すべてのおすすめ
セミの声を追いかけて
見知らぬ森ん中
麦藁帽子のつば先は
南の方を指していた
虫かごん中はからっぽで
虫取り網を空高く
どんどん奥へと進んで行った

四方八方セミの声
どっちへ進めば ....
                 070830


大きな声で
欠陥と叫んでみる
完全なものなんて
どこにある
ここにあるなら
見せてみろと

銀色の風船がヘリウムガスに載っかって ....
格子縞の海を
旅してる
あなたの自転車が
さみしい弧を
描いているのだろう

音がする
鉄柵のむこうから
声のようにかすれては
消えゆくものの

西へ向かう空
魂に似た囁きの
 ....
泣いてるよ
思いっきり
心から泣いてるよ
枯れた花を拾うあの子も
心では泣いてるのかな
心からきれいって思えば
どんなにしおれた花でもきれいなんだって
心から生きる花を
はちは見捨てな ....
滴がポタリ
雨が降ってきた
新しい命が
又一つ芽吹く

小さいからつい
甘やかし過ぎる位に手をかけ
失敗は許されないから
厳しい教育が出来ない。

大切なもの
失うと二度と
手 ....
 スタジアムへ行こう 野球を観に
 ルールなんて知らなくていい
 メガホン叩いていればいい
 踊り踊っていればいい
 僕の好きな野球 君と一緒に楽しめればいい

 会えなくて辛い夜は  ....
雲無しの高い青空に
ひりひりと胸の底が焦がれ
季節外れの山藤は
頭の痛くなるほど
甘い香りを振り撒いて

どこまでも高い蒼穹を見上げて
わたしの存在は拡散してゆく
伸ばした指先はほら
 ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
                      07/07/30




不連続な顔を揺らして
新幹線の列車が通る
チラチラと漏れる明かりが
旅情を誘うが
いつまで経っても新幹線と呼称さ ....
与党が歴史的大敗をした日 
雷は空に{ルビ皹=ひび}を入れるどころか 
あのピカドンのような 
世界の全てを一瞬に包む光で 
家々の中に身を寄せる私達を震わせた 

再び空が真白く光ると  ....
南部鉄がチリリン
梅酒を飲んで
うちわを扇ぐ
タマがすり寄る

ヤキトリのお兄さん
今日は疲れてないよ
と言う。
客が少ないのだろう

友だちはお前は
自由だから良いと言う。
 ....
電話が鳴る
漆黒の闇の中から

それは誰でもない
誰かからの沈黙の暗号

受話器の向う側へ
言葉の無い声を弄る
焦げ臭い私の指先

電話が鳴る
跪いた気怠さの上に

凶器に ....
暑い
ていうか暑い
夏に鹿児島で観光
無謀

薩摩半島まで行って
池田湖でクルージング
開聞岳を眺めたり
長崎鼻という薩摩半島の最南端も行ったけど
眩しすぎ
暑くてもうどうでもいい ....
犬は閉ざされた窓から外を見上げ
うごめく棕櫚の森に耳をすませていた
そこに勝手な押しつけや創造はなく
素直な発見に頷くまで
あるいは発見がないと悟るまで
心を離すことはないのだろう

犬 ....
なんとなく
名前を忘れたら
気持ちが楽になった

苦しみもなくなって
痛みもなくなって
しがらみもなくなって

名無しも悪くない
まるで自由みたいだなって
思えたのは束の間

 ....
バスに乗って学校へ行く
車内には誰もいないのに吊革に掴まって真ん中で立っている
乳白色の雲は均等にぴったりと空に張り付いている
ストップし動き出す毎に内臓が揺れる それがすごく心地良い
座椅子 ....
夢という未来にむけ

毎日を
ただがむしゃらに

下を向かずに
ただ前をみて

どんなに貧乏でも
どんなに辛くても

前をみて
笑っている

そんな女の子は
強いと思う
 ....
ほんとうの幸いはきっと 
奈落の底の暗闇に独り立つ 
頬のこけたピエロが 
無人でゆれる空中ブランコの上に 
茫洋とした瞳で仰いだ 
プラネタリウムに瞬く 
あの{ルビ金星=ヴィーナス}み ....
                     070730


