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飛び出しては
懸けて行く
創造を
構築する
自由

その場所には
幼く
壊れやすい
現実を
閉じ込めている

憂鬱
そのときを
生きている

きみは

煩悶し
 ....
魚になって
私は、って
言うと呼吸ばかりして
じっとして動かないで
水面を知らないみたいで
もがきもしないでいて
心臓がいつもよりは速くて
手で掴んで
昨日の断片を拾えたら良くて
そ ....
春雷が鳴る度に
回廊に籠もるので
駕篭かき風情が

嫉まれている

回廊を出たら
富士山が見えた
のろのろ歩いていたので
後方からの
人力車に抜かれて
お客さんに叱られる
抜 ....
何のために人は花を観るのだろう

しとしとと雨が 花びらを流して

何のために人は花を観るのだろう

足元に転がるビールの空缶 を 僕は躊躇なく踏み潰す

何のために人は花を観るの ....
あなたはいつも
私の頭の上にいた
背の高い私よりもっと
高いところにあるあなたの優しさ

電車のなかでは私をかばうように
隣を歩くときはそっと腰に手を添えて
メールは毎日欠かさずに
そ ....
一人は好き でも嫌い

世界をまるでゴミためのように感じていて

それらをすべてバラの花だと思い込もうと必死


嘘が異常に上手い

人にはそれほど吐かないよ

それはただの虚言 ....
何時も強く元気だった。
そんな貴女が、
どんどんと弱っていく。

有った食欲は無くなり、
楽しみだと言った旅行も無くなり、
好きだと言ったお茶も、
今ではもう昔程口にしない。

日向 ....
 どこか 遠くに
 置き忘れた 靴

 こんなに 離れて
 しまったから

 きっと あの靴は
 今 亡霊が 履いている

 すべて 名前のない
 ものたちへ

 百年たてば
 ....
                           (喪失の物語)


毎日の記憶が体積して
棚や机の引き出しや流しの下など
部屋じゅうに溢れて暮らしにくくなったので
彼女は思い立っ ....
この腕が背中に食い込んで
抜けないくらいに
愛しさを抱いてつよく


この温度がたとえ
今日限りの独り占めでも
いまの私には無関係の未来
河原でハマグリを焼いた

たった一人で

誰にもらったか覚えてない

買った記憶もなかった

まだ食べてみもしないうちから

香ばしさが口中にひろがった

煙ばかりが立って
 ....
彼女は僕が近づくのに気付くと

顔を下にしてうつむいてしまった

ぼくはそんなことは気にせずに

彼女に一歩一歩確実にどんどん近づいていった

そして彼女の隣におもむろに座り込んで
 ....
手のひらから咲き零れていく
白に近い桜の花が風に乗り舞う春の雪
遠くにいるあなたを想い
わざと桜を散らせて、はやくまたあえる日を願う
桜吹雪に隠れて見えないようね
幸か不幸か
咲き乱れるこ ....
ステンドガラスを通り抜けた
やわらかいひかりは
賛美歌によって
七色に彩られた

今、若い男女が
永遠の契りを
結ぼうとしている
その奥では
マリアの像が
首をかしげて
不安げに ....
 最高級の馬車に乗って海へと飛び込むんだ
 季節の花をいっぱい撒き散らしながら。





 海は気持ちいい。
 青いからね。
あなたは迷うように見上げた

今日の散光を苦い舌でなめて

長い午後を霞ませる問いかけに

指がわずかに答えようとしかけたのを

隠すみたいに柔らかい拳にして

立っていた

 ....
響くよ 短い音
聞かないふりで道を歩く

ほんとは聞こえているよ
音と共に揺らぐ
咲きかけのタンポポ


だって私は我儘だから


君の車に呼ばれるより
ほらそうやって
窓か ....
この家は今日も灯りが夜遅くまでついていて
私の体はここにかれこれ十年以上住みついている


母親 父親 弟


いつだって思うよ
この3人でよかったじゃないのかと


心ここにあ ....
小さなホールケーキ
真ん中に添えられたクッキーには
“パパ たんじょうび おめでとう”

みどり色のロウソクがひとつ
中ほどがポッキリ折れていて
むき出しの白い芯が
辛うじて身体を支えて ....
My Life

マイ ライフ

まい らいふ

私 生活

毎 生活

ふーん、こんなもん。
 優し過ぎて
ひとをとても愛していて
だから全然駄目で
そんなきみを捜して

 (Calling…)


