すべてのおすすめ
 

 恥ずかしい昔のことを思い出して
 
 もだえたって
 
 

 気になる女の子にビビりながら
 
 話しかけたって
 
 

 世間とか友達の話に
 
 意 ....
よく思われたいからか
肩がこる
からだに何枚も皮膚ができる

できもしないのに
できます
という顔をする
顔がこる

並んでしまう
ほしがっている
みんな という札の順番待ち
 ....
女の子の
苗字と名前にある
わずかな空白に
小さな川が流れて
いる
せせらぎのような気安さであるから
そこをいったりきたりすることが
できる
時々流れてくる桃を
無邪気に拾って遊んで ....
乾いた喉が喜ぶ、透き通る香りの飲み物と
見ているだけで幸福な、いろとりどりの食べ物を
ぎっしりぎっしりテーブルに置き並べて
一緒に、声果てるまで、山ほどの話をしよう



ねぇ、私に聞き ....
つまりそういうことにしておこうかな)あっちこっちで閉じ忘れた括弧をあつめて閉じて廻ってみたりして)立派なカメラを持ってるくせに何もしないから)こちらからタイミングよく飛び込んでいかなくちゃならない)背 .... 春が来て
花曇り
二時限目のチャイムと
遅れているバスと
並行世界
私 ....
 片目をつむると殻が置いてあったので
 ひょいと拾い上げてみると
 それはカタツムリの抜け殻で
 蝉や貝の抜け殻ではなかった

 延々と続く空洞の底は見えない
 殻を持ち上げても
  ....
 
曖昧な更衣室で
僕らはすべてのものを
等号で結びあわせた
軟らかい材質でできた身体は
嘘をつくことが
何よりも得意だったから

花粉の積もった改札を抜けると
溢れだす人という人
 ....
わたしは恥を恥と知りながら生きてきたのです
そうやってずうっと生きてきたのです
指をさしてはなりません
その背中は誰の背中

きっとわたしの背中でしょう

指先に愛しさを
老いて紡ぐは ....
僕たち、私たちは、なんて始まる卒業式
それから、校長先生のお話のように
長い、長い、思い出話、語ってるんだもんね
おまけに私の隣の奴なんか、もう泣いちゃってるよ
あーあ、早く終わんないかなあ
 ....
かなしい、

張り巡らされた路線のどこか
車窓は残像をつくるだけだし
吊り革の黄ばみは
誰かしらの時を、わたし以外の
世界の破片を蓄積させ
運びつづける

町から街へ、
昼から夜へ ....
近くなり遠ざかる海のかさなり
乳白色の巻貝の奥に
うずくまる内蔵
砂となった記憶の粒を探して
耳の感覚だけになる

ふくらみ、しぼむ浅い眠り
とうに輪郭をなくした風の面影に
なつかしい ....
あひるは腰かけていた
石のおいろはみどりいろ
あひるはそこへ腰かけて
誰かが来るのを待っていた
誰かが喋り声を出すのを
じっと待っていた
しんしろの太陽は黙っていた

これらの人を知っ ....
わたしたちは
いつだって
傘のかなしみを知らないのです
雨は水のふりをしているけれど
あれは
悪魔なのです
今は悪魔であるけれど
もとは穢れなき天使だったのです

傘は特別製の防御服 ....
最終列車が息を吐く

車内には人が結構たくさん乗っているけれど
皆疲れて茫然としており
身体半分が無機質な物体になりかけ
車内の音を吸い込んでいくので
奇妙な静けさが漂っている

発車 ....
二人で風に乗って自転車でずっと
道をたどってどこに行こうというのでもなく
香水の香りがよくって
お前の髪がちょうど目の前で舞っている
僕らどこにでもいけるさ
僕らなんだってなれるさ
自転車 ....
同じ繰り返しの手なんて効かない
奴らはまいど新たな策略をねってるぜ
俺がこの世界を歩くためには
もっとタフにならなけりゃ
さってはやってくる物事を全部新しい気持ちで
心臓の鼓動を数えながら受 ....
 