意外な展開で
刀を入手した
前から欲しいと思っていたが
平和な時代が続いたので
骨董ブームが続いていて
役に立っても立たなく ....
水曜日の4時間目 窓に映る貴女
名前は何というのでせう
クリッとした大きな瞳が印象的なので
「ヒトミ」と 勝手に名付けさせていただきました

しぐさの ひとつひとつに ため息がこぼれます ....
  町並みは息をひそめているし
 プロムナードは息を抜いている
空はカンツォーネを奏でているし
 海はレクイエムをうたっている
    風は愚痴を吐いているし
    光は論理を愛撫している ....
世界中を見たくなり
船を作ることにした

一代目は攫われた
取り戻したときには壊れてた

二代目は勝手に船出した
アメリカで大成功したとかしないとか

三代目は普通にした
見たこと ....
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて

いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ....
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね  ....
思いを伝えられなくて
思いを伝えすぎて
無限階段を
一歩一歩のぼっていく糧にする

でもね


たったひとりで
恥をかくことはできるかい?
                07/07/29


地図の示すとおりでは
つまらないので崖下の道を行くと
ツキノワグマの親子にあったので
怖いので
知らない振りしてすれ違うとしたが
 ....
 私は医者じゃないから あなたの病を治せません
 私は画家じゃないから あなたの笑顔を描けません
 私は芸人じゃないから あなたを笑わせられません
 私は詩人じゃないから 愛の言葉なんて贈れ ....
たにんのこころは
しりたがるのに

じぶんのこころは
みていなかった
ことに

きがついた
しゅんかん

まっしろにわれた
こころが
こういった

もう きらい

どう ....
君は
僕の知らない目をして
その光景を
眺めている
 
髪の毛の焼ける
独特な臭いのあとで
君はただ
真っ赤に見える空を
抱く
 
*
 
今はもう
塩分と水分に分かれ
 ....
風船が
割れなくなって

空が
割れて

閃光星の隣まで
来てしまった
息の代わりに
靄を吸う

風船の中は
温かい未来で
階段も天井も
白く

湿ったものは
どこに ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏ものがたり- 未有花自由詩8*07-8-30
欠陥- あおば自由詩4*07-8-30
染まる- 小川 葉自由詩207-8-29
お花畑にはち- cass自由詩1*07-8-29
花が咲いて- ペポパン ...自由詩4*07-8-29
いい- 北大路京 ...自由詩10*07-8-28
焦燥感- あずみの自由詩607-8-12
- 北大路京 ...自由詩18+*07-7-31
コーヒープリン- あおば自由詩8*07-7-30
空が割れた日__- 服部 剛自由詩107-7-30
夏の夜は夢の如し- ペポパン ...自由詩5*07-7-30
沈黙- 松本 涼自由詩607-7-30
鹿児島へ行った_観光編- ふるる自由詩10*07-7-30
犬の詩が聞こえる- 悠詩自由詩10*07-7-30
ノーネーム- 優飛自由詩12*07-7-30
部活動にて- 円谷一自由詩2*07-7-30
輝き- 結華自由詩4*07-7-30
Happy_Star_- 服部 剛自由詩307-7-30
日々- あおば自由詩3*07-7-30
授業中- 北大路京 ...自由詩6*07-7-30
にびいろの声紋(六)- 信天翁自由詩307-7-29
手作り- ロカニク ...自由詩7*07-7-29
いのち- 乱太郎自由詩21*07-7-29
Red- 円谷一自由詩6*07-7-29
相対・性- 悠詩自由詩5*07-7-29
崖下- あおば自由詩3*07-7-29
飢え- 北大路京 ...自由詩6*07-7-29
ぼくのこころ- 乱太郎自由詩10*07-7-28
エピローグ- 山中 烏 ...自由詩5*07-7-28
風船- ロカニク ...自由詩10*07-7-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179