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「愛情不足だったから 
棘だらけになった」


――サボテンが?


自分の間合いで生きればいいさ
手前勝手になれなれしくするやつは
痛い目に合わせてやればいい
傷ついたなんて言う ....
野と街の境に空が落ち
生きものはおらず
水は澄んで
底には岩と樹がゆらめいていた


細長い午後の天蓋を
幾度も廻る光の帯
窓をすぎる曇
疑念の花


上には何 ....
山と海に囲まれた街
自然豊かな街

団地が多くあり
人口も急激に増えて
大きな街になった

合併を繰り返し
大きく育った街
観光地も多い

海を眺めると宮島が見える

世界遺 ....
《xの証言》

至近距離で放つ放たれ
る言葉は殺傷能力が高
過ぎるので厳しく禁ず
るべきだと言ってみる
言ってみないとならな
いなんて定まる定めら
れた方法論は捨ててし
まえこれはな ....
陰翳図鑑を紐解いてみる
きみはどこにもぶんるいされていないメタフィジカルな亜種だ

世界のどこを掘ってもきみのような奇蹟に会える訳も無い
ちょうど僕が98回目の神経衰弱を患っている時にきみに出 ....
          160624


禁止法
近視方
近司法
金糸宝
錦糸縫
菌糸法
筋刺法
斤四方
均師報
なかなか
漢字変換できないから
今年の住民税は ....
平熱の日々には
ひとの軸が熟していく
高熱のうめきも低熱の苦しみも
何もないので表面はなだらかであるが
ひとの上へと落ちてきたものは
どこまでも着実に収蔵され
ひとを通過する静かな ....
渦を巻く心の中に
永遠の夢をみた

真夜中の空を観てみれば
それはあまりにも美しい
果てしないクロニクルは
金銀銅の煌めきを放ち
ぼくを魅了する

夢は永遠の嘘であったとしても
な ....
いきなり冷水を浴びせられ
置かれた境遇に気づく
昨日まで笑いあっていた人々が
一歩退く
仕方無い
自分はそちら側でなくて良かったと
誰もが胸を撫で下ろしている

私に向けられる
さり ....
           160616

ポエムだけなら
私の方がと胸を張る
姉さん強いし怖いんだ
消しゴム持たずに否定する
消されて無くなれ表現も
消えて文章
何処へ行く
オンガキ ....
きょうはたのしいお祭りだ
夜の恐ろしさを鎮めた神社へ行くと
本殿へとつづく参道の両脇に
LED提灯が吊るされて
ステテコに腹巻のおじさんや
派手なアロハを着たおにいちゃん、
ポニーテイルの ....
寒さのさかり
アオムギが枯れ果てて
地面の床がぎゅっという

月の後ろの黒い影
影と影とを足して濾す

獣が足並みを揃え
頭をひくく
さらにひくく

ぎゅっ

ううう手を縛り ....
かなしいがいっぱいになって
泣きだした
よくとおる声で
しゃくりあげ
虐たいではなく
とおり魔でもない
がんぜない
わがまま
しわのない顔をせいいっぱいゆがめ
大つぶの涙おしげもなく ....
白い波に足をひたして
海に走り込もうとするこどもをつかまえる

波に洗われる砂のうえ
何かの記念の石碑みたいに
ぽつんと残される丸い石

背の立たない輝く水に浮かび
ようやく息を継ぎな ....
林の中に、ふりつもる
無数のつややかな枯葉を
踏み拉き…
幾世代もの祖先を想い
自らの重みを、歩いていた。

――遠い空では、飛行機の音が
  長い長い尾を引いていた…
  
  何 ....
お父さんが帰って来なくなった
お母さんは泣いたり笑ったり
そして怒ることが多くなった

いつもはお化粧するのに
今朝はしないでお出掛けした

いろんな場所に立ち寄っては
ため息をつくお ....
石鹸は温かい紅茶だ
ぐるぐるオレンジ色にくるくる溶けていく
カーテンが柔らかく揺れた朝。ラジオ体操をする老人の笑顔が眩しい
久しぶりに売れない女流詩人の友人からメールが来る
詩を書き始めて11年目だそうだ
ちなみにぼくはまだ3年目ぐらい

僕の大好きな感覚的詩人
いつか詩集を出したいと言っている猫好きで鬱病持ちの ....
ワコール
胸が小さく見えるブラ
パンツ
ツモリチサト
インナー
無印良品黒コットン100%
上着
ワンピース
メルシーボークー
デニム
ガンリュー
コムデギャルソン
イ ....
つい最近シジュウカラに 単語を組み合わせて  
文章をつくる能力のあることが 発見されたようです
 
チンパンジーなどにもない能力で 統語能力といわれています

ピーッピは警戒  ヂヂヂは集 ....
  