 
 
手を伸ばす
先に
ほどかれていく放物線の
空 いくつも数え切れないほど
通り過ぎるものがあった
今夜
聴いた
天球の音楽

八時間先を東へ回るきみの


こ ....
横風注意の標識に
風は横から吹くものだと
文句をつける
つまらない人間に
注意しろということ
横槍注意
 
限りなく明日に近づけば

今になる

だから、僕らは夢をみるの




 
手にした筆で 
ま白い半紙に ○ を、描く。  

○から世界を覗く時  
自らの高鳴る鼓動が聞こえ…  
今・息を吸うては吐いている
いのちの不思議を思う 
うっとりと瞳を閉じて 
光の石を両手に乗せて 
立っている円空さん   

静かないのちの歓びが 
体の隅々まで葉脈を巡らせ  
行き渡っているようです 

森に佇む木の体  
日向 ....
チョコレートをください。


ためらうことなく一歩踏み出せるくらい。
むなしさを感じることなく一人でいられるくらい。

憂鬱を薙ぎ倒す苦さを包んだチョコレートを。



チョコレー ....
ソフィア市の輪郭を宇宙に見立て
誰かを愛することで華やいだ心と
誰かに愛されることで弾む身体を
楕円の惑星にみたいに包んでみて
それをソフィア市と呼んでみると
ソフィア市は不条理さには沈黙し ....
俺の頭の中にも、いろんな色が映る
うるさいような沈黙に、耐えねばならない、いやそれを楽しまねばならない
死を視界に捉えている時には、生がいやましに浮き彫りになって見える
俺の頭の許容範囲は俺とお ....
動物園戦争がはじまったそうだ。くまとゾウが戦ってくまはみんな駄目になったそうで、どうしてくまとゾウが戦ってるのかは奴らにしかわからない、誰も知らない、奴等だってほんとうのことはよくわかっていないらしく .... 言葉にちからが あるなら

 きっと きょうは きょうになる

言葉にちからが あるから

 きっと 明日は 明日になる

言葉にちからが あるのは

 きっと ぼくがいきてい ....
夜が明けて、花が咲く。







暁は白く燃え、





揺れて落ちる。






まるで、
さざめく波のように...


 ....
風の変り身に
逆立つ産毛はあるが
人の変り身を
捉える触角はない

好奇心の玩具は
すぐに揮発させてしまうくせに
邪推の深海魚は
いつまでも対流させている

賞賛の燃料があれば ....
それは、
大まかに表したのなら踏切
もしくは縁が擦り切れた、
クラウドの束
私はなかなか爪を切れない性分で、
街には、
ローディング時間がない
そんな夢すら見ないのは
昆虫、
路地、 ....
るるりらさんの自由詩おすすめリスト(5922)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
向き合う- 勇者自由詩213-3-21
名のみの春- 朧月自由詩1313-3-21
川岸にて- そらの珊 ...自由詩18*13-3-20
物語り、してね- しんとよ ...自由詩313-3-20
シャッター- 片野晃司自由詩1313-3-20
花曇り- 方舟自由詩813-3-19
カタツムリの抜け殻- 赤青黄自由詩2*13-3-19
初夜- たもつ自由詩613-3-19
致死節- 瑠依自由詩913-3-19
僕たち私たちは.com- 北橋勇輝自由詩1*13-3-19
かなしい- 風呂奴自由詩313-3-19
春の巻貝- 佐野権太自由詩8*13-3-19
みどりが丘で- salco自由詩16*13-3-18
カサノ_カナシミ- そらの珊 ...自由詩19*13-3-18
発車までしばらくお待ち下さい- 灰泥軽茶自由詩5*13-3-18
自転車に乗った天使- 黒髪自由詩2*13-3-18
希望の手- 黒髪自由詩3*13-3-18
鳥たちはいつも永遠へ向いて鳴く- 動坂昇自由詩513-3-18
横風注意- イオン自由詩2*13-3-17
僕らの明日- 殿上 童自由詩22*13-3-17
円窓_- 服部 剛自由詩413-3-17
光の石_- 服部 剛自由詩513-3-17
錆びた色した- しんとよ ...自由詩313-3-17
ソフィア市の輪郭- ブルース ...自由詩4*13-3-17
殺し屋- 黒髪自由詩2*13-3-17
魚が飛ぶ日は決まっている- ざらざら ...自由詩14*13-3-17
あるあるあるる- 山崎 風 ...自由詩213-3-17
照らすのは…- 世江自由詩3*13-3-16
スネオ- nonya自由詩23+*13-3-16
二人、または- ゼンメツ自由詩2113-3-16

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