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歌い慣れた唄を口づさみながら
家路につく
いつもの通りの
ごみ捨て場のごみの上
猫が2匹お喋りをしていた
{引用=何かご馳走はあったかい?
いやいや、たいしたものはありゃし ....
おばばから聞いたお話
ちょっと根暗な少年のお話
昔々あるところに それはそれは暗い少年が居たそうな
毎日毎日考えることは悪いことばかり
{引用=皆、俺を嫌ってる。
明日死ぬ ....
夕焼け空を見て
胸に何かが込み上げる
少年はそれを言葉にできなくて
とりあえず 叫んでみた
ふと我に返り 辺りを見回す
恐らく あの空より赤い顔隠して
家まで走って行った
....
雪どけに 我見つけんと 友往きて
背中押す我 未だ雪中
足はいつも言う
君がいないかったら
僕はいつも傷だらけだよ
靴はいつも言う
君が居なかったら僕は産まれてこなかった
お出掛けするときはいつも一緒
足と靴は仲良し ....
波に揺られど 私は私
見分けのつかぬ たった一粒の砂だとしても
私は石ころである
時には道端を転がり
時には水面を駆け抜け
時には水に沈み
時には・・・
私は石ころである
時には窓を突き破り
時には人様の顔面にぶち当たり
時には車に激突 ....