呼んでも来ないなら 歩き出すしかないさ
呼んでも答えないなら 歩き出すしかな ....
膨らみかけの
まるい頭を圧する手は
あなたにとって
始めての試練

そうして知るだろう
温みあるやわらかな手が
差し伸べられるあしたを

そうして迎えるだろう
ため息と酔うた目に
愛でられる日を

花 ....
大人の言う
規則って奴
だいっ嫌いで
夜の街を駆け出した

腐った街から脱け出すための
駅に電車はもう来ない

ガラクタ達とスクラップ
線路の錆びたフェンスに沿って
生えてる草 ....
少年たちは愛も知らないまま
機関銃と手を繋ぎ
あくびをしている君達や
あどけない顔の君も壊すんだ

もっとよく愛について知っていれば
もっと愛について話していれば
それがなにより大事 ....
濡れたアスファルト
錆びた車輪
雨の空
いつもの公園

花や風さえも
なんなのだろう

触れるような
触れぬような
ぎりぎりのところに
融けていってしまう


(ああ、 ....
目をつぶった景色に
真っ白いテーブルと
目の前に腰掛ける君がいる

いつかの風景

感じるはずもない風を感じる

感じるはずもない
君の手のぬくもりを感じる

私の手をすっぽり隠 ....
少し肌をつねる空気のカーテンは
朝靄越しの日の出に溶け込み
乱れたブルーのシーツは純白に輝いていた
そのことは
僕たちの意味を
心は否定しても世界は肯定していたと思わせた
彼女の薄紅の ....
1.

私は一番星を見たことがない
でも一番最初に光ってやろうと
光速でかけっこをしている
星々を想像してみれば
なんとも可愛らしいではないだろうか


2.

このままでは死ん ....
朝日に気が付き

のろのろと起きあがりカーテンをひらき

頭をかきながら洗面所に向かい

顔を洗い適当に歯を磨き

トーストを2枚焼きマーガリンを塗って

サクッと食べた

そ ....
春の木々に手を当て
温かい日差しに眼を細め、
太陽の白さを受けた肌を
青の色鉛筆で写し取る

フロッタージュ。

色あせた紙と鉛の衝突音も
柔かい春風が傍を通る音も
失われた世界に、 ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
柔らかな糧- 玉兎自由詩206-4-2
真似ごと- 夕凪ここ ...自由詩4*06-4-2
濃縮回廊- あおば自由詩8*06-4-2
『花見』- しろいぬ自由詩106-4-2
ただ、さくらの日に寄せて- まきび自由詩3*06-4-2
『自己分析』- しろいぬ自由詩106-4-2
悲しいね。- ala自由詩206-4-2
夜を歩く足は_無防備で_哀しい- るな自由詩1*06-4-2
記憶の物語- アンテ自由詩6*06-4-1
刹那(せつな)- 和歌こゆ ...自由詩3*06-4-1
ハマグリ(蛤)- アシタバ自由詩206-4-1
僕と君と麦わら帽子と本___第三章- こめ自由詩406-4-1
狂い咲き- 暗闇れも ...自由詩2*06-4-1
マリア- 沢村 俊 ...自由詩406-4-1
自沈- 如仁自由詩206-3-31
バス停- アシタバ自由詩4*06-3-31
クラクション- Keico自由詩2*06-3-31
曇り空に描いた理想、今息をする理由- Keico自由詩4*06-3-31
誕生日- 佐野権太自由詩8*06-3-31
My_Life- ala自由詩206-3-31
calling- 便乗鴎自由詩1*06-3-31
はるあらし- LEO自由詩7*06-3-31
「レーゾンデートル」- 木賊ゾク自由詩1*06-3-31
「銃弾の入った頭で考えたひとつの事」- 木賊ゾク自由詩4*06-3-31
「Ethosは残しておいた」- 木賊ゾク自由詩2*06-3-31
夢の手- Keico自由詩1*06-3-31
コントラスト- ススメ自由詩206-3-30
戯れ言- 美味自由詩1*06-3-30
僕と君と麦わら帽子と本___第二章- こめ自由詩506-3-30
青のフロッタージュ- 士狼(銀)自由詩7*06-3-30

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