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悲しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんなところに立っていた
そしてそこから
根が生えたように
動けなくなってしまった

春 夏 秋 冬
 春 夏 秋 冬 と
どれくらいの時が経っ ....
コンビニから車の列を見ていた
それは果てしなく続いていた
果てしなく・・・

所詮自分の人生は
自分で引き受けるしかないのだから
強くなるしかない
強くなるには
一人では駄目だ
誰か ....
青い青い大空を見上げるのは
人を恨むためじゃない
広い広い大海原を見るのは
人を憎むためじゃない
大きな大きな樹を見上げるのは
人を裏切るためじゃない
人が生きているのは
苦しむためじゃ ....
許せない
許せない
そう思い詰めて
12年も経ってしまった

恨む心が
生きる力を蝕んでいく
憎む心が
生きる力を削ぎ落としていく
いつの間にか
いつの間にか
私はこんなところま ....
精神科で診察を待っていると
世界の涯てまで来ちまったなぁと思う
しゃがんで煙草を吸う少女
無気力な眼で空を見つめるおばさん
この風景の中に私もいる

悲しんでも悲しんでも
時間はもとに戻 ....
それでも人生にYESと言う
摩耗していくだけの人生に
磨り減っていくだけの人生に
果てなき消耗戦の人生に
逆転など有り得ない人生に
それでも人生にYESと言う
何度でも言う
人生に意味は ....
もう君の見ている風景に
僕は居ないのかも知れないけど
僕の見ている風景に
君がいつも居るんだよ
強い強い風の中
白いワンピースをひるがえして
一人立っている

大人になると言う事は
 ....
蒼い蒼い秋の空の下
地の涯から
君の名を喚ぶ

蒼い蒼い秋の空の下
地の涯から
君の名を叫ぶ

叫べども
叫べども
声は届かず
蒼い蒼い秋の空に消えていく

空は遠く
蒼く ....
いじけていてもしょうがないから
しゃんと背を伸ばして立っていよう
この青い青い空の下
大きな大きな樹のように

この時代に生まれた
幸福と不幸を見つめて
大きな大きな根を張ろう
やがて ....
こんなに濁った
こころ

からだ
だけど

せめて死ぬ時は
僕のいのちは水色に澄み
すべてを識る事になればと
願う

あついあつい夏の日
しろいしろい入道雲の下
祈る
私が死ぬ時
はじめて言葉は息を吹きかえすだろう
私が言葉に命を捧げる時
はじめて言葉はよみがえるだろう
私の身体が消滅する時
はじめて言葉は受肉するだろう
書けないなら
書けないと書かね ....
若き翼は
血を流して翔ぶ
悲しみを糧にして翔ぶ
それは誰にも止められない
止められないんだ

仮に太陽に焼かれ
地に堕ちたとしても
翔んだ事実は残る
俺はあそこまで行ったのだと

 ....
先人は言った
「高く翔べ」
「真っ直ぐ翔べ」
「ゆっくり翔べ」
しかし私は
ゆっくりとは翔べなかった
あまりにも
あまりにも生き急いでしまった

堕ちた翼は
折れた翼は
二度と翔 ....
人生には光が差す瞬間がある
誰もがそれを待ち望んでいる
狂おしいまでに待ち焦がれている
人生には光が差す瞬間がある
どんな闇にもそれは届く
聖哲曰く
「100千万億年闇に包まれた場所でも
 ....
現実というものの
この重さ
この哀しみ
どう乗り越えていこう
私は立ち塞がる壁を前に
声をあげることすらできないでいる

「光あるうちに光の中を歩め」トルストイ
私の胸に響きわたる言葉 ....
詩を書かなくなった詩人を見て思う
ああ君は満たされたんだね
だから詩を書かないんだね
いいよ
僕は
人生のど真ん中で
一所懸命生きているから
いつでももどっておいで
五月の蒼い蒼い空の ....
ただ光のみ求め歩いていた
右手には闇
左手にも闇
光の道は永遠に続く
ただ光のみ求め歩いていた
哀しくなっても
歩み自体は止めなかった
苦しくても
くさらずにいようと決めた
ただ光の ....
大型ショッピングモールを歩いていた
なぜ生きるのだろう
そう考えた時
心がしんと冷えた
なぜ生きるのだろう
なぜ生きるのだろう
とりあえず今日のめしを確保するため
働くけど

