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目の痒み 天に蔓延(はびこ)る春霞
イヤイヤ 踊り
ヒソヒソ 話し
ハラハラ 散るらむ
花びらたちは地面に広がり、お喋りを始めている。人間達にジロジロ見られるのも、愛想笑いをするのも、 ....
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花開き遠く煙りて 桃色の雲と見紛う春霞かな
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色黒だって匂いだけでつられてく 花の香りを打ち消しながら
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花見酒 宴たけなわで切ったもの 仕舞い ....
キリ/サク 無気力な朔月
キリ/サク 伐り株に咲く
キリ/サク 錐を交錯させ
キリ/サク 切り傷を裂く
ひとりきりの桜 キリ/サク
葦切が作曲する キリ/サク
麒麟の策略から キリ/サ ....
ぶどう酒の紫を薄めた色水で、水彩画の恋を。
あなたの隣で咲き続けたかった花、
グロキシニア。
艶やかに、しかし慎ましやかに、
絶やさなかった微笑み。
逃れたくて、
刻まれたものから ....
二杯目の生卵入りビタミン飲料を作ろうとしていた祖父は
祖母に見つかり
一日一杯とお医者さんに言われているでしょう とたしなめられていた
平和とは何かしら
終戦直後に生まれた母は
街に ....
古ぼけたルノー
牛久のロングブラック
夢乗せたバンの500%の駆動は
5年経ち
とうとう銀河鉄道の軌道に乗った
遠く手を振る私に
ホゼさんはピンクの宇宙ステーションで
星屑を煎ってい ....
大王の庭の千年実のカカオを使って、美ら海の風薫るサトウキビの黒糖を溶かして、天使の涙を一雫。ペンギンが滑り台した氷山から作ったパウダーシュガーをかけたマウント・ショコラ
(大口を開けて
歯を ....
ねこ はしる
港の魚をかっさらい
いちもくさんに
かけぬける
ねこ はしる
ねこ はしる
あの娘のおしりを追いかけて
わきめもふらず
かけていく
ねこ はしる
ねこ はしる ....
緑色の雨が降りしきる
世界が寝静まる夜更け
聞こえない雨音の
ひどく透明な反響
苔はひたひたと眠る
緑色の雨に抱かれて
眠れない誰かさんの代わりに
私はハーブティーを淹れ
....
立ち昇らせなければいけないんだよ 僕の世界を
主に届くためには
そらの果ての向こうの裏側までも
あなたの空想など とうに破らなければ
決して完成させてはいけないんだ
....
◯ 梅ヶ枝餅→花餅→(雪見だいふく→さくらんぼ餅→安倍川餅)→玉椿→花びら餅
枝垂れ梅の下
並んで歩く
梅のかむざし染まるほほ
(初恋は梅ヶ枝餅の味がしたような、
しなかったよ ....
紫煙を燻らす人が美しいのは
呑み込んだ
言葉にできない想いや
ぐっとこらえた言葉を
煙まじりに
昇華させて
弔って
その煙は
....
箱に投げ入れられた。
白銅と青銅とに当たったから、鈍い音を立ててしまった。
不時着。箱の向こうに。
お神楽の鈴祓いが聞こえる。
人混みで到底、届いたものではなかった。
僕のランクだと ....
*
蓋をした心のすぐそば、吹き溜まる感情の渦が
縄張りを広げている。
やがて渦が傷を付けて、
肉腫となり生み出される
ふたつめの心。
夕方五時のサイレン
あの角を曲がると ....
I love you
烏の濡れ羽色の夜空に朔旦の月
見つめればピエロの薄い口元が新月の顔面に幻と浮かびあがる
吹けば 飛ぶよな 眉月のよな
収穫後の雪降りしきる田圃には濡れたエボニーの ....
ただのみきやさんのとよよんさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
散桜
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とよよん
自由詩
6*
15-4-12
タンカ詩「サクラ」
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とよよん
自由詩
4*
15-4-1
お題「キリ/サク」(即興ゴルコンダ(仮)投稿作)
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とよよん
自由詩
4*
15-3-26
グロパンジュ
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とよよん
自由詩
4*
15-3-7
祖父の水筒
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とよよん
自由詩
7*
15-2-26
流星5光年
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とよよん
自由詩
5*
15-2-13
バレンタインpoem
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とよよん
自由詩
7*
15-2-12
ねこ_はしる
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とよよん
自由詩
3*
15-1-30
緑雨
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とよよん
自由詩
6*
15-1-28
無限層楼
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とよよん
自由詩
4*
15-1-24
お餅バリエを盛り込みながらの_餅→宇宙_スペクタクル連詩風味
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とよよん
自由詩
8*
15-1-18
タバコ
-
とよよん
自由詩
8*
15-1-8
ご縁玉
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とよよん
自由詩
5*
15-1-3
心の蓋トリオ
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とよよん
自由詩
2*
14-12-29
Sail_to_the_moon_and_back
-
とよよん
自由詩
3*
14-12-21
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