昼間の火照りから解放された夕暮れ
ビルから流れ出た人たちが
睡蓮の群生する池の畔を帰っていく

池の畔のベンチに若い女が独り
 ....
焦げたソースの薫る
烏賊の入った焼きそばがうまい、
湯気の立つソースに塗れた太麺には
紅生姜もたっぷりのっていて

そっと隠れて
刻んだキャベツや
玉葱だの
もやしも入ってる

青 ....
ここから始まる
ここが始点
ここはどこだ
ここはここでしかない
ここに居たいのか
ここから逃げ出したいのか
それでもここに居なければならないのか
今、私はここにいて私ができることをしてい ....
瓢湖に夏が近づき ハスの葉が大きくなる頃
どこからか渡ってくる 面白い鳥がいます

知る人ぞ知る 忍者 ヨシゴイです

人間やタカなどが近づくと 首を伸ばしヨシの葉そっくりになる
“葉隠れ ....
コゲラは一番小さい啄木鳥(キツツキ) 鳴き声はギーギーで
とても聞けたものではありません でも木をつつく音はかわいくて
アカゲラやアオゲラのカンカンとは 少し違います
 
詩人の啄木が その音 ....
国分寺の一角に
蛍が見れるかもしれない小川があるらしいのです
都会の片田舎にそんな場所があるのです
蛍にとっては幸せでしょうか

梅雨が訪れようとして
静かな祭り囃子が聞こえてきます
消 ....
アヤメが咲いて 瓢湖の祭りがもうすぐはじまる
この頃になるといつも気になるのは 傷ついて帰りそびれた白鳥のこと

どうやら友達らしいカモ達が なんともないのに残っている
冬でもないのに 冬の渡 ....
ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
スキップ踏んで

ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
テーブルたたいて

ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
階段登って

ととんぱ とんぱ ....
僕の心と月光の温度が
凍て付くような冬の海岸で

あの場所へ連れて行って下さいと
シリウスを指差す誰かの声が
真っ直ぐに空へ伸びて響いた

内に秘めた強さはきっと何か
目指すモノがある ....
野鳥のオアシスは森の中 泉がわきでるところ
水飲み水浴びで順番待ち 不思議と争いはありません
時々行儀の悪いヒヨドリが 割り込むくらいです

春の渡りの時はもう大変 森全体が野鳥の声でいっぱい ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自己受容と自己正当化は違うのさ- ただのみ ...自由詩9+*16-6-29
うつわ_みどり- 木立 悟自由詩416-6-28
廿日市市- 夏川ゆう自由詩116-6-25
禁詩法/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩6*16-6-24
メトロポリスの夢- 梅昆布茶自由詩716-6-24
禁詩法- あおば自由詩6*16-6-24
平熱- 葉leaf自由詩916-6-21
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冷水- Lucy自由詩10*16-6-18
「ある日消えた明日」展- あおば自由詩4*16-6-17
祭りの日- atsuchan69自由詩7*16-6-16
うずみず- ふるる自由詩5*16-6-16
がんぜないもの- ただのみ ...自由詩11*16-6-15
遊泳禁止区域- 佐々宝砂自由詩10*16-6-14
緑の懐より- 服部 剛自由詩516-6-13
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石鹸- 水宮うみ自由詩2*16-6-9
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共時する_オーナメンタルなコンフェッション_(オーディエンス ...- モリマサ ...自由詩11+16-6-7
シジュウカラの統語能力_- st自由詩2*16-6-7
睡蓮池の畔にて- イナエ自由詩14*16-6-6
焼きそば- atsuchan69自由詩10*16-6-5
ここから始める- 坂本瞳子自由詩1*16-6-5
忍者ヨシゴイ_葉隠れの術_- st自由詩2*16-6-4
コゲラ_警鐘の詩人- st自由詩1*16-6-3
蛍祭り(ゴル投稿)- 高橋良幸自由詩416-6-3
帰りそびれた白鳥- st自由詩1*16-6-2
ととんぱ- 坂本瞳子自由詩1*16-6-2
海を見ていた- ミナト ...自由詩416-6-1
野鳥のオアシス- st自由詩1*16-6-1

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