感謝そ ....
41年
生きてきてわかったことは
時は流れるということ
だから焦らなくていい
焦らなくていいよ
どんな失敗も
やがて笑い話にかわる

41年
生きてきてわかったことは
忍耐強く生き ....
心の芯に哀しみがある
それがどうしても声にならない

岐阜駅から長良川まで歩く
今日は少し増水している
空は曇り
私の心も曇ったまま

心がしんと冷えて
命の底を視てみると
どす黒 ....
死ぬまで生きるしかない
兎に角死ぬまで生きるしかない
どうせ生きるのなら
清らかに、力強く生きたい
青空には虹が見えるじゃないか
近づくと消えるけど
虹は確かに見える
僕たちの生と死みた ....
巡り来る春
桜が満開に咲くのを観ると
いろんなことが
どうでもよくなります
あなたへの怨みも
忘れました
生きていると
怨みや憎しみが
積もり積もっていくものですが
それより大切なこ ....
どうしても
どうしても越えなければ
ならない壁がある
それが今だ
翼は手折られても
もう一度
もう一度生える
どうしても
どうしても越えなければ
ならない空がある
それが今だ
瞳 ....
偏狭なドグマに囚われることなく
この信仰に生き抜きたい
勇気を持つこと自体が
この信仰の目的だから

偏見に囚われることなく
感受性豊かに生き抜きたい
こころ豊かに生きること自体が
こ ....
哀しみを終わらせたい
だが何処に行けばいい?
どの思い出も
哀しみを終わらせることはできない
生きている以上
哀しみはつきまとうから
それ以上の強さを
強さを下さい
いや
私の中に強 ....
激しい飢えがある
研ぎ澄まされた刀に
腹をえぐられるような
鋭い痛みがある
確かに俺は致命傷を受けた
でもこんなんじゃ終わらない
終われないんだ
運命が俺に挑戦するなら
俺が運命に復讐 ....
空がどこまでもどこまでも蒼いように
人はどこまでもどこまでも哀しい
朝焼けがどこまでもどこまでも赤いように
人はどこまでもどこまでもいとおしい
僕は生きますか?
僕は生きますか?
今日も僕 ....
哀しみは秋の日差しのように
ポロポロ
ポロポロ
こぼれるけど
いつまでこぼれるだろう
どこまでこぼれるだろう
哀しみは河の流れのように
サラサラ
サラサラ
流れるけど
いつまで流れ ....
こんな
どこにでもあるような
ありふれた恋

こんな小さな恋でも
命をかける
覚悟無くしては
恋とは言えない

君を愛するのなら
全生命をかけた
祈りを捧げよう
君のまぼろしで ....
愛するとは
私の全人格をかけた戦いであり
私の躰のどこを切っても血が流れるように
私の人格のどこを切っても愛が溢れるようでなければならない
それは命の内側から人を愛するということ
ひとりの人 ....
夏美かをるさんの渡辺亘さんおすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬に- 渡辺亘自由詩316-1-12
無題- 渡辺亘自由詩416-1-5
祈り- 渡辺亘自由詩415-12-18
生きる命をとりもどす- 渡辺亘自由詩315-12-15
世界の涯て- 渡辺亘自由詩915-11-19
果てなき消耗戦の果てに- 渡辺亘自由詩315-9-17
繋がらない三連の詩_或いは呟き- 渡辺亘自由詩515-9-11
蒼い秋の空の下- 渡辺亘自由詩315-9-2
無題- 渡辺亘自由詩415-8-25
入道雲- 渡辺亘自由詩515-8-13
無題- 渡辺亘自由詩415-7-24
Fly_high- 渡辺亘自由詩415-7-19
Fly__high- 渡辺亘自由詩315-6-22
光あるうちに光の中を歩め- 渡辺亘自由詩215-6-9
光あるうちに光の中を歩め- 渡辺亘自由詩3+15-5-22
蒼い- 渡辺亘自由詩315-5-20
光あるうちに光の中を歩め- 渡辺亘自由詩415-5-16
哀しみは河の流れのように- 渡辺亘自由詩415-5-15
時は流れる- 渡辺亘自由詩515-5-13
太陽- 渡辺亘自由詩1015-4-19
- 渡辺亘自由詩615-4-16
満開の桜の下で- 渡辺亘自由詩315-4-1
Fly_high- 渡辺亘自由詩415-3-23
信仰- 渡辺亘自由詩215-2-25
Fly_high- 渡辺亘自由詩215-1-13
張り倒す- 渡辺亘自由詩614-11-18
問い- 渡辺亘自由詩814-10-22
後ろ姿- 渡辺亘自由詩1214-9-8
無題- 渡辺亘自由詩314-4-25
断片- 渡辺亘自由詩214-1-14

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