すべてのおすすめ
暮れかかる
陽の手は伸びて
居ならぶ雲を
染めあげる
夜の扉をひらくため
灯された
あかりのように

瞬き、
という行為の
間に間に見える
人と人を結ぶ
曖昧な影
「優しさ」 ....
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
きなこ餅
きなこ
なっとう豆の納豆
おもちのあんこ
うぐいす餅の卵
まごまごして
迷子になった
お餅屋さんの孫に
お菓子をねだられて
負ぶっていったら
お菓子屋さ ....
        とらわれた視線は激しく渦巻き
      こわばった猫背の腹ばうかげを追う

    かたよった視力で煤けたトルソはゆがみ
 まがりくねった路傍のほこらにひとみをうつす

 ....
昼下がり
雲がぼやぼや流れている

ハラピンが道を歩いてきた
ぼーとしながらふらふらしている
俺を見ると
ダッシュでやってきた

汗でふにゃふにゃした原稿用紙を押し付けてきた

読 ....
小さい頃

雪っていうのは神様が落とした

宝石だと信じていた




人が亡くなって
魂が神様のところに逝く

また人間として生まれ変わるとき
人間だったときの記憶は
宝 ....
私は石ころである

時には道端を転がり
時には水面を駆け抜け
時には水に沈み
時には・・・

私は石ころである

時には窓を突き破り
時には人様の顔面にぶち当たり
時には車に激突 ....
お空の上にある二つの光
彼らが出会う瞬間が好き

太陽さん忙しかったでしょ
ご苦労さん

そうなんですよ、お月さん
今日は本当に大変で
今から休憩に行ってきます

そう言って二人が ....
痛む胸の真ん中で

紅い小鳥が叫ぶので

今夜もうるさくて眠れやしない

不規則なリズムで

小躍りしている

僕は起き上がって

小鳥を宥める

あと少しだけ時間をくれ
 ....
今日を 眠る
凍えた 冬枯れ
落とした 夏の日々

ゴツゴツ か細い枝

そして 冬を空想の豊饒で眠る
微動だにしない 

脳神経のフラクタル 木々の骨
ポーズを決めたら 風に答え ....
会社というのは、(まぁ)、ひとりでも出来るわけですが、

多くの会社はふたり以上、いる。いる。いる。

かいしゃ、かいしゃ、かいしゃっ、いや、かぞく、かぞく、かぞくっ、

、(まぁ)、ふた ....
よーよー、ようこそ、おいでくださいました。

さぁさぁ、ぼっちゃん、そこに座って、

ささ、どうぞ。





片時も我の手を離さない小さきぼこ

人を見、知ることも、ままなら ....
忘れないでいようよ
片目をつぶった偽善の素晴らしさ
ひとつだけ飛び抜けて長い小指の爪が
あなたの肌に食い込まないように
小指を丸めてあの手の平を握った


もう夜のことを
やわ ....
粉挽きの風車の家
屋根裏で
ほこりまみれの古い本を読んで
知らない国の知らない言葉を見つけては
お父さんに読み方を教えてもらう少女
小さな窓から覗く世界は
どこまでも草原で
ためしに口笛 ....
溶岩弾の保全
黒く荒々しい岩窟に

白金の清水に
リンガのごとく そそる 巌

私は 黒く痛々しい岩肌に
工作を付のだ
工作を

象嵌の白い石を幽玄にも荒ぶる巌に埋め込む

そ ....
えのぐのあじがする
と、遠ざけられた皿には
白いドレッシングのかかった
シーザーサラダが
盛られたかたちのままだ
野菜も食べないと大きくなれません
と云われて
娘はふくれている


 ....
私の想いは届かない
どんなに胸を焦がしても
あなたは私に気付かない

あなたの前を行ったり来たり
私は哀れな{ルビ自動人形=オートマタ}
涙さえも流せずに
くるくる踊る道化者


 ....
シャボン玉のように
自由に、ただ自由に
あちらへプカリ
こちらへプカリ、と
風に身を委ねられるような
全てを信じきることの出来る
白い心を抱いていたことがあった
風の優しい歌う声を聞きな ....
灯油の匂いは嫌いじゃない
あの日からまだそれほど
時が過ぎていないと
気付かせてくれる


