すべてのおすすめ
どんぐりの双葉はたくましい
芽を出しなさい世界樹

リスたちはみんな
頬ぶくろを持っている
そんなリスたちに運ばれて
埋められて
忘れられて

どこか幼稚園の片隅からでも
天の屋根 ....
久しぶりにヤツをみた


心に爆弾を埋め込まれたアイツ


触れれば必ずわれちまう


その名もしゃぼん玉爆弾


着火装置は最新式の『横恋慕片思い型』


彼女に気 ....
日差しに焼けた肌が
深夜の電光に溶けている

胡瓜は
フルーツだろうか
という議論を
今し方
あの白い壁の向こうに聞いた
そうだ
もう
夕焼けのときめきが
透明な鴇色のレイヤーに ....
{引用=ほろほろとくずれはしない鍵の化石があなたのからだをひらいています
記憶は銀河のように 白い、黒い乳房のあわいをすり抜ける
あたたかな指先であなたの軌跡に限りなく薄い爪痕 ....
冷たくなって

眩暈がして

氷の様な冷たさが

僕を包んでく
    .
あなたは出題する
あなたが謎であるかのように
あなたは謎ではなく
あなたが謎をかけているだけなのに
    .
だからぼくはあなたの出題を読む
ふりをして あなたを盗み見てい ....
若い女性に人気があるクレープを
男子高校生たちは売ろうと決意した

クレープは売る前に
クレープは包むものだ

経営観は強気の攻め一本
結果については勝つか負けるか
の二分法
若気の ....



面影に
蝋燭が淡く
拾う貝殻は
潮に消された
砂浜にねむる白ユリ
風に剥がされ
おちた
化粧箱の螺鈿
あなたは
アルバムのなかで微笑む
ちぎれた月の真珠
少 ....
 
 
朝五時になれば
二階の廊下を軋ませて
起きていた
早起きの父が
祭壇の裏でまだ寝ている

ひさしぶりに
子吉川に
鯉釣りに連れていって
父に話しかけても
眠ったまま
 ....
不死鳥は灰の中で

生まれ変わる

肉体を失われた

魂だけの灰色の世界

この灰は藁か 炭か…

私の灰かもしれない
塩だ
塩だ
砂漠のような
塩だ
俺と
お前を
ここまで運んできた
塩だ
最初の光が生まれたその時から
永い
永い
旅を経て
お前と
俺を
ここまで運んできた
塩だ
砂漠 ....
けんけんぱをしながら

あの日の顛末を見ていた

ほとばしる水しぶき

暮れかかる ガーゴイル

けんけんぱをしながら

あたしはどこまでも無敵だった

孤独なガゼルみたいに
 ....
手さえ握られたことないのに

あれは高校二年生の今頃だったか
「あの子ってやりまんらしいよ」
そんなあらぬ噂を言いふらされたことがある

誰かしら噂になっているなと感づいていたけど
まさ ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)

ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする

(てらてら笑うニンゲンは)

 (たいがい……)

  (たいがい……)

  ....
その日の美術の科目は
自分の
もう片方の腕のデッサン

 写実主義の鉛筆は
 大気の成分のようにすみきっている
 大陸棚から
 波紋のようにそそりでた喜望峰にゆきつけば
 五指しめす照 ....
ぼくはひとより黒くて
くの字に折れたコバルトに
気付いて貰えない
のはわかっているけど
くるくると複眼で見据えても
確かなものなど
なかなか映りやしないけれども

誰よりもはやくはやく ....
蒸気機関車の車窓から
景色が後方へ飛んで行く
山は碧から朱に変わっており、
山肌には不気味な道が這い回る。

しゅっしゅらしゅっしゅっしゅ
しゅっしゅらしゅっしゅしゅっしゅらしゅっしゅ
 ....
わたしは
鬼を育てている
小さくて可愛い
鬼を育てている

百年を わたしは三つに分け
大きいものは土に埋め
小さいものは火で燃した
一つ残った手まり程のを
わたしはするりと飲み ....
半音の半分くらいズレていたと思う
そのオルガンを初めて見たとき
音の鳴らし方が分からなかった
ようやっと曲が弾ける様になった頃
引越した先にオルガンは無かった

