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東京で暮らすために
新宿に降り立った日のことを思い出す
長旅、といってもたった半日だ
タンクトップをねじるくらいで
音楽をつめこんだ鞄を
肩に食い込ませ
その日を酒を探して歩いた

福 ....
道はいくつも分かれている
正解もあれば不正解もある

長い人生の旅の中では
正解ばかりは選べない。

もし進む道を間違えてしまっても
引き返す事は不可能じゃない

間違え ....
おいてきぼりの堀を歩いて
寂しいよって
泣いたら
誰か来てくれるかな
弱いものには
やさしい気持ちになれるよ
攻撃しては
こないから
強さって
剣を振り回すことじゃないって
わたし ....
バス降りて
坂道越えた病院の
その先にある
夢見た学校

全国から
つどいし仲間は
一人暮らし
少し羨まし
少し尊敬

ビキニ着て
セクハラまがいの
あ ....
諦めた?
かたどった?    ?
                           ?
君が姿見を見た?
                   ?
青みがかった?
白く透き通った?
 ....
綺麗なあなたの
その顔に


小さな二つの吹き出物


なぜだか
とても
いとしくて
うれしくなって
笑ってやった




ふてくされたような
あなたの顔が
また
 ....
鳥篭を落とす
田圃、鳥のいない
鳥篭だらけの田圃


渇いた積み藁に火を放ち
積み藁に火を放ち、
冬が勃起する


ふくよかな夕焼け覆う、
冬がゆっくりと
深く揺れ
 ....
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった

高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ....
まぼろしなら良かったのに。

それなら私は、あなたを哀しんで泣くこともなかった。

だって、ぬくもりを知らないのだから。
自分だけ
なぜか強烈な違和感
最後まで慣れなかった一年六組

かりそめの友といる
休み時間
授業の方がマシだと思った

ちょっとだけ
おしゃれになった気がした
初めてつけ ....
作る楽しみ
喜ぶ楽しみ
笑う楽しみ
話す楽しみ

作る事を愛している
美味しいの一言に生きる
美味しい物を食べる時の快感
愛する者の為に

貴方を愛しているの
皆様を愛しているの ....
 孤島の廃墟の街
 灰色(新聞紙の色)の街
 破裂して今も水が出ている下水管
 ビル群はほとんど全て崩れ落ちている
 コンクリートの塊がいたるところに転がっている
 烏が集団になって地上を歩 ....
 花吹雪が舞い落ちる
 外国産の漆黒の高級オープンカーに乗って王子様は手を決められた角度で振っている
 群衆は拍手と喝采で歓迎している
 今日は王子様の即位式のパレードだ
 先日王様が亡くなら ....
 ぼくは手を後ろに組みながらいろんな色の額縁にかざられた思い出の絵をながめている
 幼い頃の絵 少年時代の絵 青春まっただ中の絵 青年時代の絵
 ここまでしかない ぼくは死んでしまったからだ
  ....
昨日とは 
違う答えを持って職員室
ぷぷっと笑われ
少し救われ

靴下の長さ限界ひっぱりあげ
ちっちゃな抵抗
ストレス発散

理解してくれぬと
反発していた 先生に ....
雑木林は沈黙しているが 唖ではない
いつでも木々が 旧友のように
語りかけてくれる

雲は浮かんでいるが 不動ではない
いつでもミルキーウェイのかぜと
同行している

生は死への旅立ち ....
西日の{ルビ紅=くれない}に照らされた
誰もいない部屋の
あの日は永遠に暮れずに
私を傾きつづけて

太陽電池式腕時計の刻みつづける
秒針の先にひっかかっている
スープに影はささないでい ....
想像の数だけ未来が存在のだとしたら
実は大して選択肢なんて
多くないのかもしれないね