あの曲は嫌いじゃないさ
癖のある声を思い出す
そしたらちくりとまた心臓に針一本
穴だらけで ....
脱ぎ捨てた靴下のように
二人分の日常が床に転がったまま
今にも歩き出しそうなのは
きっと逃げ始めた体温のせい
鏡越しに いつのまにか
髪が伸びたあいつに舌を出す
時間なんて残酷で
最後の ....
それは七色に輝く不思議なタマゴ
何が生まれてくるかは分からない

もしも天使が生まれたとしても
育て方を間違えたなら
悪魔の心が宿るかもしれない

もしも悪魔が生まれたとしても ....
 疲れた身体を横たえて
 ひっそり眠る午後の一時
 モノクロームの夢の後
 窓辺に花が覗いてた
 ここは僕のオアシス
 すべての道に繋がる入り口
 生きてるという勲章を誇りに
 明日 ....
口に含んだあめ玉色の
建物や生き物が
こちらへおいでと
手招きをして誘うから
さぞ 甘い夢を
見られるのだろうと
振り返りもせず
あの子は
駆けていってしまった

あざやかに
裾 ....
みちてゆく時にかけていくかたち

目もあわせられない圧倒的光量が
静謐な夜をペリペリと剥がすと
空が蒼く、色づいていく

日常の目紛しさに溺れそうになりながら
ビルの谷間を靴の音を響 ....
利口じゃない駆け引きも
一夜の夢ならそれもいいのかもね
{引用=膨らみだした欲望の箍を外したなら
君の中渦巻く深海に飛び込んでみようか}
欲張りなくらい求めるのは
退屈な日常の裏返しかい?
 ....
満ちてゆく月に
あなたは何を想いますか?

欠けてゆく月に
あなたは何を見ていますか?


全くの同じ想いは
望んではいないのです

けれど、ただ
どこかしらに感じる切なさや
 ....
影法師の女の子
どこまで歩いても
水槽の底


影法師の女の子
どこまで旅しても
あたまのなか


影法師の女の子
あなたの足跡は
道にはならず

まどろみの浜辺は
うつ ....
はがきをかってきてください
かわむこうのおみせにたちよって
はがきをいちまいかってきてください
呪文のような声がして
我に返る

誰もいなくなった
午後の大通りには
牛車がのろ ....
複雑な感情を うまく説明できないんだ
名前のない衝動や 感覚が幾つも絡み合って 

本当は自分でも まったく解ってないんだ
難解なコトバ並べて それらしく それらしく

  う ....
宝石を散りばめたような闇
この世で一番大きい水溜り

そこには彼らがいることが
絶対であって
世界の暗黙の了解であった

でも
時にはその場から消えたい

訴えているのを
私は ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あかり- LEO自由詩31*07-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16
きなこ- あおば自由詩9*07-1-16
空ろな眼- 信天翁自由詩207-1-16
雲はぼやぼや- ふるる自由詩14+*07-1-16
雪の記憶- 愛心自由詩14*07-1-16
私は石ころである- 画竜点睛自由詩1*07-1-16
- 野薔薇自由詩3*07-1-16
碧色泪月- 彌月自由詩7*07-1-16
木々の秘密- アハウ自由詩307-1-16
不特定多数のしわよせ- 花丸ぺけ自由詩3*07-1-16
よけいにやんなっちゃうじゃないか- 花丸ぺけ自由詩1*07-1-16
お題/愛をしてみる- 茜井こと ...自由詩5*07-1-15
風車のある風景- 夕凪ここ ...自由詩10*07-1-15
溶岩弾- アハウ自由詩307-1-15
ファミリーレストラン- 佐野権太自由詩36*07-1-15
恋する自動人形(オートマタ)- 未有花自由詩13*07-1-15
風の歌が聞こえない- 渡邊永遠自由詩107-1-15
主張します、貴方の前で- Keico自由詩407-1-14
裸足で帰ろっか- Rin.自由詩19*07-1-14
七色のタマゴ- 1486 106自由詩8*07-1-14
モノクロームの夢の後- 山崎 風 ...自由詩1207-1-14
愚者- 自由詩507-1-14
*昼の月*- かおる自由詩11*07-1-14
金星の女神- 優飛自由詩6*07-1-14
重なるこころ。- 渡邊永遠自由詩107-1-14
みぎわの夢- 曳舟自由詩307-1-14
あしたのかぜのむこうがわ- あおば自由詩21*07-1-13
うっすら- 北大路京 ...自由詩9*07-1-13
眠ル三日月_泳グ魚- 緋月 衣 ...自由詩7*07-1-13

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