あれは楽しい音だった
未 ....
産婦人科の女医の
知り合いもいなければ
メメクラゲに左腕を噛まれた
覚えもありません。
しかし、左腕が痺れてます。

左腕の痺れは
ネジの絞めすぎだと
何かの本に書いてあったので、
 ....
僕がいつも
軽薄そうに笑ってるのは
僕の気持ちが
てれやさんで
表に出てきてくれないから
 
 
もう解約したはずの
父のメールアドレスに
メールを送る
すぐに返事がくる
なんだ
やっぱり生きていたのだ

Delivery Status Notification (Fai ....
安っぽいパフェのような
ありふれたクリームの
ことばなら
いらない

たとえば
リンゴ

歯ごたえと
その甘さ
いずれをも味わえる
絶妙のスライスを

私は
常に意識する
 ....
舌を出す君は子供みたいに言葉にならない声を吐く。
触れ合う皮膚の温さが心地好くて握る指にも力がこもるよ。
波立つシーツに包まれ懐かしい場所に還るように。
二人このまま朝が来るまで沈もうか。
大 ....
いっぴきの蝉が
務めを終えたように 
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い

おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
 ....
転校をした
おかんが皆に渡せってシャーペンをくれて
終わりの会で配った
袋をあけたら裸の男の子の絵と
ちんちんぶらぶらソーセージって書いてあって
めちゃめちゃ恥ずかしくて
ばいばいも言わん ....
明るく
希望抱いて
元気になる
笑いたくて
楽しく喜ぶ

シャドーボクシング
イメージトレーニング
万が一を想定する。
思いが巡る。

人を幸せにする。
人が寄ってくる。
人 ....
空の青と
花の赤を
重ね合わせた
君の可憐のマゼンダを
追いかけ過ぎて
森の緑を彷徨った

森の緑と
空の青を
擦り合わせた
僕の弱虫のシアンを
飼い馴らせなかったから
花 ....
 
 
真夜中
帰宅すると
家の前に車が停まっていた
父さんだ
と信じて
走っていくと
みじかくパッシングして
行ってしまった

あれが
父だとは思わない
もういないことは
 ....
[PHONE]
 例えば…… 例えばの話しなんだけど……
 ねえ…… 僕の話に耳を傾けて……
 聞いてるかい…… 例えばの話……

僕は大金持ちじゃない 地位も名誉も持ってない
せいぜい君 ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5922)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リスは有袋類- 海里自由詩4*10-9-28
『しゃぼん玉爆弾』- なごまる自由詩2+10-9-26
夏の温度- 塩崎みあ ...自由詩5*10-9-26
連詩_「_知覚_」_よもやま野原・竹中えん・なき・夏嶋真子- 夏嶋 真 ...自由詩18*10-9-25
- 泡沫自由詩1*10-9-24
出題- Giton自由詩7*10-9-23
クレープは包むものだ- N.K.自由詩19*10-9-23
白蝶貝- アラガイ ...自由詩7*10-9-18
大人の休日- 小川 葉自由詩210-9-17
- ポー自由詩1*10-9-16
- ふくだわ ...自由詩410-9-15
孤独なガゼル- 自由詩310-9-14
水際のひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*10-9-13
てらてら笑う- 豊島ケイ ...自由詩10*10-9-12
腕から先のゆめ- 乾 加津 ...自由詩5*10-9-11
アオスジアゲハ- 夏緑林自由詩310-9-11
登山列車- ……とあ ...自由詩8*10-9-11
鬼を育てる- はるな自由詩210-9-9
鞴のオルガン- プル式自由詩410-9-9
ねじ式変身- ……とあ ...自由詩12+*10-9-9
てれやさん- 寒雪自由詩110-9-9
メールアドレス- 小川 葉自由詩810-9-8
フルーツバスケット- umineko自由詩4*10-9-7
『耽溺の海』- 東雲 李 ...自由詩3*10-9-6
夏が挽く歌- あまね自由詩2610-9-2
ちんちんぶらぶらソーセージ(未詩・独白)- プル式自由詩7*10-8-31
黄金郷- ペポパン ...自由詩4*10-8-28
補色残像- nonya自由詩16*10-8-28
パッシング- 小川 葉自由詩610-8-28
PHONE- SEKAI NO RET ...自由詩210-8-26

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