すべてのおすすめ
気持ちのいい言葉とか
  綺麗な言葉たちは
    なかなか友達になってくれなくって

 それに僕にはすこし遠い夢のようで。

だからいつも傍に居てくれる
  なんて事の無い僕の友達に
 ....
一歩前に踏み出した足
 一歩後ろに下がる地面

たぷんと揺れる水
 とぽんと跳ねる金魚

ほらご覧と覗き込む僕
 あら綺麗と覗き込む君

うつむくしかなくて
 うつむくしかなくて
 ....
 ひらべったい毎日が続く
 回る寿司みたいに幸せが回ってきたらいいのに
 
 身体がだるいのは精神のたるみ
 張り合いのない日常
 金網の中で過ごすような日常

 有難さも忘れて
 ....
瞼を閉じその暗闇の中に輝かしい自分が其処にいる
気持ちを大切に生きていた
そんな気が今となってはするだけ

焦る気持ちは初心を更に削り落とす
自分で自分を傷付けている
その傷跡を舐めて慰め ....
小雨の降る夜道を歩いていた。
ガラス張りの美容院の中で
シートに座る客の髪を切る女の 
背中の肌が見える短いTシャツには

「 LOVE 」 

という文字が書かれていた。 
 ....
祈りとは
神に語りかけること
畏怖と親愛と
そう相容れない想いが
ひとところにあるもの

空が砕かれて鳩が羽ばたくように
割れんばかりの祝福をください
もし私にその価値があるなら
そ ....
「えくぼ」


六月の風にゆれる
さくらの葉っぱ。
よく見たら
ぽつぽつ 穴があいている。
虫に食べられてしまったのだろうか?

穴は どこかの虫の命を みたして
穴は みずみずし ....
風の世は何処へと流れ行くのか
時には清々しく
時には複雑に
休む事無く流れ続ける

流るるは欲望
平和への欲望
得る事で満たされる
金への欲望

風の世は何処へと流れ行くのか
時 ....
覚醒の寒流
眠けのぬめり
両端をめぐるもの
みずのようにそこに落ちる

自虐的な痛覚
人からの柔らかな傷み
痛くて痛くて
いたみは体を経て力へと

つながらない傷
繋がれている軽 ....
眠れぬ獅子は途方に吠える
荒地に吹く風は砂嵐

帰る場所もなく
当てもない道中

険悪にサボテンは棘を纏う
花は咲かす気配を感じれない

星と月は水面に姿を写す
舐めては微かに揺れ ....
もう感じない夕陽の綺麗さ

もう感じない蝉のはかなさ

もう感じない川のせせらぎ

もう感じない授業のつまらなさ

もう感じない世界の大きさ

もう感じないポイントへの意識

 ....
海で眠る


大きい貝は見えない
貝は大きいから見えない
貝は大きいから見えない貝だから
大きい貝だから見えない貝だから見えない


身体ごと


くるりと曲げてしまってしまお ....
遠く 向こうの空を追いかけて

時折見せる少年っぽい優しい笑顔

欠けた歯がチラっと見えている

風を詠み ちぎれた時の糸を探し掴み

もう離さない様にと…

忘れていたよ。近くに ....
空は虹色に溶け
得体の知れない甘さが
いちめんに薫り立つ夏のゆうぐれだ
長い夏のゆうぐれだ
君の記憶が
水のように透明に
けれど水よりも濃い密度で滴ってきて
それは容易く
私の現在を侵 ....
湿った闇に蛍ちかり
潤んだ夜に星ひかり

小指から糸を辿れば
丁度きみの背のあたり
絡んだ赤が花になる

   夏は夜

浴衣を着れば良かったと
木綿のシャツを少し恨んでみる
盆 ....
 つまりは現在、街灯が必要な時間
 月は夜露に濡れ
 よりいっそう鈍く輝くのに
 ぼくの周りはただ沈黙がざわめき、
 時に彼らはこちらをいっせいに見やる
 
