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せかいはゆったりしている
小径にすぅと鬼やんまがきえるときも
ほの暗いひんやりとした木かげが
風に戦ぐ
秋の空高く深まる
せかいはゆったりしている
座椅子に ....
今日を終える
しじみのお守りの曲線
鬼げしの
あしたに
黙礼をする
宙へ
零れる
冬のあいだは
縁側にいた
植物たちへお水を
そそぐ
ほの暗い
尊厳
ほほえむ
雨上り
雲はほっそり
ゆく道に
青い空
野
風すぎる
小さな水の星の
覚める
さようなら
いつの日か
あの日のことを
思い出す
その時そこに
わたしはいない
月夜ひんやり
みなもに映る
....
約束された
明日は無い
とはいえ今を
月の光る静けさだ。
わかっています、と幾度
こたえたであろうか
あの時
空から照らす透けた光にうつむいてさ
遠く遠い声であ ....
みんな。笑顔
(果実のまえの)
花が咲く
宙へ風は
解け
みんな、こたえる
拝礼(死をふくみ 生は口をすすぐ
とつばさはささやき
)おおきな河を
みんながい ....
風光る今日は
明日を
ずっと
すけたまま。
然れば
夭逝したその
影は日回りの
種といっしょにおにわへ
埋葬しました。それかあらぬか
見上げれば
懐かしく ....
遺影の朝や。
嗄れる
遠雷の
ぴんと空気はしっとりしめり
入道雲の成れの果
あめんぼすいすい
あめんぼすい
いずれいっしょにほほえみ浮かべ
ある冬の先にある ....
お風呂につかってとけない私がいる
何はともあれ
すべては静止するまで
花もここに咲いている
ひっそりと
いつだったか
この日が来るのを知っていたような気がする
まぼろしだったか
湯 ....
晴天の 青さにけぶる 雪崩かな
紅梅や 縁側にいて 雲ひとつ
月影や 一輪わらう 空のもと
くるくると むおんをはらむ こゆきかな
限りある 青空のぞく 小雪かな
凍て返 ....
salcoさんのこしごえさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さびしみ
-
こしごえ
自由詩
10*
13-10-15
沈黙
-
こしごえ
自由詩
3*
13-7-20
出あい
-
こしごえ
自由詩
3*
13-6-29
喪失
-
こしごえ
自由詩
2*
13-6-28
人影
-
こしごえ
自由詩
4*
13-5-2
青い空
-
こしごえ
自由詩
5*
13-2-4
月夜
-
こしごえ
自由詩
6*
12-12-1
雪消
-
こしごえ
自由詩
5*
12-9-1
うん
-
こしごえ
自由詩
3*
12-8-1
遺影の朝
-
こしごえ
自由詩
2*
11-11-3
あをいそらのもと
-
こしごえ
自由詩
2*
10-4-1
雪国の
-
こしごえ
俳句
2*
10-3-7
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