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何度と俺は、この坂道を、上り下りしたものか。

旧街道の家々に、時に幸福、時に不幸を思いつつ、
夏は太陽よりも美しく、冬は月よりも{ルビ哀愁=かなしみ}をもち、
山の緑は、こうも愚かな我らのこ ....
遠雷が止み
雨の最初の一滴が落ちるまでの
僅かな静寂に
こころ、ふと無になり
空の灰色を吸い込む

程なく落ち始めた雨粒に
再びこころには
水の班模様が出来て
潤う、のでなく
惑う ....
貴方をおぶうかけ言葉は
123、223。の六拍子。
給料はいくら?
宗教は?と聞く。

君はワンと言っておどける
ジュース1本で買収される
「私は...なのよ!」と話される。
ちょっと ....
床屋で散髪中マスターに
『あ!』って言われる事ってあるよね?
僕はあるんだ。


基本的にじゃんけんでパーを出す事を見抜かれ
パーマンと名づけらる事ってあるよね?
僕はあるんだ。

 ....
真っ白な 世界に行きたい
一度だけで かまわないから
何もない ただの 白い世界に行きたい

私は 何者でもなくて
白くもなくて
黒くもなくて
中途半端なままに
エゴを 抱き続けている ....
どこかに逃すために 
ついた
ため息が

横隔膜の辺り
胸の底で跳ね返ってきて

鼻の奥で膨れ上がる

   ぼわん

   ぼわん

膨れ上がって
こみあげる

涙の ....
溢れでるものが 涙だけならば
錆びたナイフで故意に 傷つけたりしない

優しい感触で こぼれ落ちるなら
汚れた手を翳して 罪を重ねたりしない

ときどきは 昔のように あなたを想ってる
 ....
最後に降った
雪の日のことを
思い出そうとして
思い出せなくて

そこからようやく
なつかしさが
訪れました


うしなったわけではなく
戻りたいわけでもない

いつだっ ....
この太陽系
惑星が司る
それぞれの表情

惑星の発見は
人類の新たな可能性を示す
同時に悪しき
カルマの噴出になることもあり得る

世の占星術たちは
惑星の発見と同時に
その時代 ....
君がおばあちゃんになったら
若い頃にデートで
よく行ったあの海に
連れて行ってあげる

あの頃と変わらない
でも何か違う
そんな景色が
二人を迎えてくれるから

遠い異国から
波 ....
秋が終わりを迎え 冬の到来と共に雪が降り始めると僕の高校では自転車通学からバス通学へと変わる
 凍てつく寒さを堪え毎日眠たい体を震わせながら 停留所まで歩いていってそれ一本しかないバスに乗る
 ....
ずっと
船に乗ってた
訳も分からず
切符を持っていたものだから

夜空が美しい
けれど夜が汚い
信じていた
その濃色を

波が輝いている
チェロの音色が聞こえてくる
離さない
 ....
光と影の悪戯な満ち引きに操られるように
僕の足は急いだり止まったり

そして派手に曲がった{ルビ歪=いびつ}な足跡が
僕のたましい

美しい汚れと汚れた美しさの
どちらにも触れながら首を ....
抜け殻
風にそよいで色あせていく毛皮からでたりはいったりするたましい
水たまりのわだちで
のぼりたての太陽がぼんやりと揺れている


ハレルヤ
ハレルヤ

ハローしんせつなサマリアの ....
    医学では原因不明のことを
 特発性とか本態性とかいうそうだ
    これはそのひとにとっては
          偶然性なのか
            それとも
     必然性のも ....
ビール片手に
腹を叩く
舌を出して
笑っていら

愛を語ったった
あの日
あの娘
その後どうだい

明日は2人と
待ち合わせ
その後友達と
お食事だ。
五月のありふれた憂鬱に
からみついた幻

信じ切れない言葉が
ぼくの足首から離れたら
待ち合わせの場所で
君を待つとしよう

電線で休んでいる鳥は
手招きをするように
羽を広げ 羽 ....
ねえねえ。
イヌよりもネコ系が好きだよね?

うん。
あなたってイヌ系だね。

はは。
手強いなあ君は。



ねえねえ。
映画好きだよね?