 幼いわたしはいつでも作り物
 ....
斜めに射し込む陽
赤と青が溶け合う
海 漂う船

暗闇の中
生まれ落ちた光
焼き消された多くのものが
得たものは―

西風が吹き消す
空の蝋燭
勝ち得たものは
儚く脆く
海の ....
月は
硝子に描かれた設計図なのです
半透明に、透明に
あるいは暦のように

時は
暦の影絵
季節を待ちこがれた獣が
手に入れた花占い

君は
峠ではためく{ルビ経文布=タルチョ} ....
 4年と言う間待ちに待った夢の舞台に
 我等が代表が望んだ

 数年前まで弱小の国との対戦
 我等が誇りにしていたジーコの采配
 経験を豊富に積んだ選手たち
 
 日本の威信をかけて挑ん ....
ねぇ、ママ
どうして、私にはパパがいないの?
いつも教えてくれずに
外で遊んでおいで
と、言って頭を撫でて僕を外に出した

エプロンで涙を拭いていたのを今でも鮮明に思い出す
その度に僕は ....
蒸し暑さを鼻で感じる

時計の針は多分
一時辺りを指しているだろうな


草をすりつぶした匂い
蚊の音
必ず訪れる明日への不安
頭に浮かぶ君
そしたら どくん と鳴る心臓

寝 ....
僕は今日も生きている

明日もいつもどうり

世界はまわりつずける

虹の色は常に七色じゃなくて

無限の色で作られる

手のひらから落ちる

富、栄光、そんなものどうでもいい ....
 子供の頃から
 一人だと感じていた

 見栄を張り合う親の中で育ち
 親の顔色をうががって過ごした幼少時代
 
 心を通わす友達もいなくて
 弟 妹を虐めて
 心の憂さを晴らして ....
あなたに会うために
歩いてく道すがら
蹴飛ばした石ころは
転がって
側溝に落ちた
二羽のカラスが飛びだして
山際に沈んだ
見上げると
雨雲が送電線に接触して
発光している
あなたは ....
濡れていくアスファルト
伝う温もりは冷たく
爪先は靴擦れを起こして痛みを伴う

月のない夜の残業
軽い電車の揺れに眩暈を覚え
満員電車では自分のための場所はたった二足分
爪先の痛みは徐々 ....
 風が吹く
 僕はなびく

 雲の切れ間から日の光が射し込むと
 休日の街は輝きを増す

 今朝は遅くまで眠りすぎた
 午後の喫茶店のテラスで
 コーヒーを飲みまどろむ

 空を賑 ....
月隠れの夜
街灯の影に咲き

暗い空の裂け目に
眩しそうな眉間の皺
寄せては返す
夜の嘘 その甘さ

秋の夜風の
気まぐれさに濡らされて
潤んだ瞳のその甘さ

じりじりと迫 ....
コントラバスは 宇宙からできている


共鳴胴は スプルースやメイプルなど森の木々から、
弓は 草原を走る馬の尾の毛から
成り立っていて、
弓に琥珀色の松脂を塗り 弦に滑らせることによって ....
夕やけこやけ
身を焦がし染まっているのは
女子高生

夕やけこやけ
鍵っ子寂しくつく家路

夕やけこやけ
セクハラオヤジ
今度やったら訴えてやる

夕やけこやけ
また明日
悲 ....
昨日夜更かしして

寝不足で思考回路がエンスト

感情をむき出して

僕のステージの上で叫び歌う

僕の詩はつむじ風にふかれ

世界に流れていく

曇ったこの世界を

はっ ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくのばあい- プル式自由詩2*06-6-15
金魚- プル式自由詩6*06-6-15
見つけ出せ- 山崎 風 ...自由詩4*06-6-15
初夏はすぐ傍まで来ているというのに・・・- 海月自由詩2*06-6-15
「汚れた足」- 服部 剛自由詩21*06-6-14
祈り- けんご自由詩506-6-14
なにもないうた。- まほし自由詩48*06-6-14
風伯- 自由詩2*06-6-14
流れるものはみな- シホ自由詩406-6-14
獅子- 海月自由詩2*06-6-14
もう感じない君の気持ちがね・・・- こめ自由詩306-6-13
大きい貝- ふるる自由詩14*06-6-13
協奏曲- 命鈴自由詩206-6-13
夏の場所- 塔野夏子自由詩21*06-6-13
- 銀猫自由詩15*06-6-13
これ以上- 自由詩306-6-13
落日- チェザー ...自由詩2*06-6-13
星を、かぞえてはいけない- たりぽん ...自由詩16*06-6-13
屈辱_- 山崎 風 ...自由詩3*06-6-13
虹の繋がり- 海月自由詩1*06-6-12
理由-初夏-- Keico自由詩1*06-6-12
ピリオドを打たれた僕の人生- こめ自由詩9+06-6-12
肩にかかる重み_希望に変えて- 山崎 風 ...自由詩5*06-6-12
半透膜- iloha自由詩8+*06-6-12
雨上がりに光る月- 海月自由詩3*06-6-11
そろそろバイバイ- 山崎 風 ...自由詩3*06-6-11
夜顔- チェザー ...自由詩2*06-6-11
コントラバスは宇宙からできている- まほし自由詩18*06-6-11
みんなの夕やけこやけ- さくらほ自由詩10*06-6-10
全国以上世界以上宇宙以上君以下- こめ自由詩406-6-10

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