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水をふくんだ枝 
水をふくんだ花 
水をふくんだ土 

山を流れる川のほとり 
岩肌を覆い
染み渡る水に喜び
起き上がった 
無数の苔 

( か細い茎から
( 見えない胞子 
 ....
黄金のけだるい 午後
芽吹きの 呼ばわる メタモルフォーゼ
祝典の空に

春 大いに叫び
人と社会を 呼ぶ

激烈の春の陣列はパステルカラー
もう そこまで 来て

盛り上がり
 ....
もう会うことはできない
話を聞くこともできない
ピアノを弾くことができない
もう顔を見ることができない

無言電話をされ
匿名でラブレター
ココスでデート
友達まで連れて来て

足 ....
仄白く明けてゆく空と
暦の眠りから覚めた蕾が
共鳴して
三月の和音を弾く

冬を忘れた陽射しは甘く
僅かに紅を挿した絹の切れ端に
はなびら、の名を与える

こころにある哀しみや空洞を ....
ただいま
遅くなっちゃってごめんね
上司に残業任されちゃってさ
あんな奴消えちゃえばいいのにね

Deleteボタン一発で

ごめんね
くだらない話はこれくらいにしよう
 ....
風のゆくえに
はぐれたのなら
含ませ過ぎた胸に手を

どうでもいいと言い捨てるには
あまりに一途な
朝です、
誰も

いつの日も



 気がつくためには
 やわらかく ....
さくら さくら
あの人を返しておくれ
さくら さくら
私の元に戻しておくれ

さくら さくら
女の業が咲き乱れ
さくら さくら
今宵私は鬼になる


満開の桜の花の下
額に蝋燭 ....
 冷や冷やとする冷たく濃密な乳白色の霧が辺りに立ち込めている
 雲と同化している為僕は逃げ場を失った気分だ
 吸う空気が水蒸気化して咳き込む
 この霧は何処まで続いているんだろう?
 兄貴達は ....
宇宙旅行にでてみよう

銀河なんて小さなもんだよ
彼女はきっと映画のような
景色を期待しているはずだ

天の川には人はいないぜ
神話の世界は現実逃避
月がきれいだ君は衛星
それでも地 ....
「春待ち」


春を待っています
もうずいぶん長いこと
幸せとか よろこびだとか
そうゆう精神的な春じゃなくて、

もう今年は十一月から待っています
つまり、去年からずっと
暖冬と ....
かたこと かたこと
僕の心臓が
どれだけ綺麗に
リズムを刻んでも

かたこと かたこと
僕の時間が
いつでも綺麗に
並んでいる訳じゃない

空は鈍い曇りだし
降るはずの雨は降らな ....
白く鮮やかに咲きほこる、
一本のモクレンの木の孤独を、わたしは、
知ろうとしたことがあるだろうか。
たとえば、塞がれた左耳のなかを、
夥しいいのちが通り抜ける、
鎮まりゆく潜在の原野が、かた ....
デキる上司と デキる後輩に挟まれて 
「まじめに生きてますよ」と 今日も一生懸命な姿だけでもアピール

上司に媚売るぐらいじゃ 出世できない御時世です
胃も荒れて なにもかも悪くなるばかり 
 ....
いまここに
来たるべき夜の紺青は
誰しもの
奥深くに眠る
逃れられない
悲哀の色をして


春はいつのときも
悲しみ覚えたかたちを
おぼろに映すから
すこし涙もろくなる

さ ....
  


不在に打ち震えとんのや
誰もかれもが
ひとりや


コップ、まだ洗い終わってへんねんって、
やめろって、水かけんぞ、ボケ


AIWAのCDデッキに
ジャック・ジョ ....
 ひりひりとした皮膚の隙間から
 言葉や感情が飛び出していく
 熱を帯びた体はなすすべもなく
 意識の遠のきかけた瞬間にまた
 大事にしていた言葉一欠 飛んでいった
 
 空に溶けていった ....
たかいとてもたかいところで
鐘が鳴って
響いてふるえ
始まったんだろ
どんどん共鳴して
音があたるから
どんな形かわかって
反響して
わかってきて
まだ目もひらいてないけど
柔らか ....
「あれ?黒髪に戻したんだ?」
「うん、就活が忙しいからね…」
オシャレに余念の無かったあいつも
忙しさのあまり我を忘れている

