すべてのおすすめ
フロントガラスに映る
木漏れ日をなぞって
睡眠体勢をとる
 
外に出てしまうと
少し、汗ばむ陽気だけれど
一つ隔てた世界では
丁度良い感じだから
 
 
上昇気流に乗って
飛ばさ ....
 人は夢を見ます
 記憶の整理だとか
 願望だとかという噂もあります

 それでも夢を見ます
 鮮烈に残る夢も
 忘れる夢も
 この心の目だけは見ています

 悲しいこともあるでしょ ....
 貴方の神は目の前に
 天地を支えておられる
 暖かい心に包まれて
 永遠を授けられるのです

 たとえ絶望に陥っても
 神は貴方を掬い出すでしょう
 たとえ苦痛に苛まれても
 神はそ ....
部屋の隅に溜まる溜息

あんなに膨らんで

片付けたいけど

片付ける道具が無いんだ

ここに来て何回溜息を吐いたろう

去年まで

あんなに楽しく感じたGWだって

今年 ....
車窓がくもって何者かが問いかける
移民の悲しみ似た淡くはかないものだ
いくつかの希望を抱いて死んでいった
若者の中の一つの宇宙だ

車窓がくもって見えていたものが歪む
ひときれのパンに空い ....
山鳥は、
 語りえない

ゴム、しゃぼん
 せかいは いとも
  かんたんに

 喧嘩する
  きみを ぼくは零す
しゃぼんのせかい しゃ
 ぼんの せかいは 簡単に
 ....
真ん中に
するり、と
 
入り込んで
溶けきった後
 
成長を、開始する
 
 
君のその
心に根付いて
 
愛という
餌を貰って
 
大きく、なっていく
 
 
 ....
目頭が熱くなるほどに
時愛おしく
過ぎていく一秒すらも
繋ぎとめておきたい と 
願わずにいられない
名残惜しいのは何

少年は大人になる
しなやかな指も
小さな顔も
 ....
汗ばんだ、女の子に魅力を感じます。
僕は、決して、自然が好きではないけれども、
わきを開けて、スプレーを吹きかける女の子は、
好きではありません。

そのわきに、剃りのこった、毛があれば、
 ....
この街の何処かで
ステロイドの人形が
冷えた歌を奏でる時
 
私はきっと
あの、行きつけのカフェで
モカカプチーノを
ゆったりと
啜っている
 
 
帰宅途中の少女が
出かかっ ....
考えながら眠りこける 考えてたこと忘れてる
農薬まみれのリンゴを洗わずに囓る

走り出したら止まりません 止めたいときは覚悟して
愛の言葉も銃声も ときには役立たず

いつも最新の情報は  ....
貴方は優しくささやく
貴方の思いは岩をも砕く
傍にいて欲しくて
泣いた。

かわら煎餅を食べた
元気が出た。
貴方のお母さんの作ってくれた
おにぎりの味は忘れられない

重き荷を背 ....
何かを得ることは 同時に
何かを失うことなのか

何かを失うことは 同時に
何かを得ることなのか

本当にそうなのか

命を無くすことで はじめて
自由を得ることはできるのか

 ....
 彼は準盲目のピアニストである
 普段は鍼灸按摩を専業としている
 ピアノだけではまだ飯を食っていけないからである
 彼は指先の感覚が鋭く マッサージ屋で人気の一人である
 夜遅くまで働いた後 ....
愛は、育つものだから。

愛は、育てるものだから。

愛は、溢れるものだから。

愛は、消えるものだから。

愛は、生まれ落ちるものだから。

愛は、枯渇するものだから。


 ....
晴れた空
僕は誓う
あなたを愛します

曇り空
僕は誓う
あなたを愛します

雨の空
僕は誓う
あなたを愛します

どんな空の日であれ
わざわざ誓わなくても
もうこの運命に ....
風景の細胞を
ピンセットでつまんでいく
ひとつずつ

はつかねずみの
白さの雲
実験された
はつかねずみの

電動ではない
ツバメ
電動ではないのに
背中にスイッチ
オン/オ ....
夜の はざま はざまに
夢のうしおが 満たされて

今日という『事実』が
完璧な微笑をたたえて

夜のみぎわが ざわめいた

今日の風はどうだった?

