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見上げると 
ひらひらと北風に舞う 
たましいのかたちをした 
まあるい葉が一枚
落ちてきた 

{ルビ煉瓦=れんが}の{ルビ椅子=いす}に座ったぼくは 
腰をかがめてそれを拾うと 
 ....
今大空のもと
歌を歌う
涙を拭いて
クルクル回る。

すべてを忘れて
すべてを信じて
すべてを感じて
すべてを愛して

Open your arms
Open your hear ....
その人が生み出す詩は
言葉が前倣へをして
心地の良い感覚を保って
キチン、と整列をしているのだ

私の言葉たちよ
少し、見習ってはくれまいか。
「国 敗れて山河あり 城 春にして草木深し」
この爛れきった欲望海で 浮遊する懺悔の言葉か

赤く腫上がり溶け始めた太陽が発する腐臭の光
光よ 光よ
我が身の因果で送り込まれた この暗い海に ....
廃墟の街に雨が降る
昨日の繁栄は窓の外
地下室の中で雨宿り
嫌気性のキノコを探せ

廃墟の街は晴れ渡り
輝く青空に白の月骸
人無き路に風が降り
無機質がリンと鳴る

廃墟の ....
さらさらと零れていったわ
貴方
あんなに細かくちゃ
骨も拾えない


きっと
暖かな夢を見ていたのでしょうと

自分を甘やかす
凍えて死んだ
少女が擦った
マッチ棒の先
夢 ....
なんということ
こんなにもきれいな
瞳をしているのに


のに


祖母は私の瞼に触れて
また少しちいさく
かすれてゆくかのように
そう言ったんだ
薄い皮膚で感じた
あなたの ....
身長、体重、性格、なにもかも違う人間ではあるけれど



人間が好きな人間でいたいね



文化、歴史、背景、なかなか分かり合えない人間ではあるけれど



人間が好き ....
思い出のなきがらを
脳髄からひっぱり出したくて
頭を掻き毟っても、
何度も剥がしたかさぶたが
消えない痕になるように

コピーされて
劣化しても
残っていく

濡れた睫毛は乾かない ....
何の明かりから順番に消していけば
少しのためらいもなく、眠れるのだろう
どんなに光の射す部屋に迷い込んでも
最後の明かりを消すのはあたしだ


肌寒いこたつの中で眼を閉じても
 ....
押し寄せる波が私を連れ去ろうとする
どこか遠くの私の知らない世界へ

もう終わりだと知っていた
これ以上続かないとわかっていた
だからこそ
信じたくなかった

この波の音が聴こえるこの ....
集束する世界を抱いて

繋がりを絶った夜

自閉する扉を止めず

手に入れた覚悟


偽物でもいい

進めるのなら


収縮する世界を抱いて

一粒の涙で鍵を造る
 ....
昨夜に限っては
悪夢にもうなされず
いっときだけ
窓をたたく雨の音を
聞いた気がする
夜の中にあって
感情を露わにしないまま
目覚めたのは幾日ぶりのことだろう
確かに雨は
濡れたアス ....
       1

十二月の眠れる月が、遅れてきた訃報に、
こわばった笑顔を見せて、
倣った白い手で、ぬれた黒髪を
乾いた空に、かきあげる。
見えるものが、切り分けられて――。
伏せられ ....
輝き
下草に水玉
宝珠の数

朝に輝く 
光のつぶて
静かに 流れ入る

植え込みの緑に
雲居立つ空に

光は光

光は光と戯れ 語り
長い道のりに
滅びのない 話を置く ....
 ひとひらの思い出のカケラ
 走馬灯のように右脳を走る
 凍えてぬくもり求めて歩いた我が青春
 過ちをするなとは言わないけど
 繰り返さないこと
 それこそ大事
 絶え間なく続く命の鼓動
 ....
壁の取っ手にかかった鍵は 
{ルビ紐=ひも}がほどけてするりと落ちた 
それを拾って結んだぼくは 
壁の取っ手に再びかけた 


( 紐をつまんで手にした鍵は
( いつも人の心の鍵穴に
 ....
ぼくらはいつも
見ていたんだね
同じ窓から
午後の青空
透ける葉脈
震える小枝
それらにも似た、未来