「あれ?ピアス塞いだんだ?」
「うん、そろそろ卒業 ....
新緑の歩調に
風のブーケが踊る
朝が来たのなら
花通りの空の
あたらしい風で顔を洗おう

うららかな候は
群青の筆をとり
太陽を描き始めた花の街へ
きみは、ハイカラに萌えて
モダン ....
鬼籍のオヤジが生前自慢していた
「オレは覚え易い千九百年生まれだ」と
息子のセガレも自慢げに喋っていた
「オレの齢も昭和の年号と一緒だ」と
だが平成になって
セガレの口癖は不通となった
ま ....
 砂時計という名の{ルビ幽閉=ゆうへい}を描くべき色彩に迷い、
 指先ひとつで幾度も幾度も
 流れをもてあそんで
 みる

 (ここは、アトリエ・スロウ
 (時の許しに並ぶ場所

 ....
グレープフルーツ、を{ルビ啜=すす}ると
ゆびさきやら舌先やら
なぜだかきみを、
おもいだして

グレープフルーツ、か
それとも、ぼく、か
においのあふれる
部屋になる

 ....
   やさしさもみんな抜け落ちて
   そいつはセーヌの流れに消えた





キリストマリアを引っかいて
破れた爪で十字を切った

 ....
 無数の雪片の一つが僕の熱を帯びた唇に溶けていく
 綿雪が降りしきる夜 綿雪が降るさんさんさん…という音だけ聞こえる 暗黒の幽冥
 外灯が一本向こうに立っているだけだ
 ここがどこだか分からない ....
             2007/03/24
まあいいかと言いながら
バイクのエンジンを吹かす
アクセルを吹かすというのが
普通の言い方だと思うのだけと
アクセルは制御のための付属物だ
 ....
三月も残り僅かとなり
ほころびかけていた桜の花も
一輪また一輪と開き始めてきました
桜の花が満開となり
その花が散り始めると
思いだす事があります


由美子姉さんとは実家も近所で ....
人は己の踏み締めた足跡に人生を見る
しかし踏み潰したものを見ることはない
見つめれば脚を踏み出せず
歩を進めれば踏み潰さざるを得ない
人が脚を持ちそれがまた
踏みにじる罪深さから逃れられない ....
くるぶしの水位で哀しみが満ちているので

じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ

とっても歩きづらい


どうせなら肩くらいまで浸かっちゃえたら

のんびり平泳ぎでいくのにな
雨上がりの高尾山 
散策の一行は
山を愛するおばちゃんのガイドに 
耳を傾けながら 
濡れた山道を往く 

ある者は 
ひとすじの細い茎の上に
寄り添い
束ねられた家族のよう咲く 
 ....
花はピンクに咲いている
木々はプリズムに映えている
だがゆめはいつしかおらと浮気する

木漏れ日がまぶしい
空の変身がうらやましい
だがゆめはいつしかおらと離婚する

街の四つ角で信号 ....
ぽえむ君さんの自由詩おすすめリスト(5360)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しずく_- 服部 剛自由詩5*07-3-28
春の叫び- アハウ自由詩5*07-3-28
夢見るトンボ- ペポパン ...自由詩3*07-3-28
春の和音- 銀猫自由詩25*07-3-28
- 1486 106自由詩5*07-3-28
朝露- 千波 一 ...自由詩15*07-3-28
桜鬼- 未有花自由詩12*07-3-28
五里霧中- はじめ自由詩2*07-3-28
ソニック- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-3-28
「春待ち」- ソティロ自由詩5*07-3-28
かたこと_かたこと- 松本 涼自由詩1107-3-27
三月の手紙__デッサン- 前田ふむ ...自由詩32*07-3-27
さらりぃまん- 北大路京 ...自由詩7*07-3-27
夜光- LEO自由詩36*07-3-27
コパ・カバーナに連れてって- はらだま ...自由詩11*07-3-27
蒸発- 茉莉香自由詩6*07-3-27
空気見てるみたいに音の中に- 水町綜助自由詩16*07-3-27
茶髪- 1486 106自由詩9*07-3-27
印象派- たね。自由詩9*07-3-27
confession- 信天翁自由詩207-3-27
アトリエ・スロウ- 千波 一 ...自由詩18*07-3-27
グレープフルーツ- 千波 一 ...自由詩17*07-3-27
消えろ- 水在らあ ...自由詩3207-3-27
三つの次元- はじめ自由詩3*07-3-27
まあいいか- あおば自由詩12*07-3-27
さ_く_ら- 川口 掌自由詩18*07-3-26
駆け巡る悲しみの果てに- アマル・ ...自由詩11*07-3-26
水位- 松本 涼自由詩1007-3-26
山の子供達_〜高尾山にて〜_- 服部 剛自由詩807-3-26
交差点- 信天翁自由詩307-3-26

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