気がした


瞬間を綺麗な長方形に切り取る
小さな四角、それが全て
仕組みには詳しくないけれど
問題はそこじゃなくて、ただ
シャッターを押せば出来上がる


切り ....
私がかなしいのは
海が波立つからではない


海が波立っているのは
私がかなしいからではない


あまりに遠いところから注ぐ
あまりにも薄い光を反射して


波がしらのひとつひ ....
 朝起きると、お父さんが増えていた

 ばさり、ばさ、ばさり
 ず、ずずーっ、んぐっ
 しゅふしゅふしゅふ、おえぇーっ、んがらーっ、ぺっ
 ぶっ、ぶりゅりゅりゅっ、ぷぴぴっ、ぶぴっ  ....
ヴィンテージギターを手にいれたが
一万円と格安のヤマハFG-130という
1972-74あたりに製作されたもので状態もいいし
かなり響きが良く豊かに音がでる

男はそういったおもちゃを幾つに ....
ウニは一つの口で済ませてしまうけれど
多くの動物は摂取口と排泄口がある

かつて
日本の家は出入り口が二つ以上あった
公式な訪問を受けるのは玄関
日常出入りする家族や
御用聞きは勝手口
 ....
女子高生のスカートを
ヒュンとひるがえし
春のイタズラ者が通り過ぎる

激しい風に街路樹も
大きく揺れて
梢にとまった小鳥は
今にも吹き飛ばされそう

突風で倒れた看板が
歩道を走 ....
            130305



名高い幻影城趾に佇んでは
古くさい携帯式の並四ラジオを鳴らしていた
城趾とは名ばかりの小高い丘は
松の疎林に囲まれて
がさごそと石ころを踏み ....
もしもし
もしもし

住むところを
いくども変わったので
電話番号も
いくども変わった

電話番号をたずねられると
一瞬のとまどいがある
0でもなかったし9でもなかった
新しい番 ....
        夕べ見た理不尽な夢を
        起きぬけのコーヒーに浮かべ
        スプーンでぐるぐるかきまわす
        寝起きの頭はぼさぼさで
     ....
私は歓喜した。私は恋愛がわからぬ。私は非リアである。詩を書き、文学を読んで暮らしてきた。私は硬派である。コーヒーはブラックしか飲まない。そんな私が女子から一粒のチョコをもらった。オリゴ糖入りで頭がすっ .... 君は愛と真面目のぺっちゃんこみたいで
君はカツゼツの悪いlovesongみたい
君はカギカッコが大忙しな秘密みたいで
君は重たい無言に溺れる願いごとみたい
君は優しさと残酷を調和さ ....
背筋の皮いちまい、書き割り背負って
動くうで。

きびきびとした足音。
ひるがえる制服の裾。
ロボットの正確さ。
薬品のにおい、エメラルドの泡。

社会的な視線に規定される ....
子供が眠りたがらないのは
今日という日の人生を
終わらせたくないからだ

今日は放課後
お友だちと遊んだけれど
お父さんとまだ遊んでいない
お母さんとまだお話をしていない
 ....
夜中にそっと冷蔵庫を閉める
あたまのおくで
クリプトン球のあかりが消滅する
少しだけ、息がとまる

コーラ瓶の栓を抜く
ひとの内側は暗くて渇きやすい
炭酸のおとがきめ細やかに変容してゆく ....
一枚の紙を
折りたたんでいく
半分に折れば
にぶんのいちの面積の
しかくが出来る
そこには
重なる相似形

出来上がりの形を
思い描きながら
そっと指で伸ばしていけば
ちいさなさ ....
興味を持つこと
感謝をすること
親も友人も
最愛の人も
そこにいるのは
あたりまえじゃないから