うん。
一人で観に行くのが ....
地下の心地はいいものだ。
ひんやり、固い、やすらぎの街。
がたんごとん、きい、てくてくの音。

―実に、よい。

無心とはまさに、{ルビ地下=ここ}にあるんだ。
欲望なんて、{ルビ地下= ....
診察室は楽園で 白黒ピエロが唄うのさ
受け取る耳は いつしか言葉にならない悦びを

この世の生物じゃないんだろ 翼の折れた天使とか
はぐれた悪魔の落とし子とか それによく似たもんだろ

大 ....
さかずきが、
まわる


 ひとづてに咲く
 ゆめまぼろし
 を
 
 裂いては遠のく
 かなしげな、
 さめ


ゆびさきに乗る
花びらが、
よる

わから ....
 君の家は君以外誰もいない
 僕は毎日のように朝早くから君の家にいて夜遅く帰る
 家の周りには草が生い茂り 花が咲き誇っている
 僕はきまって上下白の服装で来なければならない ベルトも靴も白でな ....
虹色の服を着た少年が 
壁をよじ登る 

若い母は 
きゅっ と眉をしかめ 
平手で幼い尻を 
幾度も叩く 

( 次男坊は、黙って菓子を、食べていた ) 

母の隣に座らされた少 ....
まだ名前のついていないあの星に
好きな名前をつけてみようか

「愛」
それじゃきれいすぎるかな
「酒」
なんだか下世話なムードだな
「ポチ」
それもちょっと違う気がする
「M69星雲 ....
そこにいても

いいんでしょうか?

私は

私で

いていいんでしょうか?




よくわからない




素晴らしく



憂鬱な気分な

こんな
 ....
プロペラが分裂していく
男の目の前の
さらに前時代に

雨が降って椅子ができた
その椅子に男が一人
座って森を見ている

何を見た
プロペラでできているのに

男は台の上にのぼり ....
たぐりよせてみれば
それは
余りにも細く、また
強い一筋
 
 (深い闇の中から)
 
まさにすがるようにして
誰もがその一筋を
必死に、必死に
自らの手中に
収めようとする
 ....
 日曜の午後 
 鎌倉の喫茶店で 
 「 詩人の肖像 」 
 という本を読んでいた 

 店内の天井から 
 ぴったりと静止した 
 サーカスのブランコのように 
 ぶら下がる 
  ....
加茂川に沿って 北へ歩いた
水の流れに 逆らいながら

そしたら HAPPY WALKING中に 恋の始まり
Kiss Me Kiss Me Kiss Me 浅き夢みし
OK ラッキー ハッ ....
海が みえるよ
海が みえるから

砂浜に座って
雨が降るのを待っている

海に
海に
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
街道- 蔦谷たつ ...自由詩5*07-5-16
雨の伝う肩が- 銀猫自由詩22*07-5-15
詩人の貴方と- ペポパン ...自由詩3*07-5-15
僕はあるんだ。- もののあ ...自由詩9*07-5-15
ホワイト・コンプレックス- 麻生ゆり自由詩8*07-5-15
我慢- さち自由詩7*07-5-15
錆びたナイフ- 北大路京 ...自由詩16*07-5-15
最後の雪- 千波 一 ...自由詩14*07-5-15
惑星のカルマ- アハウ自由詩307-5-15
いつかの海へ- おるふぇ自由詩307-5-15
恋のラヴ・ソング- はじめ自由詩5*07-5-15
残映- ロカニク ...自由詩607-5-14
首をかしげて- 松本 涼自由詩1007-5-14
カジノ- モリマサ ...自由詩507-5-14
whistle(6)- 信天翁自由詩207-5-14
何が悪い?- ペポパン ...自由詩3*07-5-14
まちあわせ- しでん自由詩4*07-5-14
ねえねえ。- もののあ ...自由詩5*07-5-14
思案虞理楽(君のための詩です)- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-5-14
混沌〜罪と救いの詩- 北大路京 ...自由詩7*07-5-14
浮島- 千波 一 ...自由詩13*07-5-14
日常- はじめ自由詩4*07-5-14
虹色の少年_- 服部 剛自由詩11*07-5-14
詩人の星☆- おるふぇ自由詩207-5-13
存在意義- 水平線自由詩107-5-13
泣きながら完璧に- ロカニク ...自由詩207-5-13
蜘蛛の糸- 山中 烏 ...自由詩9*07-5-13
桜吹雪_- 服部 剛自由詩907-5-13
京都テレパシー- 北大路京 ...自由詩5*07-5-13
- 佐藤伊織自由詩4*07-5-13

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