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ジョセフィン博士からの手紙
一緒に暮らさないかと
絵画の中での潜水をやめ
あの部屋を飛び出した

久しぶりの空は眩しく
新鮮な空気は21世紀
ジョセフィン博士と再会した
友人として感謝 ....
祝いのメロディのなか
少し照れたおまえは
肩をすぼめて優しくゆれている
ななつのロウソクの灯を
遠く、近く
瞳に映して

{引用=
おまえの生まれたときを思い出すよ
(パパ、気絶しち ....
黒揚羽が横断歩道を渡る
触覚から送信された
メッセージをつかまえて
少しばかりのやりとりをした
それが最初で最後
横断歩道はもうない
黒揚羽が暮らす部屋の匂いも
知ることはなかった
裸電球が
割れてしまった
大事に大事にしてたのに
音もたてず
たださらさらと
割れてしまった
治るのだろうか?
否 治らない
治らないのだろうか
否 治る
だから電気だけは灯るので ....
夜が毎日やってきて
ラピスラズリを細かに砕き
私に塗り重ねる
紫陽花は
青から変わることなく
傷みながら
終わりを迎える

君が触れた私の一部が
いつまでも熱を保ち
上手に朽ちる事 ....
はしゃいで飛び込んだプールの底に顔面を泣けるほど打ったけど
涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした

カルピスが痰みたいに絡んだけれど
白くて甘い夏でした

台風で傘が根元から折れたけど
 ....
一人タバコを吸い
息を吐く
昨日はカレーを作った。

お礼に包丁のセットを
貰った
人を紹介して
貰った

人に頼りにされる
ようになった。
遊ばずよく働く
ようになった。
「観月橋」

せせらぎの音は
いつのまにか、ざあざあと鳴り
錆び付いた欄干が
しとどに濡れる紫陽花の、夜

ここには愛づる月もなく
ただ名ばかりの橋が
通わぬこころの代わりに、と ....
この身 一つ

つぶやきは 
虫がすだくように
土に溶ける

空を見ていた 真夏の
いくつもの巡り

また やって来る
胸の入道や
夕刻の驟雨が

どこかで
タブラーがうね ....
てるてるぼうず が
泣いている。

あのこの
てるてるぼうず が
泣いている。

延期になった遠足が
また延期になりそうだから

あのこは
てるてるぼうずを作った。

 ....
 永い永い道を 僕らは 歩いていく
 息を合わせながら 急がずに 手をつなぎ

 甘い甘い朝に 向かって 進んでいく
 肩を並べながら 迷わずに 話しながら

   魔法が解けることのない ....
濡れた陽気に艶やかに貴方の瞳に映りつつ
心ほんのり暖かく 切ない位の色合いで
夕方佇み毎日待つの
私を見ては微笑んで大きく手を広げ
柔らかく撫でてくれる
寂しげな雨もそのときに
穏やかな冷 ....
 詩作以外何もすることは無く その途中 突然夏が呼んでいるような気がして 外へ飛び出し 自転車へ飛び乗った
 君が後ろに乗っているような気分で 長い長い上り坂を必死に漕いでいった
 太陽はギラギラ ....
彼はどこにもいない
会社にだって
公園にだって
トイレにだって
いない
それなのに彼は
どこにもいない植物を
育てている
何のために使うのかは
わからない
でも ....
   新緑はリビングの奥まで染みこみ
  薫風はねこぜとうなじを舐めまわす
             梅雨入り前
  日向と日陰がくっきりと区分された
              広場では
 ....
今、会いたい人がいます
否、ずっと会いたい人がいます

会えない時間が
愛、育てるのさ
と言う流行歌が
昔あったけど

これは
会えると言う確約があるから
成り立つもので

 ....
振り返ったら
影法師しか
あなたの名残は落ちていなかった


雷雨が滑りこむ昼下がり

四角い白い箱の中
些細なことで
笑う
二匹の赤い鈴
あの日
パスタの蝶々結びが
{ ....
 窓辺で育てられた月光の花は
 子どもが{ルビ手折=たお}ってしまわぬよう
 朝日に昇華してゆくのです
 夜になればまた蕾開く


    葉が雨に濡れているのなら
     月が涙を落 ....
かけ足に過ぎなかった

いまでもそれは
よくみえる


ほろにがい
夕暮れの日を
燃え尽くすには
まだ早い

わからないほどに
からまり続けて
いるからね


 ....
じいさんの手
畑仕事に追われて
ごわごわしたごつい手
悪さして殴られると痛い

じいさんの手
病気にかかって
しわしわした柔らかな手
悪さして殴られても痛くない

じいさんの手
 ....
               2007/06/12


クロッカス畑に
クロッキーを植えて
クロッキー、クロッキーと囃し立て
引き籠もったクロッカスのお人形の綽名は
誰が付けたのか付けら ....
ことばにならないこと
ことばにするから
やさしい

かたちをもたないもの
かたちにするから
たのしい

なんでもあるようで
なんにもないせかいと

なんにもないようで
なんでも ....
青空が映った瞳は
力強い光の匂いがする
その目が捕らえるものは
枯れた幹でさえも
息吹きが聞こえてきそうで

夕焼けが映った瞳は
哀愁が漂い
声をかけることすらも
ためらいがちにさせ ....
巨大な波が船を覆い被さって船員達は一気に目が覚めた
 ギラギラと照りつける太陽が眩しい
 船底が水浸しだ
 片足の無い船長に怒鳴りつけられ 船員達は踊る強靱な肉体を動かして水捌けをする
  ....
ジョセフィン博士の勧めで
手紙で紹介された
アパルトマンに引っ越すことにした
もう親離れしなければと

0号室は管理人の夫婦が
1号室からは芸術家の卵たち
ここは芸術を育てる部屋
変わ ....
汽車の終点にて
夜道をゆく
同郷の者は足が早く
陰影が消える

この街路に
カラオケなど一軒もなく
酒を買い
憂いを消して

やがて畦道となり
ワンカップの瓶が転がる
春風が吹 ....
水をいれた空に

星で満たされた大地



ボクはキミと歩き

そして
何ひとつ
うまくいかない

そんな日常の中に
見つけたもの

探して探して
暗い夜道をひとり

歩いて歩いて
やっと

出会えた

君との日々を
宝物にしたいから

 ....
果てしないと儚いの違いが
正直あまり分からない

息を覚えた頃
気付いた
ここにいるべきではない

ではどこへいくのか
どこへいこう
さしあたり
感動したい

ある日感動のあま ....
夏の夜空に輝く星の中に
刹那に煌く
流れ星

煌きは夏の夜空に
消えてなくなり

消え去った後は
人の記憶の中を
ぐるぐる回り

消えあせることなく
きらきらと流れ続ける
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
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