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喉に閊えた言葉
 書きかけの詩を
 そのままに

それが何なのか
 くもるガラスを
 手の平で拭いた

思い出せるまで
 流れ落ちる滴が
 腕を這う

終わらない迷走
 いつ ....
大きな扉のような窓に頑丈な格子があり、青い大男と黄色い小人が棲んでいる、青い大男は冒険者の物語を愛し、常に快楽を渇望している、黄色い小人は世界と神の歴史の真実を語り、常に高邁な書物に埋れている、その部 .... 酸性雨が降り
森が枯れて
花は身じろぎもせず
こっそりとあぶくを吐く

内なる情念を
笑った眉尻にはりつけて
澄んでゆく



道草が過ぎたので
傘をなくしてしまった ....
春に
桜花ほころぶように
夏に
青葉の目映いように

 聞こえる

声なき声に
心はおどる

 あなたにそっと
 触れたくて



秋の
時雨に濡れるように
冬に
 ....
ある日神様が降りてきて
すべての半分を君に与えた
しかし残りの半分は
自分で何とかしなさいと言われた

数日は、いや一年くらいは
与えられた半分のもので
飽きずにすんだ
けれどもまだ半 ....
みずうみに滑る風が微細な音を鳴らして、
朝は呼吸している。
絶え間ないひかりを厳かに招き入れて、
夜のしじまを洗い流す。
目覚める鳥の声の訪れと共にあらわれる、朝霧の眩さ。
真っ赤に湖面 ....
(削除) そんなに空が青いので
レンギョウ コブシ 響く歌声
ここに春がある
風が柔らかにわたしを包む

