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夢を見ていた少年のくっせつ
無用の腕が ひとつひとつと音を立て
分針のリズムに置いていかれる
かみなりの先端を指先でひらいて
少年は蜘蛛の巣にからみ合っていく
浮くよりはむしろ しずんで沈ん ....
下をうつむいて歩けば
六〇度の世界が失われ
三分の一の人間しか享受できずにいる
足は全身を使って地面をたたき
腕は肩につかまって行ったり来たり
お腹が減る
目線を縛らせるのは雑草か
明日 ....
ただのみきやさんの中川達矢さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かみかげ- 中川達矢自由詩213-8-18
三分の一の世界- 中川達矢自由詩511-12-8

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