帆船が白い帆をはり・・・
図書館の学習室
女子高生が英語を
勉強している。
体力がある。

外人は英語の本を読み
中年の人は資格の勉強
私は化学の勉強
のどが渇く

思いが苦痛を超える。
今になって初めて ....
春がじかん切れとなり
贅沢な地下鉄のゆれにまかせて
それぞれ 肩から鳥を逃してゆく
そらにまいあがれ、ちぎれないままで 
そらを

みじゅくな鳥が
春の隅っこを
ゆっくりと ....
光を見る眼はもう外れたよ
今私が見ているのは心の中
昔の話が全てを創っている
昔の話は夢の話
祈りは宙を舞って時から逃げていく

永遠と引き換えて手に入れたもの
取り返しのつかない卵
 ....
          2007/05/09

彼処に
白い雲が一つ見えます
窓の外を指さして
所感を述べる
君は表現が正確だねと
ニコニコしながら
先生は相づちを打つが
求人に来た社長 ....
取り違えられた

色の壁
名前を聞かれて
「青」
と答えてしまう

投げた
配水管の中に
あいまいな
猫が
右目がつぶれてしまって
横たわっている
弧を描いたらしい
血が ....
暖かい丘の 暖かい風に抱かれて 僕は眠りたい
幼き日に見た 夢の続きを のんびり見ていたい

    「恋する乙女の 視野は狭くて 困ってしまう」と あいつが言う
    「そんなことは僕には ....
心理さんはココリさんと読む
肩こり首こる背の高いデスクワーカーだ
彼女にはまだ子供がいないので
子供がココリコさんと呼ばれて
いじめられるようなことにはなっていない

心理学に詳しそうな名 ....
頭がかち割れそうな響き

喉が締め付けられるような苦しみ

胸が苦しくなるほどの罪悪感

ナイフで自分を刺したくなる衝動
蒼穹はさらに深く
眩い雲はほのかに流れ行く
若木の緑をそよがす風は
初夏の薫りを匂わせながら
見晴るかす彼方へ消えて行く
雲のまにまにのぞく{ルビ天色=あまいろ}に
いつか見た白い炎が燃え ....
あの
光る目を盗んで
チョコレートを
口へと運ぶ
 
事実
今は授業中なのだけど
私は自分の
欲望に忠実なので
食べてしまう
 
 
生産者が
緑色の板に向かう間は
絶好の ....
丘の上で一匹の
蝶を追いかけていたら
普段はだれも寄りつかぬ
樹海の入口に立っていました
樹海の奥から声がして
その声に誘われるように
ついていくと
大きな沼が目のまえに拡がりました
 ....
 常口アトムの綺麗なお姉さんにアパートの一室を紹介され連れてきてもらった
 3月は雪解けが激しく 道路はぐちゃぐちゃで いたる屋根から水滴がこぼれ落ちていた
 西日が部屋全体に入ってきていて 大き ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
木漏れ日和- 山中 烏 ...自由詩17*07-5-11
人の終焉- doon自由詩5*07-5-11
賛美歌- はじめ自由詩5*07-5-11
今日思った事- テルテル ...自由詩3*07-5-11
行くあてのない列車に乗って- 村木正成自由詩1007-5-10
ゴム- はらだま ...自由詩38*07-5-10
にわとり(返詩)- 山中 烏 ...自由詩9*07-5-10
君の季節- さくらほ自由詩6*07-5-10
それは、もう- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-5-10
アナザーストーリー- 山中 烏 ...自由詩907-5-10
可愛いだけじゃダメかしら- 北大路京 ...自由詩8*07-5-10
話してね!- ペポパン ...自由詩9*07-5-10
明日のために- 436自由詩1*07-5-10
準盲目の青年- はじめ自由詩4*07-5-10
愛。- 狠志自由詩307-5-10
雨のち晴れ- おるふぇ自由詩507-5-10
細胞- ふるる自由詩8*07-5-9
帆船が白い帆をはり・・・- アハウ自由詩407-5-9
空き時間- ペポパン ...自由詩2*07-5-9
砂の城- はな 自由詩29*07-5-9
行方- ロカニク ...自由詩1*07-5-9
広角- あおば自由詩13*07-5-9
真夏日- 水町綜助自由詩29*07-5-9
風に抱かれて- 北大路京 ...自由詩10*07-5-9
心理さん- 楢山孝介自由詩6*07-5-9
衝動- 優羽自由詩3*07-5-9
白昼夢- 未有花自由詩14*07-5-9
いたちごっこ- 山中 烏 ...自由詩8+*07-5-9
土曜日の王国- 村木正成自由詩5*07-5-9
3月の不動産屋に紹介された部屋の日溜まりと外の風景- はじめ自由詩7*07-5-9

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