なんて真顔で言うから
思わず吹き出しちゃたけど

私のたった一つの想像に
あなたとの未来 ....
狭い狭いからし色した故郷の空を
飛んでいるのは ああ ユリカモメか

何を哀しく思っているのか
何を気にしているのだろうか
何になりたいつもりだろうか

僕は君の琥珀の下に映って枯れてる ....
暗闇に
四方を囲まれた
街を
少年は
ひたむきに駆ける
羽ばたきにも似た
その足音が木霊する

闇は
巨大な壁のように
しかし
実態を現さないまま
少年の
行く手に立ち塞がる ....
            2007/02/28

キャシュメモリの上に
香具師の油をひいて
滑りやすくしたい

こけつまろびつするうちに
下向きの感性が
上昇するかと項垂れて
ご禁 ....
色の名前を忘れていく
最初に忘れたのは
花の色を真昼の
それにする太陽
そして、ものまねの月

雨の色を忘れていく
濡れるものとそうでないもの
雲の内側では透明の
感傷にも似た
匂 ....
何で?って 死にそうな目で
あなたは 私に尋ねて

あの時 私はただ 好きだから。 としか 答えられなかった

それ以外の言葉を使っても よかったのだけど
そうしたら 全部言い終わる前に  ....
朝起きて
コーヒー2杯用意する
君が起きるの待つために

君の星座が1位なら
僕の星座が12位でも良かった
嬉しくて
嬉しくて

君が起きるの待っている
君に逢うの待っている

 ....
キミという名の薬物を吸ってしまったアタシは

愛という名の副作用で恋をして

夢の中ではキミの幻覚に惑わされ

幻聴のようなキミの声に溺れているんだ

もうどんな薬を渡されたって

 ....
 今日僕は死ぬかもしれない
 こういうことを書く自分が怖い
 家族はみんな眠りに就いている
それぞれが寝ている部屋は生暖かい
 僕はいない
 存在が家の何処にも感じられない
 いないほ ....
 バーン!! 人が撃たれる
 路上で男が血を流して倒れている
 血だまりは広がっていって 排水溝の中に流れていく
 下水道に流れてきた男の血を交尾中の蛙達の頭に落ちて垂れてきたそれを舐める
  ....
一方通行の仲間

口頭の約束は期待するべからず
たとえそれが信用しきった仲間だとしてもだ

一方通行の仲間と言う存在

一方通行の仲間
信じていても
信じきれない
自分の行いは本当 ....
スカートに挑戦してみたのは
昔からずっと憧れていたから
単純な理由じゃない?

生物学的には男らしいけど
ピンク色や化粧が好きなんだ
別に普通じゃない?
趣味は人それぞれなん ....
眠りながら歩きながら墓標を背負って歩いていると
ぼんやりしたまぶたにぴしぴし当たるものがある

目を開けると
細かい氷かガラスに似たものが降っている
冷たくはないが地面に落ちるとやがて消える ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新宿はさようならと言った- soft_machine自由詩23*07-3-4
分岐点- 1486 106自由詩6*07-3-4
おいてきぼりの堀を歩いて- 蒼木りん自由詩607-3-3
グレープフルーツ__無知を知る_〜医療学生の頃〜_- さくらほ自由詩14*07-3-3
クエスチョン- ふるる自由詩8*07-3-3
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鳥葬- はらだま ...自由詩12*07-3-3
第ニボタン- Rin K自由詩31*07-3-3
幻影- むくげ自由詩507-3-3
ラッキーストライク_さよなら私たち__〜高校生の頃_〜- さくらほ自由詩8*07-3-3
We_love_cooking!- ペポパン ...自由詩4*07-3-3
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即位式のパレード- はじめ自由詩1*07-3-3
思い出の美術館- はじめ自由詩2*07-3-3
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いつでも- 信天翁自由詩507-3-3
翳り_(かげり)- こしごえ自由詩21*07-3-3
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ユリカモメ- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-3-3
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スフィンクスの密輸入- あおば自由詩9*07-3-3
桜、わすれていく- たりぽん ...自由詩25*07-3-3
二人泣き<18のprose-8->- ウデラコ ...自由詩6*07-3-2
マボロシ- 美月朱恋自由詩207-3-2
薬物- 神音自由詩407-3-2
僕と光のダンス- はじめ自由詩4*07-3-2
鉄砲なんてこの世から無くなればいいのに- はじめ自由詩4*07-3-2
一方通行の仲間- テルテル ...自由詩1*07-3-2
トランスジェンダー- 1486 106自由詩12*07-3-2
消える- サナギ自由詩5*07-3-2

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