すべてのおすすめ
閉めっぱなしじゃなくて

たまには窓を開けて
空気の入れ換えをしようよ

そうすればなにか違う発想が生まれてくるよ

だから窓を全開にして

外の空気を吸ってみようよ
あなたと 命を分かち合う 夏だ
二人で出そうとした 文芸誌
この夏の熱気に溶けてしまった

文化祭のため夏休みを燃焼させた 八ミリ映画
これが あなたの遺影
あなたのスナップ写真

こ ....
朝になって
公園の湿った土の上に突っ伏していたんじゃないか
雨が上がってむかえる朝のにおいは
ひやりとした黒い土のうえ
収斂していく類のもので
奥に深く潜っていく
噎せ返る速度ににて

 ....
かなしみを優しさにかくし
くらやみに羽をとざしたあなたに


はやく
夜明けが
おとずれますように


優しい羽を
ひろげてとびたてますように
拝啓


やあやあ
初めましての方も
そうでない方も
こんばんは


梅雨特有の
湿り気たっぷりの中
いかがお過ごしですか?


じめじめの空気に
雨の日の
あの優しい ....
いつのまにか
溶け込んでいた、世界と
私との接着面に
体温計をさしてみる
 
ゆっくりと
開いた手のひらと
大気との間
握ることはせず
また、摘まむこともない
 
 
少しずつ ....
けだるく 深く
大気はうねり 
緩い曲線を描く

高曇りの靄に
太陽は弛緩して

街路樹 空をくねらす
小鳥の声 空の波紋
雲は雫で出来ている

まさに夏 夏の昼下がりに
木々 ....
ポーチの中には大切なものがいっぱい
チャックが壊れたのを人のせいにするのはもう嫌
その澄んだ目には青がお似合い
君に光を そう誓うよ

小さい頃の思い出はどうしても消えない
あの星を君のた ....
恋をするなら
声の素敵な子猫を飼って
恋しい 恋しいと啼かせます
一人の夜に膝に抱いて
小さな頭をやさしく撫でて


恋をするなら
おろしたての靴を履き
街をあてもなく歩いてみます
 ....
列車の出入り口近く
一番混みあうところ
何かの手違いか
小さな花が咲いてる
どんなに混んでも
人は花を踏まないようにしている
もしこれが花ではなく
うんこだったとしても
誰も踏まなかっ ....
埃をかぶった辞典を開いて
君に伝えたい言葉を探してみる

学のない頭から出てくる言葉は
ありふれた簡単な単語ばかり

君を勇気づける言葉を知らなくて
根拠も言えず「大丈夫」を繰り返す ....
貧しい村の群衆に紛れ 
無数の足音の下を 
痩せ細った 
病める女が這っていた 

低い目線の前に 
舞う{ルビ砂埃=すなぼこり}の向こうで 
長い間-----  
女が ....
二号館には
幽霊がいる


獅子のような尾を持った犬が
檻の内側から近づいてくる
わたしが檻の中にいるような
錯覚が怖くて目を逸らした

左側の夕焼けが
セキレイの羽音を焼き切る頃 ....
こんなときだから
あなたのこと
思い出してみる

洗いざらしのティーシャツ
良く似合ってた

防波堤にふたり
たたずみ
いつまでも夕陽を眺めてた

はにかみ屋さんで
口下手で
 ....
端と端を重ねる
皺の無い
平たい一面は

矢車菊の
透ける
セイロンブルー越しに

どんな景色も
チタンを含み込んで
深く

人魚の尾ひれを
千切り
旋廻する

気高さ ....
スイッチを入れて
ゆっくりとまわり出す
瞬間が恋だとしたら
スイッチを切るまで止まらない
換気扇はいったい
どれだけのため息を
換気しなければならないだろう
と、扇風機が
首をふりなが ....
いまがいつかわかっているのか

6月といえば、日本は全国的に雨季だ

雨というだけで憂鬱で、湿度は高く、足元は危ない

どうしてこんな時期に、しかも、わざわざ選んでまで

   ― ....
地球の半分を勢力下に置いてしまった
巨大なハリケーン

天空を翔る
黒龍の赤々と輝く画竜点睛

歴史の営みのという織物に
鮮やかに織り出された
謎を問う図柄

潜在的な電圧を保った ....
暗闇に立つ
金の門を抜けると 
石段を下りた{ルビ洞穴=ほらあな}に 
横たわる{ルビ棺=ひつぎ}があり 
三日前に死んだその人は 
音も無く立ち上がる 

茨の冠を額に巻き 
槍に刺 ....
自分で決めれば
そこが
スタートに
なる



スタートラインは
つくるもの



誰かのつくる
スタートラインは
君の
それじゃ
ない



スタート ....
隣の家の畑から
一輪の花が
「おはようございます」
挨拶をした

それは隣の家の
おばあちゃんの声に
そっくりで

腰は少し曲がっている
お辞儀草みたい
ちょん、と触ると
にこ ....
           梅雨空が
あさぎいろに変色しはじめるのは
          いいもんだ
  たとえ群青色にならなくとも

         散策の途次で
   草いきれが臭ってくる ....
子沢山の家に
末っ子の鼻垂れ
多分食べていると思う
かんでもかんでも出てくる

腹をすかせ
食べ物に飛びついてくる
生存競争
お姉ちゃんがおしめ替える

朝のトイレも大変
とにか ....
― 太陽は人気者でした。




 それはそうだよ

 だって、僕がいなくちゃ生命そのものが存在しないんだから。


 見てごらん

 みんなが僕を慕ってる


 作 ....
剣、と
よぶのを避けたくて
声はひとつの
武装と知った

ちいさな胸を
軋ませてゆく重みが
町だとするならば
すべての指が
ともされる


祈りのなかを風は、
振り返 ....
人で溢れる駅前の交差点
無造作に張られた映画のポスター
二人で決めたいつもの待ち合わせ場所


先に着いた僕が君を待つのもいつものこと
時計の針のもどかしさ
いつまで経ってもなれない ....
詩を書くのが大好きな僕は
 真夜中だって夢中になって書いちゃうよ
 君を創るのは僕だからね
 君の街の酒屋でペンと紙で作曲するように詩を書いていれば
 君が中央の机の上で踊り出す
 人々 ....
こんなことがあってね
あんなことがあってね
生活がどうにもならなくてね
愛した人と別れてね

こんなことができなくてね
あんなことが叶わなくて
考えに来たんだ ....
降りしきる 
スコールみたいな哀しみを 
突き抜けてゆく 
Poetry

暴力の間に 
道を切り開く 
見えない力の 
Poetry

愛欲の沼に溺れ 
腐った{ルビ屑=くず} ....
同じ空の下で
月に向かって涙を流し
あなたを思うのはこんな時ばかりでした

結局何も私の中で整理出来なくて
ただ今を精一杯見つめることしか出来ない

これからの道は私が眠りに着くまで ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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eden- 服部 剛自由詩8*07-6-27
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