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さみしいわけじゃないけれど、
なんとなく、
だれかに、会いたい、
だれか、知らない人と、
知り合いたい気分になった。
でも、じつは、
ただの性欲なのかもしれない。
何軒か、
デリに電話 ....
彼女のご両親に、
挨拶に行った。
なんかのイベントのとき、
雨が降ることが、そう言えば多いので、
ぼくは雨男なのかもしれいないと、
傘を持って、
部屋を出るときに思った。

5000円 ....
やっと、二ヶ月以上、
入院してた彼女が退院して、
来週、
向こうの親に、挨拶に行くことにした。
人間、いつかはいい時代がくると信じないと、
生きて行けないのだろうけれど、
いつもやることは ....
もし、ぼくが、
もっとふつうに働いて、
浪費家じゃなかったら、
きっと、二千万円は貯まっていたよ、
と、ぼくのほんとうの浪費癖も知らないで、
彼女は言うのだ。

二千万円あれば、
結婚 ....
他の女の子よりも、
三千円高い女を呼んでみた
出勤表から消えていたので、
てっきりキャンセルだと思って、
他の女の子を写真であたっていたら、
ふつうに22時過ぎに行きますということだった ....
妊娠悪阻ということで、
一週間ぶりに病院へ行くと、
点滴は、24時間で、
4本取り替えるらしい。
彼女は、ほとんど、口も聞けないほど衰弱している。


「なんか話して」と言うので、
 ....
ぼくはずっと、
ぼくという人間が、夢見たことや、
苦しみが報われたり、
いつか救われたいと願うことが、
すべて、
恋愛によって明らかになるものだと、
信じてきたようなところがある。
 ....
商店街も夜の十時を過ぎると、
シャッターががしゃんと下りていて、
さみしすぎるこころもよく感じられないまま、
彼女を自転車のうしろに乗せて、
ゆるいのぼりざかを、
声を合わせて、
よいしょ ....
落語を聞きに行くのが、
今は、楽しくてしょうがない、そうゆう時期なのだろう。
初心者だから、
いろんな噺に、初めて当たるのが、
小学生の頃の、
ガチャガチャみたいに楽しい。

今日は ....
ぼくの人生は、ずっと、
下方修正のみしてきました。
生まれたときには、かわゆさのあまり、
きっと知らない国の王子様として拾われるはずだったに、
違いないのです。
みっつのころにものごころ ....
本棚を、好きな本だけで、
埋めてしまえば、
ぼくとゆう人間が、それで、
できあがるといい。
ところが、
彼女の家には、本どころか、
雑誌すら、一冊もない。
安っぽい家具、
ピンクの ....
六本木一丁目の駅から、
スペイン坂をのぼり、
それから、
桜坂へ向かう歩道橋で、
夜桜のまっただなかに。
ぼくは、
何度目かの、
デートとなる、その37歳の女の人と、
オープンテラ ....
ぼくは大卒(夜学だけど)
身長は高いし
年収は、よくわからないけれど、700万円くらい
いい男だし
会社は傾いてきてるけれど
貯金も少しははじめたし
長男だけれど
実家は持ち家だ

 ....
一週間前に呼んだ女の子は、
ぼくの風俗史上、おそらく、
最高の、女の子だった。
あの子といつも遊べるのなら、
もう、
他の女の子と遊ぶことはない。


だけど、
人生というものは、ま ....
芝浜は、
有名な噺だけれど、
甘いし、
先がわかるから、
あまり、
面白くないなあ、
と、
初心者のぼくは、
思ったのだけれど、
今日、
志らくの、
芝浜を聞いて、
なんか ....
カレーうどんを食べるなんて邪道らしく、
うどんはうどんで、
カレーはカレーで食べるべきだと、
グルメのひとはゆうけれど、
ぼくの大好物は、
カレーうどんなのだからしょうがない。


駅 ....
断崖から波をのぞくと
悪童のおののき
かもめの群れ
シャチにかこまれる氷上のこども


黄色いバスの後部座席で
届かぬ祈り
胸の奥の井戸に映る月
断頭台の彫刻の施されたドアー

 ....
千代田線で
背の低い女が
目の前に立ち
ぼくは痴漢と間違われないように
満員電車ではいつも
腕を組むか
両手でつり革をつかむか
本を読むことにしている


暑すぎる夏の朝だった ....
なじみの中華屋さんへ行き
日替わりを頼み
こころを込めて作るので
時間がかかる場合があります
という貼り紙を見つめ
ぼんやり
この世のはかなさについて考える