素直になること
謙虚になること
考え過ぎずに
卑屈にならずに
今の自分が
あた ....
             130302



弾けてるコーラの瓶が
熱すぎて溶けかかった
プラ板の上へと涙を流す
腹立ち紛れに壊されたと
へたな芝居も終わると
砕け散るバイオリ ....
官女雛にうつつをぬかしている 雛あられも鬼に投げたい 強い力を持つものは
最初は敬われ
次に怖れられ
そして憎しみの餌食になる
双葉よ。
どうか芽吹いて。
いまは雪の下
凍えた土で、ちからを溜めてまっている。

地上への好奇心をもっておいで。
だいじょうぶ、心配しないで。
茎がひねくれても、添え木をあてます。
 ....
芳しい薔薇をあなたにあげると
差しのべられた手をつかんだのがそもそもの間違い

やがて薔薇は枯れてしまい
私がつかんだものは幻だと知らされる
私が愛したあなたはもうどこにもいない

恋は ....
      夕飯に缶詰をあける
      100均の鯖缶だ
      閉め切った部屋に
      さかなの匂いが充満する
      ろうそくの灯りの中
      ....
        



        まるで山間をながれゆく
        せせらぎのような人でした
        からだは一滴の雨粒で成っており
        どこまでも沁み入 ....
貴方の世界で
起こっていることが
僕の世界で起こっていることに
つながっている
増幅する信号の振幅が
また世界を少しずつ変えてゆく
シンクロする世界につれて
感情は、覚めてゆく、乾いてゆ ....
黒髪にだってひっきりなしに雨は降る
墨の中で踊る粒子が枯らした手と手の隙間
微妙な距離を詰められずにドーナツのこじんまりとした完結
温度を失ったものの粒子をかき回す電子の波のうねりのようなものの ....
十一月の、乾きであるか、渇き、でもあるのか、赤く褪
色した掌が群れとなって、落ちて、いて、旋回する散歩
道、であった、十と{ルビ一月=ひとつき}の、時間の名、のなかで、吠え
る犬とすれ違う、犬と ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生命- 渡辺亘自由詩313-3-8
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩34*13-3-8
ゆうこちゃんへ- 平瀬たか ...自由詩6*13-3-7
幻影のバラード- あ。自由詩2*13-3-7
かなしい海- Lucy自由詩26*13-3-7
増殖お父さん- 平瀬たか ...自由詩3*13-3-7
サウンドホール- 梅昆布茶自由詩18+*13-3-7
出入り口は二つが良い- イナエ自由詩5*13-3-7
【_春一番_】- 泡沫恋歌自由詩19*13-3-7
幻影のバラード- あおば自由詩8*13-3-6
でんわばんごう- yo-yo自由詩713-3-6
最高の朝はほろ苦い- 石田とわ自由詩13*13-3-6
走れ私- コーリャ自由詩1313-3-5
夢と魔法の君- よしたか自由詩7*13-3-5
記銘、居続けるために。- 凍湖(と ...自由詩413-3-5
夜更かし- 小川 葉自由詩1313-3-4
コーラの泡が弾けてる- sample自由詩7*13-3-4
家族の音がする- そらの珊 ...自由詩16*13-3-4
あたりまえのように- カルメン ...自由詩313-3-4
コーラの泡が弾けてる- あおば自由詩5*13-3-3
官女雛にうつつをぬかしている- 北大路京 ...自由詩313-3-3
雛あられも鬼に投げたい- 北大路京 ...自由詩413-3-3
強さの成り行き- HAL自由詩8*13-3-2
育っていくもの- 凍湖(と ...自由詩613-3-2
幻影(まぼろし)- 未有花自由詩7*13-3-2
さば物語- 石田とわ自由詩16*13-3-2
せせらぎと雨音と春の嵐- 石田とわ自由詩8+*13-3-2
題「貴方の世界で起こっていること」- ジム・プ ...自由詩1*13-3-2
コーラの泡が弾けてる- 木屋 亞 ...自由詩4*13-3-2
沈黙- 岡部淳太 ...自由詩213-3-1

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