ぼくらはいつも
感じていた
同じ風を、違う感受性で

教室にいる ....
一本の意志で繋いだカイト

風を受けて泳ぐ

追う風も、向かう風も

すべて流して泳ぐ

抗わず泳ぐ


一本の意志で繋いだカイト

黒雲の下なお徃くならいずれ  ....
珪石、打ち鳴らし、
火花が砕けた。
日々には
何も影響しないし
縫い付けない。
去年の冬に読んだ、
ある外資系投資家の
凡庸な装飾と比喩、
エチオピア・ハラーという珈琲が
おいしいく ....
後を返ると一人
寂しい時は音楽を聞く
君の友人の一人
悲しい時は料理をする

セロ引きのゴーシュでも
演奏会には弱い
ピアノの音
波の音

僕を信じて下さい。
愛の人について来て ....
 きっちりきっぱり引けている。
 ペッコリ腰が引けている。

 類人猿がさ。
 お前腰引けてんなあーっていうくらい。
 ガッチリ綺麗に引けている。

 メジャーリーガーがさ。
 こいつ ....
灰色の夜明けに
屋上から飛ばした紙飛行機にのって
会いに行けたらいいのに

道には沢山の紙飛行機が墜落して
車にひかれてつぶれてる
自身の低次の自我のおもむくまま
あれがいい これもいい いやこっち
感覚のおもむきの 流れの先に

一つの部屋がある
モノライトの下で
カケラを集め 復元中
在るべく 在る 自身に向かっ ....
ユニコーン
あの人から私を守って
ユニコーン
心傷付く前に

その蒼い瞳で私をみつめて
おまえのやさしい胸に抱かれながら
永遠の夢を見るのよ
汚れ知らない{ルビ処女=おとめ}のまま
 ....
夕暮れの   
透明な指

そっと肌に
真紅は滴り
鮮血の痛み 
残し 泣く

美しい 指先
奏でるピアノ
夕を呼び込む

楽譜に三日月の痕
冴え冴えと闇に堕ち
さめざめと ....
私は未だに足枷をはめられている



でもいつか自由に羽ばたける日が来ると信じて

地上から天を見上げる



天からの眩しい光

楽しむ事

生きること


 ....
blank































並盛一杯380円、は、お高いでしょう?

「ネギだ ....
一粒一粒俺を消して

それを適応と名付ける

一粒一粒俺を消して

それを人間と名付ける

一粒一粒俺を消して

僕ら人の間で生きていく


それが世界だと軽くぼやいて

 ....
春からひとり
流れてきた
おまえ

こんこん冬と
墨染めの宵の川は
さぞ冷たかろう

月様には出逢うたか
さぞ澄ましていたろうに
あれは誰かを
好いている

一に ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たましいの葉_- 服部 剛自由詩18*06-12-17
目を閉じて- ペポパン ...自由詩3*06-12-17
憂鬱- 渡邊永遠自由詩5*06-12-17
糜爛の腐体- アハウ自由詩2*06-12-17
望郷- あおば自由詩9*06-12-17
さらさら- さき自由詩906-12-17
なみだのつぼみ- Rin K自由詩34*06-12-17
『人間が好きな人間でいたいね』- しろいぬ自由詩7*06-12-17
なきがら- ユメアト自由詩306-12-17
ひびだらけの永遠- 茜井こと ...自由詩7*06-12-16
夜明けの前に。- 緋月 衣 ...自由詩7*06-12-16
『ぬくもり』- しろいぬ自由詩5*06-12-16
冬薔薇- LEO自由詩21*06-12-16
廃船——夜明けのとき__デッサン- 前田ふむ ...自由詩29*06-12-16
朝として- アハウ自由詩206-12-16
寝るより楽はなかりけり- 山崎 風 ...自由詩1006-12-16
鍵_- 服部 剛自由詩7*06-12-16
同じ窓から- Rin K自由詩30*06-12-16
『カイト』- しろいぬ自由詩3*06-12-15
半導体、その彼岸へ- はらだま ...自由詩11*06-12-15
ビリーブ- ペポパン ...自由詩6*06-12-15
何かムカつくわあーのうた。- もののあ ...自由詩10*06-12-15
紙飛行機- 虹村 凌自由詩9*06-12-15
バラバラの自我の修復作業- アハウ自由詩5*06-12-15
ユニコーン- 未有花自由詩14*06-12-15
透明な指- アハウ自由詩3*06-12-15
光求めて- ajisai自由詩8*06-12-15
『並盛一杯380円』- しろいぬ自由詩2*06-12-15
『一粒』- しろいぬ自由詩3*06-12-15
花瑞葵(はなみづき)- Rin K自由詩31*06-12-15

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