暗い目を伏せて
幼い娘
体を堅くして涙ぐむ
だってまだ知らないもの
自分を信じること
 ....
古い廃墟になった工場の

今にも壊れそうなイスに腰掛けて

割れているガラスの窓から

うっすらと見えた

夕陽に心をいやして

このような不気味な場所にも

愛や感情が

 ....
アイスバーンの道を

一人むなしく歩いていた

いつもの風景いつもの時間

いつもの場所なのに何故か

ちがう世界に見えた

ガラスの瓶を拾って

思いっきり地面にたたきつけた ....
君が行った

「愛してる」って言葉で

どんなに勇気が湧いてきたことか

これほど人に勇気をくれる魔法は

この世にはないだろう

君はプリンセス

城に閉じこめられたかわいそ ....
ぼくにも何かを与えてください

なんでもいいからさ

ぼくの生きているって分かるものを

与えてください

お願いだよ

単純なダイアモンドでもいいからは

ブラックパールでも ....
家出した
2軒先のオモチャ屋まで
所詮そのくらいの意気地

模型電車のガラスケース
豆電球が優しくて
何度も何度もトンネルを覗いた
眼鏡のオヤジが
オデコで睨むから
負け犬のように店 ....
言葉に表せない物は

心の中で具現化している

それを口から吐き出し

言葉にするまでには

何らかの障害やそれを言葉に出来ない

理由や意味がある

ここちよい言葉を重ねて
 ....
もしも私の心の欠けらが
ぽつーんとおちていたのなら
警察に届けないでください
{引用=悪い事いっぱい考えてますから}

もしも私の心の欠けらが
ぼーーーっとブランコに乗っていたのなら
そ ....
今日も明日も明後日も

ぼくは何かを捜し続けるだろう

何を捜しているのも忘れ

そしてその忘れた物を捜して

それが永遠に続いていた

ぼくの捜していた物はなんだっけ

子供 ....
夕方のあるところの

ある場所のあるアパートの

ある部屋で紅茶をちょびちょび

飲みながら今にも

沈みそうな太陽を眺めながら

テレビに写っている

くだらない番組に飽き飽 ....
冬の朝空
七時の悲しい羊たち
隙間無く群れをなす

東を目指す羊らが
見つめる先はどこの地か
無言で光に染められていく

たどりついた羊らは
美しく映え
空に融けていった
デジタルワールド

この世界はもう0と1で

できている

コンピューターのように

人はもうこの麻薬のような世界に

もう昏睡状態

頭上を行き交う音はみんなノイズにしか
 ....
東京は
私たちの隠れ家だった

誰も私たちを知る人などない街で
なにもかもを忘れたふりをして
ただのオトコとオンナになるための
狭くて大きな隠れ家だった

東京タワーも水族館も
 ....
広いホームに

アナウンスが鳴り響いた

ガラガラな電車に入り

イスに腰を下ろして

一息ついた

もう外は真っ暗になっている

満月が綺麗だった

そしてゆっくりと電車 ....
朝の光がレースのカーテンから

うっすらとのびてきていた

なんでこんなに朝の光は

気持ちがいいんだろうか

そう思い湯気が出ている

コーヒーを口に含んで

舌で味わった
 ....
手のひらでそっとすくっても
すり抜けてゆく水のように
あなたの心はつかめない

水面に映る優しい月が
決して沈まぬように
私はあなたに溺れない


あなたとわたし

近くて遠い
 ....
今日も朝起きたら

いつもの現実が拡がっていた

ぼくはいつもどうりに

お気に入りの服を

タンスから引っ張り出して

それを身にまとい

朝ご飯だけど

もうほとんど昼 ....
蒼き夜空に裸体の桜
瞬く星に影だけ揺らす

オリオンの傾きが
その時を告げるまで

その腕に
無数の蕾を抱いて
むすんだくちびる
静かに眠る


 くちづけは
   春一番に
子供頃よく夢に出てきた町

そこは名前もない住民はほんの少し

僕だけのパラレルワールド

ぼくはそこであの人にあった

美しい人でなんかテレビに出て来そうなくらい

美しかったこ ....
今日もまた夢の続きを見ようと

ベットに潜り込み夢の世界に言った

けどそこはいつもとは違かった

周りを見ても行き交う人は居なく

誰もいないゴーストタウンとなっていた

ぼ ....
もうすぐぼくは旅にでるよ

何にもなく

宛先も書かれていない

手紙だけを頼りに

ぼくは昔のアナタを思いだして

排気ガスにまみれたこのどぶ臭い

町を今日でる

古ぼ ....
 白に近い夜明け、陸海月の産卵期が近い
 野良猫が多く、鳴かずに、会話する
 天気について、深く眠る不発弾と、血管に充ちるミネラルについて
 彼らは既に路を開拓している。いかにし ....
とうとう雪が降ってきて
あの人をさらってくるチャンスがやってきた
今朝あなたは外へ 出られない
今すぐそこへ
生霊をとばすわ 
雪がとろけてしまわぬうち

わたしの体からいま
切り離 ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- LEO自由詩8+*06-2-6
幸せの森—散文詩- 前田ふむ ...自由詩5*06-2-6
不透明な_ものたち- 落合朱美自由詩2106-2-5
生きてる言葉- LEO自由詩11*06-2-5
□■ひかり■□- よだかい ...自由詩606-2-5
四つのベンチ__デッサン- 前田ふむ ...自由詩6*06-2-5
無題- 前田ふむ ...自由詩5*06-2-5
春とひと- ラピス自由詩106-2-5
人それぞれ好きな場所- こめ自由詩606-2-4
一人遊び- こめ自由詩406-2-4
迎えに行くよ- こめ自由詩306-2-3
与えてください- こめ自由詩306-2-3
家出少年- 佐野権太自由詩12*06-2-3
一つの言葉は10の意味がある- こめ自由詩406-2-2
もしも私の心の欠けらが- さくらほ自由詩6*06-2-2
捜し物はなんだっけ?- こめ自由詩306-2-1
夕陽にさよらなを月にこんにちはを- こめ自由詩206-1-31
ひつじ雲- さくらほ自由詩10*06-1-30
世界はデジタルを求める- こめ自由詩306-1-30
東京- 落合朱美自由詩32*06-1-30
電車での人間観察- こめ自由詩206-1-29
早起きの朝日のシャワー- こめ自由詩406-1-29
*_あなたと私_*_- さくらほ自由詩6*06-1-29
人と謎は一セット- こめ自由詩306-1-29
眠りの森の‥- LEO自由詩9*06-1-28
僕が見た夢の中の世界、皆さんはどんな夢を見る?「完成バージョ ...- こめ自由詩2+*06-1-28
僕が見た夢の中の世界、皆さんはどんな夢を見る?- こめ自由詩306-1-28
アナタの夢を見た放浪者- こめ自由詩406-1-28
蟻と、陵に澄む海月。さて、眠ろうかな。- 如仁自由詩106-1-28
Chance!- 阿麻自由詩9*06-1-27

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