ふととなりを見ると
 ....
今年は、やたらと、
三連休が多い。
罪なことよ。
だってその長いむなしさに耐えきれず、
つい、
また、
女を買ってしまうから。

「女を買う」というけれど、
むかしのような粋はそ ....
雨。
ソープ通いも濡れる街角。

五千円札を大切にね、って、
ずっと前に遊んだソープ嬢に別れ際に言った。
吉原まで歩いて行くと、
途中に樋口一葉の記念館がある。
「たけくらべ」を思いっき ....
99円ショップは恐ろしい。
800円も持っていれば、
週末分の食料はじゅうぶんに買える。
じゃがいも一袋104円(税込み)。
パスタも300gで104円。
トマトの缶詰。
餃子18個。 ....
三年前の誕生日なら覚えている。
好きな女にメールをもらったから。
帰ったらプレゼントのキリンの置物が届いていた。
でも友達づきあいのつもりらしかった。
まぎらわしいことはやめてほしかった。
 ....
美少女を抱いて、
時間が余ったから、
雨の音をきいた。

このごろは、
フェラはぜんぜんきもちよくなくて、
乳首を舐めさせながら、
手コキをされると、
すぐにイってしまうようになっ ....
ぼくの話を聞いてほしい。
女の子の話で、
タイガーウッズでもないのに、
なんらかの依存症のはなしだ。


日曜日に、指名料をけちって、
フリーで呼んだ女は、最低だった。
気に入らない女 ....
少年よ、きみは、決して働いてはならない
労働するなかれ
きみの魂をきみならしめる何ものかのためのほかには
落ちているパチンコの玉に映る空に
きみの希望をすべて投げかけよ
博打をうて
冬に備 ....
ランボルギーニミウラ
ポルシェ911
マセラッティボラ
ランチャストラトス
デトマソパンテーラ
フェラーリ308GTB


こどものころ覚えた名前
色あせた駄菓子屋のスーパーカー ....
若いよね〜
とちんちんの固さに感心されたので、
32歳ということにしておいた。
女は、
冷めたビッグマックのような42歳で、
体験入店と客には言えと、
お店に念を押されて来たらしかった ....
転職したいと考える。
あまりにも、職場のにんげんどもが、くだらないから。
もういやだ。と思う。
だけど、もちろん、冷静にもなる。
サラリーマンなんて、だれでも、どこでも、似たようなものだ。 ....
何もしなかった三連休に、
フットプリントを残そうと、
ぼくは、デリバリーヘルスに電話をしました。

(デリバリーヘルスの語源は不明ですが、
ピザやお寿司のように、
ある電話番号に電話をして ....
salcoさんのはだいろさんおすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドラミちゃんみたいな女- はだいろ自由詩711-12-14
ごあいさつ- はだいろ自由詩1011-11-19
鮫肌の女- はだいろ自由詩611-11-13
笑ってよ_baby- はだいろ自由詩411-10-30
三千円高い女- はだいろ自由詩711-10-18
ピンクのハートマーク- はだいろ自由詩1511-9-10
恵比寿へ行ったの- はだいろ自由詩811-8-29
自転車で日暮里駅まで- はだいろ自由詩511-7-10
スポーティな女- はだいろ自由詩4+11-5-31
下方修正だけの人生- はだいろ自由詩311-5-26
キッチンでバックから- はだいろ自由詩411-5-23
夜桜- はだいろ自由詩311-4-8
もしぼくがホームレスでも- はだいろ自由詩311-1-16
頭の悪い女- はだいろ自由詩410-12-21
芝浜- はだいろ自由詩110-12-9
カレーうどん- はだいろ自由詩2+10-11-18
吐き気- はだいろ自由詩310-10-21
朝の乳首- はだいろ自由詩2+10-10-15
なじみの中華屋さん- はだいろ自由詩5+10-10-12
風俗やめたい- はだいろ自由詩610-10-11
台東区の女- はだいろ自由詩1+10-10-9
10月最初の女- はだいろ自由詩610-10-2
誕生日の女- はだいろ自由詩310-9-28
雨の日の女- はだいろ自由詩110-9-23
明日の女- はだいろ自由詩310-9-7
少年よ、働くな- はだいろ自由詩510-9-2
スーパーカー消しゴムでぶっ飛ばせ- はだいろ自由詩2+10-8-23
日暮里の女- はだいろ自由詩210-8-22
日曜日19時の女- はだいろ自由詩410-8-1
海の日の女- はだいろ自由詩2+10-7-19

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